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過去の名作たち

  1. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 17:27:12 URL [ 編集 ]
    よい話だったけど…終わりかよ!
  2. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 17:59:14 URL [ 編集 ]
    純ェ・・・
  3. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 18:54:58 URL [ 編集 ]
    とくに池沼設定でもなさそうなのに
    唯ちゃんどんだけお荷物扱いされてんだよww
  4. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 21:18:10 URL [ 編集 ]
    せぱぁぁあぁああ
  5. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 21:54:06 URL [ 編集 ]
    13.5話ってとこか
    深い読みしてるなぁ

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憂「傍にいる人へ」

  1. 名前: 管理人 2011/01/27(木) 17:09:28
    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:22:20.58
    8月某日



    純「面白かったねー、祭り!」

    憂「うん!」

    純「あー、でも焼きとうもろこし…私も食べればよかったかなー?」

    憂「純ちゃん…あんまり食べると…」

    純「ストップ!それ以上はダメだよ、憂!」

    憂「う…うん」

    純「って、もう着いちゃったか…憂の家」

    憂「あ…葉書来てる…。梓ちゃんからだ」

    純「なになに?あぁ…残暑見舞いだね。私もジャズ研の先輩達に出そうかなー?」

    憂「………」


    2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:24:37.23

    純「おっと…じゃあ私そろそろ帰るね!」

    憂「…あ!待って!送って行くよ!」

    純「でも…いいの?そろそろ唯先輩帰ってくるんじゃ…?」

    憂「ちょっと待ってて。葉書置いてくるから…」

    純「うん…」


    ◇  ◇


    純「…」

    憂「…」

    純「憂?さっきから何か変だけど…どうしたの?」

    憂「純ちゃん…あのね…?」

    純「?」

    3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:26:35.09
    ◆  ◆


    翌日


    梓「…暇だなぁ」

    梓「夏休みの宿題…は殆ど終わったし」

    梓「トンちゃんの餌…はさっきあげたし」

    梓「…練習しようかな」

    ピリリリリリ ピリリリリリ

    梓「電話…憂からだ」

    ピッ

    梓「もしもし?憂?」

    4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:29:14.62

    憂『……』

    梓「もしもーし?」

    憂『梓ちゃん…』

    梓「どうしたの?何かあったの?」

    憂『今からお家に行っても…いいかな?』

    梓「え?…いいよ?…実は留守番してて、退屈だったんだ」

    憂『それじゃあ…行くね?』

    梓「うん!待ってるから」

    ピッ

    梓「憂…どうかしたのかな…?」

    5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:30:59.59
    ◇  ◇


    ピンポーン

    梓「はーい!」

    ガチャ

    憂「……」

    梓「いらっしゃい。憂」

    憂「梓ちゃん…」

    梓「憂?」

    憂「…ごめんなさい」

    梓「え…?」

    憂「ごめんなさい…!」

    梓「あの…えぇと…」

    憂「…」

    梓「と…とりあえず上がってよ!…ね?」

    憂「…うん」

    8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:32:59.80

    ◇  ◇


    梓「…はい、麦茶」

    憂「…」

    梓「憂?」

    憂「ごめんなさい…」

    梓「もぅ…謝ってばっかじゃわかんないよ?」

    憂「…」

    梓「説明…してくれる?」

    憂「うん…」

    9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:35:06.29

    憂「昨日…プール行ったでしょ?」

    梓「うん、面白かったね!」

    憂「あの時…お姉ちゃんの話…したよね?」

    梓「え?…あぁ…ごめん、あの時ちょっと言い過ぎたかも」

    憂「ううん…いいの。…私、やっと気付いたんだ」

    梓「気付いた?」

    憂「お姉ちゃんを分かってくれる人はいるんだ、って」

    憂「梓ちゃんは…お姉ちゃんの良いところも、そうじゃないところも分かってくれて、それでも見放さないんだ、って」

    梓「あ…でも、それは…」

    憂「うん…『普通』なんだよね」

    憂「私はそんな『普通』のことも…気付かないでいたの」

    梓「憂…」

    10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:37:19.16

    憂「私はお姉ちゃんの良いところたくさん知ってるけど…」

    憂「昔から周りの人は…ほとんど分かってくれなくて」

    憂「だから私が…お姉ちゃんのことを助けてあげようって思ったの」

    梓「…」

    憂「でも…いつの間にか私は、周りが見えなくなってた」

    憂「軽音部に入ったって聞いたとき…本当は不安だったの」

    憂「新しい場所で新しい事を始めて…良く思われないんじゃないかって」

    憂「部活なんて、やらなくていいのにって」

    梓「……」

    11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:39:41.14

    憂「だけど、軽音部の皆さんは優しくて…お姉ちゃんを悪く言わなくて」

    憂「お姉ちゃんも変わらなくて…私は安心してた。…ううん、しちゃってたんだね」

    憂「…そんな時、梓ちゃんに会ったの」

    梓「私…?」

    憂「新勧ライブの日のこと…覚えてる?」

    梓「うん…なんかもう懐かしいね」

    憂「私はきっと…『身代わり』が欲しかったんだと思う」

    梓「身代わり?」

    憂「私の代わりにお姉ちゃんのそばにいてくれる人…」

    憂「私が軽音部に入ったらきっと…比べられちゃうから…」

    梓「…」

    12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:41:44.45

    憂「酷いよね…こんなの…お姉ちゃんのこと助けたいって思ってるくせに…」

    憂「お姉ちゃんに縋りついて…縛りつけて…」

    憂「周りの人も…気付かないうちに傷つけてた…」

    梓「それで…『ごめんなさい』?」

    憂「うん…」

    梓「……憂さ、何か忘れてない?」

    憂「え…?」

    梓「ライブに誘われてついて行ったのも…軽音部に入ったのも」

    梓「いま続けてるのだって…私の意思なんだよ?」

    憂「…!」

    13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:43:59.39

    梓「…傷つけられたなんて全然思ってないし…むしろ感謝してるよ」

    憂「…」

    梓「あの時、憂が背中を押してくれなかったら、きっと軽音部に入ってなくて」

    梓「固い考えのまんま音楽続けて…そのうち挫折しちゃってたんじゃないかな」

    憂「え…っ?」

    梓「音楽はもっとストイックに追求すべきだー、とか考えてさ」

    憂「…梓ちゃんギター上手いのに」

    梓「そういう事じゃないんだよ、憂」

    梓「上手い下手がないわけじゃないけど…その人にはその人だけの音があって」

    梓「その一生懸命な音をみんなで合わせるから、きっといいものになるんだよ」

    14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:46:08.03

    梓「なんて、これは澪先輩の受け売りなんだけどね」

    憂「…」

    梓「でも、よく考えたらこれも『普通』なんだよ」

    梓「私も『普通』のことに気付かないでいたんだ」

    憂「梓ちゃん…」

    梓「それに、知らないうちに人を傷つけるなんて…誰だってあるよ」

    梓「私なんか凄いかもね?」

    憂「そんな…」

    梓「自分で言うのもなんだけど、頑固だし、不器用だし、融通利かないし」

    憂「そんなことないよ!梓ちゃんのこと優しくて好きだって言ってる子、いっぱいいるよ!」

    梓「そう?」

    憂「そうだよ!」

    15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:48:18.80

    梓「…きっとそれも憂のおかげだね」

    憂「私の…?」

    梓「憂と一緒にいると…なんて言うか、あったかい気分になって」

    梓「優しくなれる気がするんだよね。上手く説明できないけど」

    憂「………」

    梓「憂?」

    憂「…ゆうべね、梓ちゃんと別れたあと、純ちゃんをバス停まで送っていって」

    憂「純ちゃんにも謝ったの」

    梓「…うん」

    憂「そしたら、いまの梓ちゃんと同じこと言ってたから…」

    梓「だったらそうなんだよ!絶対!」

    憂「…」

    梓「憂は、優しい子だよ」

    16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:50:50.12

    梓「それに、憂はさっき唯先輩のこと縛り付けてるとか言ってたけど…」

    梓「きっと唯先輩はそんな風には思ってないよ」

    憂「そう…かな…?」

    梓「部活終わったあとの帰り道って、最後は私と唯先輩のふたりになるんだけど」

    梓「そしたら大抵、憂の話だもん」

    憂「…」

    梓「『ねぇねぇあずにゃん、聞いて聞いて~!憂がね~』って」

    憂「本当…?」

    梓「うん。唯先輩も憂のこと大好きなんだね…。じゃないとあんな風に笑って話さないよ」

    17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:53:00.26

    憂「でも私…お姉ちゃん離れしないと…いけないよね…」

    梓「…」

    憂「…」

    梓「ゆっくりで…いいと思うよ」

    憂「…」

    梓「私でさえ…こんな…なんだもん」

    梓「ずっと…一緒だったんでしょ?」

    憂「うん…」

    梓「だから…ゆっくりでいいと思う」

    憂「梓ちゃん…」

    18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:55:35.07

    憂「私…軽音部…」

    梓「それも…ゆっくり考えてよ」

    梓「憂が決めたことなら私は絶対、恨んだりなんかしないし…!」

    憂「…うん」

    憂「ありがとう、梓ちゃん」

    梓「お互いに不安になることも…きっとあると思うけど…いっしょに頑張ろ?」

    憂「うん…!」

    19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 09:57:40.55

    ◇  ◇


    梓「あ…麦茶、ちょっとぬるくなっちゃってる…」

    憂「ごめんね、私のせいで…」

    梓「いいっていいって!また氷入れればいいんだし」

    憂「そう…だね。きっと他のことも…そうなんだよね」

    梓「……うん」

    憂「…梓ちゃんが友達になってくれて…よかった」

    梓「それは私も同じだよ」

    憂梓「…えへへ」

    ピリリリリリ ピリリリリリ

    梓「あ…純だ」

    21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 10:00:35.13

    ピッ

    梓「もしm」

    純『あずさあああああああああああ!!!』

    梓「うわっ!な…なに!?」

    純『暇!』

    梓「純…宿題は?」

    純『それはそれ、これはこれ』

    梓「……」

    22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 10:02:57.63

    純『今から遊びに行ってもいいよね?』

    梓「まぁ…いいけど」

    憂「純ちゃんもおいでよー!」

    純『え!?何!?憂もいるの!?行く!絶対行く!今すぐ行くから!!』

    プツッ

    ツー ツー

    梓「まったくもぅ…」

    憂「今日も元気だね、純ちゃん」

    23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/27(木) 10:04:59.05

    ピンポーン ピンポーン

    憂梓「はやっ!!」

    梓「絶対近くまで来てたな…」

    憂「あはは…」

    梓「やれやれ」

    梓「行こっか?憂」

    憂「うん!」

    ガチャ

    純「ぃやっほーぅ!」

    憂梓「いらっしゃーい!」



    おしまい

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澪「あのさ律、実は規制がとけたんだ」
唯「憂がかわいすぎる!!」
憂「ふぁくっち!!!」
  1. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 17:27:12 URL [ 編集 ]
    よい話だったけど…終わりかよ!
  2. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 17:59:14 URL [ 編集 ]
    純ェ・・・
  3. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 18:54:58 URL [ 編集 ]
    とくに池沼設定でもなさそうなのに
    唯ちゃんどんだけお荷物扱いされてんだよww
  4. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 21:18:10 URL [ 編集 ]
    せぱぁぁあぁああ
  5. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/27(木) 21:54:06 URL [ 編集 ]
    13.5話ってとこか
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