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唯「ハートキャッチプリキュア!」

  1. 名前: 管理人 2010/09/12(日) 11:30:36
    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 18:32:50.59
    唯「うーいー、今週の日曜日は何やる?」

    憂「えっと、今週は買い物に行こうと思ってるよ」

    唯「ほーい、何買うの?」

    憂「えっと、日用品なんだけど量が多くなりそうだから……」

    唯「荷物持ちだね!任せて!」

    憂「あっ重いのはかわいそうだから私が持つよ!」

    唯「えぇ~全然大丈夫だよ~」

    唯「なんなら料理も洗濯も任せてよ!」フンス!

    憂「それは……う、うん、考えておくね」ニコッ

    唯「……」ジー

    憂「わ、私お風呂掃除してくるね」アセアセ

    唯「……」シュン


    2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 18:34:36.42
    部活!

    澪「ほら、律、唯!練習するぞ!」

    律「もーちょっと!もーちょっとだけお茶にしようよー澪ちゅわん!」

    唯「そうだよ!せっかくおいしいお菓子もあるし!」

    梓「駄目です!もう文化祭まで日がないんですよ!」

    律「でもまぁ演奏自体はいい感じじゃん?それに明日は土曜日だし一日中練習できるしさ~」

    梓「それはそうですけど……そうやって余裕を見せてると本番で失敗しちゃいますよ!」

    澪「梓の言うとおりだ!それに今から頑張ればもう1曲新曲を組み込む事だって出来るんじゃないか?」

    律「えぇーっ!?今のままでいいよー」

    澪「お前部長だろ!もっとやる気出せ!」ゴツン

    紬「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ」

    唯「10回」

    梓「6回です」

    3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 18:38:11.74
    コンコン
    憂「あのー、失礼しまーす」ガチャ

    唯「あっういー!」

    梓「憂どうしたの?」

    憂「うん、先生に用事を頼まれて遅くなっちゃったから軽音部を見学してお姉ちゃんと一緒に帰ろうかなって」

    唯「やったぁ!一緒に帰ろう憂!」

    梓「その前に練習です!」

    唯「分かってるよ~憂聞いていってね」

    憂「うん!」キラキラ

    澪「やれやれ、憂ちゃんのおかげで練習が出来そうだよ」

    律「しゃーない!じゃ、やるかぁ」

    澪「なんか律って憂ちゃんが来るとやる気出してないか?」

    律「いやぁそんなことないってー!」

    紬「憂ちゃんお茶とお菓子もあるから遠慮なくどうぞ~」

    憂「はい、いただきます!」

    4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 18:41:36.23
    ・・・

    律「よーし!今日の練習終わり!」

    澪「うん!良い出来だったな!特に唯!」

    梓「はい!リズムも音もすごく良かったです!」

    唯「そ、そうかなぁ?才能かなぁ?えへへ」

    紬「違うわ!憂ちゃんが見てるからよ!」

    憂「えぇっ!?」

    紬「唯ちゃんは憂ちゃんに良い所を見せたかったのよね!」

    唯「そ、それはまぁそうだけど……」

    紬「憂ちゃんの為にいつも以上に頑張っちゃう唯ちゃん……素敵……」ホワァ

    唯「いやぁその、そうやって言われると……///」

    紬「照れてる唯ちゃんかわいい……憂ちゃん!見てあげて!」

    澪「落ち着け!落ち着けムギ!」

    律「ま、まぁ帰ろっか?ははは」

    憂「そうですね」ニコニコ

    5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 18:44:56.20
    ・・・

    律「じゃあ私たちこっちだから!」

    憂「はい!お疲れ様でした!」

    澪「……」

    律「どったの澪?早く行こうぜ」

    澪「皆!やっぱりさ、文化祭のライブもう1曲新曲やらないか?」

    梓「賛成です!今日の出来なら全然不可能じゃありませんよね!」

    澪「ああ!私達にとっては最後の文化祭なんだし、頑張ってみないか?」

    紬「確かにもう1曲やれたら気持ちいいかもしれないわ!」

    律「そうは言ってももう1曲覚える時間なんてないんじゃない?」

    澪「だからさ、これからは土曜日だけじゃなくて日曜日も音楽室開けてもらって練習しないか?」

    唯「!」

    憂「……」

    律「えぇ~~っ!?」

    6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 18:48:27.19
    澪「最後の文化祭だろ!それくらいやってもバチ当たらないぞ!」

    律「んー、まぁ最後だし、か……唯はどう?」

    唯「私は反対!」

    澪「なっ、どうして反対なんだ?」

    唯「だってそれじゃ毎日練習だよ?休める日無くなっちゃうよ?」

    梓「ライブ前なんだから当然です!唯先輩は出来る限り最高のライブにしたいって思わないんですか!?」

    唯「それは思うけど……無理に練習したって楽しくライブなんて出来っこないよ!」

    梓「頑張って練習したからこそライブで成功した時の喜びが増すんじゃないですか!」

    紬「梓ちゃん落ち着いて!唯ちゃん何か理由があるの?」

    唯「それは……」チラ

    憂「!」

    唯「た、ただ単純に休みがほしいからだよ!ゴロゴロしたいもん!」

    7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 18:50:26.02
    梓「はぁー、そんな理由で……憂も何か言ってやってよ!」

    憂「あ、えっと、その……・」チラ

    唯「……」

    律「!!」

    憂「わ、私は、賛成です……」

    唯「!!?」

    澪「唯、憂ちゃんもこう言ってるしさ、最高のライブにしたいだろ?」

    紬「唯ちゃん?」

    唯「とにかく私は反対だから!行くよ憂!」ギュ

    憂「あっお姉ちゃん引っ張らないで……!」

    澪「お、おい唯!?」

    8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 18:53:23.09
    律(あちゃー……)

    紬「行っちゃった……」

    梓「唯先輩どうしてあんなに強情だったんでしょうか?」

    澪「ごめん、私が無茶言い出したばっかりに……」

    梓「澪先輩は悪くないです!私だってもう1曲やりたいです!」

    澪「ありがとう梓、でもやっぱり唯には悪いことをしたな」

    律「軽音部の事を思って言った事だし澪は悪くないよ」

    律「まっ明日みんなで謝ろうぜ、唯があそこまで強情なのは訳があるんだろうしさ」

    澪「律、こういう時だけはちゃんと部長だな」クス

    律「まぁな、ってこういう時だけってどういう意味でございますかしら!?」

    紬「唯ちゃん……」

    9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 18:57:00.18
    平沢家!

    憂「おねえちゃん……」

    唯「……」

    憂「お姉ちゃん、さっきはお姉ちゃんの味方しなくてごめんね?」

    唯「……なんで」

    憂「……」

    唯「何であんな事言ったの!?日曜日は……」

    憂「うん、部活で私との時間が取れないからってお姉ちゃんと毎週一緒に遊ぶ約束をしたよね」

    唯「そうだよ!それに今週は買い物に行く約束だよね?憂も荷物多いからって言ってたもん……」

    憂「それはそうだけど……」

    唯「じゃあ憂もあそこで日曜日は駄目ですって断ってくれたっていいじゃん……」

    憂「あのままじゃ軽音部の仲に亀裂が出来ちゃうと思ったから……」

    憂「私のわがままで軽音部の仲を裂くような事は出来ないよ」

    唯「憂はいつもそうだ!そうやって自分ばっかり我慢する!」

    唯「だからさっきだって日曜日は憂と遊ぶって言わなかったのに!皆にお願いされたら憂は絶対引き下がるから!」

    10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:00:07.20
    憂「我慢じゃないよ!お姉ちゃんと遊べなくなるのは寂しいけど文化祭でお姉ちゃんの演奏が聞けないのはもっと寂しい!」

    憂「私、文化祭のライブすごく楽しみにしてるから!」

    唯「別に日曜日憂と遊んでたって文化祭でライブは出来るよ!」

    憂「ううん、亀裂が生じたままの軽音部の演奏は私が聴きたい演奏じゃないよ……」

    憂「こういう話が出た以上、やっぱり新曲を組み込まなきゃ皆さん最高のライブとは言ってくれないよ……」

    唯「だったら!このまま日曜日に練習参加したって私は心から楽しく演奏できないよ!」

    憂「!! で、でもお姉ちゃんがせっかく夢中になれる物を見つけたのに……」

    憂「私、いつまでもお姉ちゃんの足枷になりたくないよ……」グス

    唯「ちょ、ちょっと待ってよ!憂は私が憂に気を遣って日曜日空けてると思ってるの!?」

    憂「うーん、ちょっとは……思ってるかも……」

    唯「ち、違うよぉ!憂は特別!私が憂と遊びたいだけなんだよ!」ダキッ

    憂「わっお姉ちゃん///」

    唯「だって憂は大切な妹なんだから!」

    憂「えへへ、ありがとお姉ちゃん……でもね、やっぱり日曜日は部活に参加して?」

    憂「やっぱり私は軽音部で頑張ってるおねえちゃんが大好きだから」

    11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:04:15.07
    唯「それは憂の本心?」

    憂「本心だよ?」

    唯「どうしても?」

    憂「どうしても」

    唯「じゃあもういいよ……憂の馬鹿!分からず屋!」ダッ

    憂「あっお姉ちゃん!待って!」


    憂(ごめんねお姉ちゃん……)

    憂(ホントはお姉ちゃんが気を遣ってるなんて思ってないよ)

    憂(私がお姉ちゃんを大好きなように、お姉ちゃんも私を好きでいてくれてるのは分かるから)

    憂(でもやっぱり、私は本心を曝け出す事は出来ないよ)

    憂(だって……)

    憂(あの話を聞いちゃったから)

    12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:07:26.39
    ――――――

    ――――――――――――

    ――――――――――――――――――

    2年前夏休み
    憂「あっ、律さんいらっしゃい!」

    律「やっほー憂ちゃん!唯いるかな?」

    憂「はい、今呼びますね!」

    憂「おねーちゃーん!律さんが来たよー!」

    唯「ほぇ?りっちゃん?どしたの?」

    律「いや~今日部活ないから暇でさぁ!急に憂ちゃんにこの前のゲームのリベンジしたくなってさ」

    憂「えっ私ですか?」

    律「うん、急だから駄目だったかな?」

    唯「全然駄目じゃないよ!ねっ憂!」

    憂「うん!それに今もちょうどお姉ちゃんとゲームやってたんですよ」ニコニコ

    律「おっそうなの?よっしゃー今日は勝つぞーっ」

    憂「えへへ、まだまだ負ける気はありませんからね!」

    13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:10:01.71
    数時間後
    律「だーっ!一回も勝てねーっ!」

    唯「憂に勝つのは無理だよりっちゃん~」

    律「唯にも勝てないなんて……プライドが……」

    唯「なにそれーひっどーい!」

    律「ははは、冗談だって!」

    憂「律さん、ご飯食べていきません?」

    律「えっ?」

    唯「憂はご飯も上手なんだよー」

    律「そうなのか、本当に何でも出来る子だな」

    唯「うんうん、だから食べて行きなよ~」

    律「で、でも急に押しかけてご飯までなんて……」

    憂「えへへ、律さんって意外と遠慮するタイプですか?」

    唯「えぇ~いがーい!もっと図々しいのがりっちゃんなのにー!」

    唯憂「ねー?」

    15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:14:13.84
    律「なにをー!?だったら冷蔵庫の中身全部食ってやる!」

    憂「じゃあ全部料理しちゃおっかな!」

    律「あ、憂ちゃん、冗談だから……マジで作らないでね……?」

    唯「じゃありっちゃん!憂の邪魔しないように私の部屋行こう!」

    律「いや、手伝ったりしないのかよ!」

    憂「あ、お姉ちゃんが料理すると危なっかしくて…その……」

    律「あ~、ははは!了解、お守り役は任されたよ」

    唯「早く早く~憂出来たら呼びに来てね!」グイグイ

    憂「うん!」

    律「唯、引っ張るなってば~」

    憂「よーし、がんばって作るぞ~!」

    16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:19:18.56
    ・・・

    憂「ふんふ~ん♪」ペロ

    憂「んっ、上手に出来ましたぁ♪」

    憂「お姉ちゃん達を呼びにいかなきゃ」タタタッ


    「なんだよーかしこまってさぁ」

    「うん、実はね……憂の事で」


    憂「今、憂って言った?何の話をしてるんだろ?」ソーッ


    唯「私の家さ、両親がよく家を空けてて憂と二人きりの事が多いんだ」

    律「だから今日もこの前もいなかったのか」

    唯「うん、それでね、憂と二人で家事を分担しようって事になってるんだけど……」

    律「あぁ~それで部活参加できない日もあるってこと?」

    17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:23:43.14
    唯「いやぁそれが分担したは良いけど私ってどうにも家事に向いてないみたいで」

    唯「結局憂に頼りっぱなしなんだよね」

    律「まぁ唯らしいというかなんと言うか……」

    唯「でね、憂がそれなら家事は私がやるからお姉ちゃんは部活をがんばってって」

    律「いい子過ぎて泣けてくるな~」

    唯「うん、えへへ///でもね私が部活してる間、憂は一人で家事をしてるんだぁ」

    律「そっか、それだと寂しいよな……」

    唯「うん、でも憂は私に思いっきり楽しんで欲しいってお願いしてきたんだよ」

    唯「私、今まで何かに一生懸命取り組むことってあんまり無かったから……」

    律「ホント健気だなぁ。じゃあ毎日部活に来るのかー?」

    唯「うん!お菓子食べてお喋りして演奏して!思いっきり憂に甘えようかと思います!」フンス

    律「そりゃ助かるけどさぁ……でもそれだと憂ちゃんが……」

    唯「皆言うんだけど憂ってさぁ、本当に本当によく出来た子なんだよね」

    律「あぁ、今時珍しいくらいにな」

    18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:28:34.78
    唯「うん、憂は私が部活に行く事で幸せを感じてる事を分かってるからそう言ってくれるんだと思う」

    律「なるほどなぁ」

    唯「そんな憂がもし弱音を吐いたなら、それは本当のSOSだと思うんだ」

    唯「私も憂の望むことは全部してあげたい」

    唯「だから…憂がもし一言でも寂しいって言ったら、寂しそうな素振りを見せたら、私は軽音部を辞めるね」


    憂(えっ…?)


    律「なっ!?唯、何もそこまで…」

    律「例えば何曜日は部活休みにして家に帰るーとかそんな感じじゃ駄目なのか!?」

    唯「憂は勘も良い子だからね、憂の為に部活を休んでるなんてバレたら余計気を使わせちゃうよ…」

    律「そっか、元々唯の為に頑張ってるんだもんなぁ…」

    唯「うん、でも憂が悲しんでるのに私だけってわけにはいかないよ…」

    律「唯……」

    律「しかたないなー分かったよ」

    唯「えっ?」

    20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:31:59.10
    律「唯の覚悟は伝わったって事!」ニカッ

    律「普段ボヘーッとしてる唯がそこまで真剣になるんだもんな!唯がいなかったら軽音部自体出来てないし」

    唯「りっちゃん…」グス

    律「その唯が目一杯部活出来る様に頑張ってくれてる憂ちゃんを疎かにしたら罰が当たるって!」

    唯「うん…ごめん…」

    律「いいってば!それに憂ちゃんが寂しがってるかもしれないってのは唯の憶測だろ?」

    唯「う、うん…でも憂は寂しがり屋さんだから…」

    律「うん、もちろん私もそんな簡単に辞めてもらいたくないからひとつ条件がある!」

    律「部活以外では全力で憂ちゃんと一緒にいる事!」

    唯「うん!それはもちろんそのつもりだよ!というより私が憂と一緒にいたいよ!」

    律「よーっし!その気持ちがあれば大丈夫だろ!」

    唯「うん!えへへ、りっちゃんありがとね」

    唯「あとね、軽音部の皆には言わないで欲しいんだぁ」

    律「まぁあいつらがこんな話聞いたら遠慮して部活減らしかねないもんなぁ」

    律「でも、もしもの時はあいつらに言うぞ?唯の名誉の為にもさ」

    21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:36:03.14
    唯「ありがとうりっちゃん…りっちゃんだけに背負わせちゃってごめん…」グス

    律「水臭いぞー唯、気にすんなって!なんてったって私は軽音部のぶちょ…」

    唯「形だけの部長なのにありがとね…」グス

    律「…おい」


    憂(ちょ、ちょっと待ってよ!私が原因でお姉ちゃんが軽音部を辞めちゃう…?)

    憂(お姉ちゃんが私の事をそこまで想ってくれてたのは嬉しいけどそんなこと絶対させるわけにはいかない…)

    憂(………私が、寂しいって思わなければ大丈夫なんだよね?)


    唯「そー言えば憂まだかなー?」

    律「憂ちゃんの料理楽しみだなー」ジュルリ

    唯「私ちょっと聞いてくるよ!」


    憂(わわっ、戻らなきゃ…)コソコソ

    22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:39:55.92
    ――――――――――――――――――

    ――――――――――――

    ――――――


    憂(お姉ちゃんの最後の文化祭まであともう1ヶ月…)

    憂(もしここで私がお姉ちゃんを引き止めたらお姉ちゃんはきっと軽音部を辞めちゃう)

    憂(お姉ちゃんは不器用だよ…私の為に自分を犠牲にしようとしてる…)

    憂(でもそんなお姉ちゃんの覚悟を無駄にしたくないから何も言えずにいる私も十分不器用かな?)クス

    憂(うん、私は大丈夫…大丈夫だ…)

    憂(………)

    憂(…文化祭でのライブ頑張ってね、お姉ちゃん)

    24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:42:15.94
    次の日!

    憂「お姉ちゃん起きて!今日は朝から部活でしょ?」

    唯「うい~おはぁよ~」ダキッ

    憂「わわっ!おねえちゃん、朝御飯食べていくでしょ?」

    唯「はっ!」パッ(私昨日憂と喧嘩したんだった!)

    唯「い、いらないよっ!ふんっ!」

    憂「駄目だよ!昨日だってあれからすぐに寝ちゃったし何も食べてないでしょ!?」

    唯「う、うぅっ、でもいらないものはいらn……」グゥー

    唯「あっ」

    憂「うん、お腹は正直だね!もうご飯出来てるからね」

    唯「くそ~空気を読め胃袋」グゥー

    27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:46:30.29
    ・・・

    唯「いただきます」

    憂「はーい、召し上がれ♪」

    唯「昨日喧嘩したのに憂は普通だね」ムシャムシャ

    憂「お姉ちゃんが私の心配してくれただけでしょ?喧嘩だなんて思ってないよ~」

    唯「むー憂は相変わらず大人だなあ」

    憂「そ、そんな事ないよ……」

    唯「私は朝から意地張ってたのにさ」

    憂「それだけ私の事を想ってくれてるんだよ、私すごく嬉しかったから……」

    唯「でへへ~そう?」

    憂「うんっ」

    唯「ごちそーさま!じゃ、行ってくるね」

    憂「いってらっしゃい、練習頑張ってね」

    28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:50:27.77
    ・・・

    唯「はぁー、なんて情けない姉なんだ」スタスタ

    唯「でもこのまま日曜日部活に参加するわけには行かないよ」

    唯「憂に辛い思いをさせてまでライブしたって意味ないもんね」

    唯「皆に軽音部を辞めるって言う事も覚悟しておかないと駄目、だよね…」

    唯「心の準備が…………そうだ!とりあえず川原で自主練にしよう!」

    唯「そうと決まればレッツゴー♪」

    ・・・

    唯「着いたぁ~」

    唯「さぁてライブも近いし練習を……ってせっかく良い天気だしお昼寝してからでも良いよね」

    唯「携帯の電源も切っておこうっと」

    唯「担いだギターの重みが心地よい……」

    唯「起きたら練習始めよっと……むにゃ…………・・」

    唯「……」スピースピー

    30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:55:09.41
    ・・・

    澪「なぁ、そろそろ練習しないか?」

    律「練習するったってさ~唯がまだ来てないじゃん」ズズー

    澪「ああ、携帯に連絡しても電源が切れてるみたいだし……」

    紬「昨日の今日だからね……唯ちゃん……」

    梓「まったく!ライブはどうなっちゃうんですかね」

    澪「やっぱり昨日あんな事言わなければ良かったな」

    律「今更そんな事言ってもしょうがないって!梓、憂ちゃんは?」

    梓「あっ、そうですね!今から聞いてみます」

    梓「……」プルルプルルガチャ

    梓「あ、もしもし憂?うん、おはよう」

    梓「あのね、唯先輩がまだ部活に来てないんだけど寝坊かな?」

    梓「えっ!?ずっと前に家を出てる?」

    澪「!!」

    32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 19:58:11.21
    梓「そう、うん、あ、携帯は電源切ってるみたい」

    梓「え、憂?ちょっと……あっ、切られちゃった」

    律「家はちゃんと出たのに来てないって事は……事故とか?」

    澪「それもあるかもしれないけど、おそらく昨日の事が原因なんじゃないか?」

    紬「私もそう思う、もし事故なら憂ちゃんに連絡があるはずだもの」

    律「……」

    梓「多分憂も探しに出たはずですしね」

    澪「行こう!唯と話をしないと!」

    律「ちょーっと待ったあっ!!」

    澪「なんだ律?早く唯を探さないと…」

    律「みんな聞いてくれ!唯がどうしても日曜日に参加したくなかった理由!」

    34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:00:14.73
    澪「なっ!?お前知ってるのか!?」

    律「実は知ってるんだなーこれが」

    梓「だったら何でもっと早く言ってくれないんですか!」

    律「悪いな、唯に口止めされてたんだよ」

    律「ただ、さすがにこの状況だとお前らも事情を知っておくべきだと思ってさ」

    澪「大体なんでお前だけが知ってるんだよ!?」

    紬「二人とも落ち着こう?りっちゃん、教えてくれる?」

    律「悪いな、ムギ。あれは高校1年生の夏休み―――」


    ・・・

    憂「お姉ちゃんどこ行っちゃったの……?」

    憂「やっぱり昨日の事を気にして?……とにかく探さなきゃ!」タッタッタッ

    39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:03:44.43
    すいませんちょっと用事が出来たので席外します
    明日まで保守お願いします

    42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:07:44.35
    あ、一回言ってみたかっただけ
    飯食ってくる

    46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:26:33.69
    ・・・

    えりか「いやぁ~たまには川遊びも良いね~つぼみっ!」

    つぼみ「はいっ!川原に咲いてる綺麗なお花も見れますし!」

    えりか「そうだね~、そういえばシプレとコフレってどこ行ったの?」

    つぼみ「さっきまで蝶々を追い掛け回してるのが見えてたんですが、今はいませんねぇ」

    えりか「えぇーっ!?それやばいよつぼみ!誰かに見られたら!」

    つぼみ「そ、そうでした!えりか、急いで探しましょう!」

    48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:29:38.24
    ・・・

    シプレ「蝶々さんいなくなっちゃったですぅ」

    コフレ「ついでにえりか達ともはぐれたですっ」

    コフレ「あっ!あそこで誰か寝てるですっ!」

    シプレ「コフレ!バレたらまずいですぅ!」

    コフレ「寝てるから大丈夫ですっ!」


    シプレ「これは一体なんです?」

    コフレ「さぁ~こんなもの持って寝るなんてよっぽど眠かったのかもしれないですっ」


    唯「ん~?むにゃむにゃ……・」

    コフレ「!!」

    シプレ「ぬいぐるみのフリするですぅ!」パタ

    49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:32:18.35
    唯「ふわわわぁ~、って今この人形喋ってなかったっけ?」

    コフレ「……」

    唯「ん~、絶対喋ってたよ!間違いないよ!」

    シプレ「……」

    唯「持って帰って憂に調べてもらおうかな?」

    えりか「す、すいませ~~んっ!」

    唯「ほぇ?私?」

    つぼみ「はいっ!そ、その人形私たちのなんです!」

    シプコフ(つぼみ~~えりか~~~~!!)

    唯「あっそうなんだ~じゃあ、はいこれ」

    えりか「いやぁ、どもども」

    唯「あれ?でも何でこんな所に置いてあったんだろ?」

    50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:36:44.21
    つぼみ「えっ、あ、いや、あの実は私それで遠投の練習をしてましてっ!!」

    えりか(つ、つぼみぃ、それはさすがに苦しい……)

    唯「そうなんだ、すごいね!頑張ってね!」

    えりか(うそぉっ!?)

    つぼみ「はいっ!ありがとうございます!」

    えりか「あ、ギターだ」

    唯「ギターのギー太だよ!」フンス

    つぼみ「ギター弾けるんですか?わぁ~かっこいいです!」

    唯「いやぁそれほどでもぉ~でへへ」

    えりか「ねっねっ、ちょっと弾いてみせてよ!」

    唯「いいよぉ!じゃあ弾くね」

    ジャッジャッジャッジャジャジャジャカジャカジャンジャン♪

    えりか「おぉ~~!!かっこいい~~~」キラキラ

    52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:39:32.29
    唯「えへん!あ、私は平沢唯だよ!」

    えりか「私の名前は来海えりか!そしてこっちが」

    つぼみ「花咲つぼみです!よろしくお願いします!」ペコリ

    唯「わわっ、こっちの子は礼儀正しいねっ!」

    つぼみ「いえっ、引っ込み思案なだけです///」

    えりか「あったねぇ、そんな設定~」

    つぼみ「むぅ~えりか!どういう意味ですかぁ!」

    えりか「あはは、ごめんごめん!」

    唯「えへへ、二人は仲良しだねえ」

    えりか「まっ、家も隣同士だしねー!姉妹みたいなもんかな?」

    えりか「って、私には本当のお姉ちゃんも一応いるけど……」

    唯「姉妹、かぁ……」

    つぼみ「どうかしたんですか?」

    唯「うん、実は……かくかくしかじか四角い……でね」

    53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:43:07.53
    えりか「なるほど~、つまり妹さんを優先してあげたいけど妹さんは部活に参加して欲しがってると」

    つぼみ「うーん、これは難しい問題ですねぇ……お互いに想い合ってるから生じた問題ですし」

    えりか「えーそうかなあ?妹さんが参加して欲しがってるなら参加すればいいだけなんじゃない?」

    唯「うん、でも絶対憂は本当は寂しいはずなのにそれを隠してるような気がするんだぁ」

    つぼみ「それは何故ですか?」

    唯「うーん、なんとなく?」

    えりか「なっ、なによそれぇ」ズルッ

    唯「でへへ~」

    つぼみ「でもこんなに妹さんの事を想ってる唯さんが言うんだから間違いないです!」

    えりか「だったら本当の事を言うように頼んでみたら良いよ!」

    つぼみ「えりかは単純に考えすぎです!」

    つぼみ「憂さんはきっと唯さんに迷惑を掛けない様に本心を隠しているはずなんです!」

    54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:47:13.19
    えりか「でも迷惑って?」

    つぼみ「だから!唯さんが軽音部の皆さんと仲違いしないようにしてるんです!」

    えりか「えぇー!?そんな事くらい別に隠す必要もないんじゃない?」

    つぼみ「た、確かに…」

    えりか「でしょ?寂しいけど文化祭までは仲違いしない様に軽音部を優先して!って言えば唯さんも納得するよねぇ?」

    唯「う、うん…」

    えりか「それなのに頑なに本心を隠そうとするなんて絶対変だよ!」

    唯「!!」(あれ…でも憂は私が軽音部を辞めるつもりって事は知らないはずだよね…?)

    つぼみ「うーん…えりかの言う事も一理ありますね…」

    えりか「にしし、つぼみの方が単純だったんじゃないの?」ニヤニヤ

    つぼみ「!! と、とにかく憂さんはとても優しいんです!唯さんに心配かけさせたくないんです!」

    つぼみ「あぁ美しき姉妹愛!想い合う二人にどうしてこんな試練が与えられたんでしょう!?」

    えりか「つ、つぼみ、落ち着きなよ……」

    唯「えへへ、つぼみちゃんありがと~」ダキッ

    56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:50:26.94
    つぼみ「きゃぁ!ゆ、唯さん!?恥ずかしいです……///」

    えりか「唯さんって面白いよねー!私もこんなお姉ちゃん欲しかったかも!」

    唯「えりかちゃんはお姉ちゃんがいるんでしょ?」

    えりか「うん、でも桃姉とはケンカばっかりだしさ~」

    唯「でもそれってちゃんと言いたいことが言い合えるって事だよね?うらやましいな~」

    えりか「えーっ仲良し姉妹の方が絶対良いって!さっきも憂さんの自慢話ばっかりだったし!」

    シプレ「つぼみ!えりか!」

    つぼみ「はわわっ!」
    えりか「わーーーーっ!!」

    唯「つぼみちゃんえりかちゃん?どうかしたの~?」

    つぼみ「な、なんでもありませんっ!あははははっ!えりか!ちょっと!」
    えりか「うんっ!唯さんまた後でー!」ダッ

    57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 20:52:24.22
    唯「ほぇ?どうしたんだろ?」

    唯「でも、言いたい事が言い合える仲か……」

    唯「憂は私に本音をぶつけてくれた事ってあるのかな?」

    唯「……ないよね。それはやっぱり私が頼りないから……?」シュン

    サソリーナ「あら~ん?心のションボリしてる子見~つけた♪」

    唯「わっ!変な人!」

    サソリーナ「誰が変な人よ!失礼しちゃうわん!」

    唯「どうもすいませんでした!」ペコッ

    サソリーナ「あ、いえいえお構いなく……ってそうじゃなくて!心の花頂いていくわね~」

    唯「ほぇ?何の話?」

    サソリーナ「心の花よ!出てきてぇん」

    59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:00:12.19
    憂「お姉ちゃん、あぶない!」ドン!

    唯「うわっ!え!?憂!?」

    憂「きゃあああああああ!!」

    サソリーナ「あらぁ?あ、でもこっちの子も心の花が萎れてるからいいわん♪」パキンッ

    唯「憂!!!なに!?なんでこんな小さい水晶の中にいるの!?」

    サソリーナ「んー、あらギター?これでいいわぁ」

    唯「ねぇ!憂をどうしたの!!元に戻して!」

    サソリーナ「んっふふ、デザトリアンのおでましよぉ!!」

    デザトリアン(憂)「ギーーーーターーーーーー」

    唯「憂!ういいいいっ!!!!」

    60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:03:24.16
    ・・・

    えりか「はあっ!?お腹すいただけ!?」

    コフレ「こればっかりはしかたないですっ!」

    えりか「もぉ~そうかもしれないけどもう少しで正体バレちゃうところだったじゃん!」

    つぼみ「シプレ!コフレ!もう人前で喋らないでくださいね!?」

    シプレ「緊急事態だったですぅ……」

    えりか「まっ早いとこ胃袋満たして唯さんの所に戻ろうよ!」

    つぼみ「そうですね、急に逃げ出したから心配してるかもしれません!」


    「ギーーーーターーーーーー」


    えりか「!! い、今のって……」

    シプコフ「デザトリアンですぅ!!!」

    つぼみ「えりかっ!」

    えりか「やるっしゅ!!」

    62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:06:12.71
    シプコフ「プリキュアの種、いくですぅ~!」

    つぼえり「プリキュア!オープンマイハート!!」

    ブロッサム(つぼみ)「大地に咲く、一輪の花!キュアブロッサム!」

    マリン(えりか)「海風に揺れる、一輪の花!キュアマリン!」

    ブロマリ「ハートキャッチプリキュア!!」


    ・・・

    マリン「サソリーナ!」

    サソリーナ「あら、随分と早いじゃないプリキュア」

    ブロッサム「マリン!デザトリアンの近くに唯さんが!!」

    マリン「とりあえず唯さんを助けないとねっ!」ダッ

    ブロッサム「はいっ!」ダッ

    63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:08:31.97
    唯「うぅ…ういぃ……」ポロポロ

    ブロッサム「大丈夫ですかっ!?」

    唯「だ、誰っ!?」

    マリン「私たちはプリキュアだよ!」

    ブロッサム「ここは危険です!とりあえずここから離れてくださいっ!」

    唯「憂がっ!憂を助けて!」

    ブロッサム「えっ!?まさかっ…」

    デザトリアン「ギーーターーー」

    マリン「デザトリアンにされたのは憂さんなの!?」

    ブロッサム「マリン!早く憂さんを助けましょう!」

    マリン「うん!いこうっ!ここは私達に任せて、ここから離れて!」

    唯「う、うんっ…」タッ

    64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:12:33.53
    サソリーナ「いきなさいっ!デザトリアン!」

    デザトリアン「ギターーーギーーターーーーー!!」ジャカジャカジャカジャカ

    マリン「うぅっこの音は……!?」ズキン

    ブロッサム「この音を聞くと……胸が……痛くなる…………?」ズキズキ

    マリン「それに…なんなの、この気持ちは…!?」

    サソリーナ「あぁ~私もそろそろ良い相手見つけなきゃいけない年頃かしらん…」ボヘー

    ブロッサム「私、この胸の痛みの正体を知ってます…」

    ブロッサム「お父さんとお母さんの仕事が忙しくて家で一人ぼっちだった小さい頃、この気持ちを知りました…」

    マリン「私も…ファッション部が私だけになっちゃった時や誰かに自分の気持ちがなかなか伝わない時…」

    ブロッサム「マリン、もしかしてこの音を聞くと…」

    マリン「うん、私たちの持ってる寂しい気持ちが強くなるみたい…」

    マリン「これが憂さんのデザトリアンの能力!」

    ブロッサム「これはやっぱり唯さんが言っていた憂さんの本当の気持ちに関係してるのかもしれません!」

    マリン「多分そうだよ!やっぱり憂さんは本当は寂しい想いをしてたんだよ!」

    65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:15:18.46
    マリン「それにしても音で攻撃してくるとは厄介だね」

    ブロッサム「マリン!デザトリアンが音を出す前に攻撃をしかけましょう!」

    マリン「合点承知!いっくよ~!マリンダイブッ!!」ゴオッ

    ブロッサム「ブロッサムダブルインパクト!!」ドォン

    デザトリアン「……」サッ

    ブロマリ「えっ!?」

    デザトリアン「ギーーターーーー!!!」ズバッ

    マリン「あんなにあっさり避けるなんて…!?って、うわぁ!!」ドガッ

    ブロッサム「マリン!!」

    デザトリアン「ギーターー!!」ビュン

    ブロッサム「きゃああっ!!」ドガッ

    ブロッサム「う、うぅ…つ、強い」

    マリン「ブロッサム!! 大丈夫!?」

    66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:18:44.27
    ブロッサム「はい…何とか…。マリン、あのデザトリアンは今までの中でおそらく一番強いです…」

    マリン「うん、唯さんの話だと憂さんは何でも完璧にやってのける人だったよね!?」

    ブロッサム「おそらくそのおかげであそこまで無駄のない動きが出来ているんでしょう」

    マリン「そうだ!レッドの種を使おうよ!シュシュッと気分でスピードアップ♪だよ!」

    ブロッサム「駄目です、どんなに速くなっても音速を超えることは出来ないです…」

    マリン「うぅ~~そっかぁ…」

    サソリーナ「あらぁん?成り行きでデザトリアンにしちゃったあの子、とんでもない当たりだったみたいねぇ」

    サソリーナ「戦闘能力も高いし、何より人の心の花を弱らせるこの音!」

    サソリーナ「さっそく人の多いところで聴かせてあげようかしらぁ♪」

    ブロッサム「このままだと町の人たちが皆デザトリアンにされてしまいます!」

    マリン「そんなことはさせない!!」

    サソリーナ「あぁ~~、うっとうしいわねぇ!デザトリアン!やっちゃってぇ」

    デザトリアン「ギーーーターーー」ジャカジャカジャカジャカジャカ

    マリン「くぅっ…」ズキン

    ブロッサム「うぅ、駄目…この音を聴いてると悲しみで動けなくなります…」ズキンズキン

    68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:22:28.07
    唯「憂!!!!!」

    デザトリアン「!!?」

    ブロッサム「…唯さん!?ここは危ないですから…」

    唯「私やっぱり憂を放ってはおけないよ!」

    サソリーナ「おっかしいわね?この音を聴いて何で平気でいられるのかしらぁん?」

    サソリーナ「デザトリアン!もっと強く音を出しなさい!」

    デザトリアン「ギ…ギーーターーー…」ジャカジャカジャカジャカ

    マリン「うっ…やっぱり辛い…」ズキズキ

    唯「ほぇ?」

    ブロッサム「!? やっぱり!マリン、唯さんにはこの音が効いてません!」

    唯「ね、ねぇ!一体何が起こってるの!?憂はどうしちゃったの!?」

    唯「そ、それにあのギー太のお化けは一体…!?」

    ブロッサム「あれは憂さんです…憂さんの心の闇です」

    唯「憂の…心の闇……?」

    70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:26:48.94
    マリン「あそこの趣味の悪そうな女はサソリーナって言って砂漠の使途の幹部!」

    サソリーナ「なにをー!失礼しちゃうわぁん!」プンプン

    ブロッサム「人には誰しもその人の心を象徴する心の花が存在します」

    ブロッサム「その心の花が萎れているのを砂漠の使途は利用してあのようなデザトリアンを生み出します」

    唯「憂の心の花が萎れていたって事…だよね?」

    ブロッサム「はい、主に辛い時、悲しい時、そして…寂しい時、心の花は萎れてしまいます」

    唯「憂…」

    マリン「あのデザトリアンが出す音を聞くと寂しかった頃の記憶が蘇るんだよね…」

    ブロッサム「はい、すごく胸が苦しくなるんです…」

    唯「!! それって…!」

    マリン「多分、憂さんの心の闇が影響してるんだと思う」

    唯「じゃ、じゃあやっぱり!憂は寂しいけどそれを我慢してたんだ!」

    71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:29:50.66
    ブロッサム「ええ、おそらくそういう事だと思います」

    唯「私、皆にお別れを言わなきゃ…ううん、今はそれより憂を助けなきゃ…!」

    マリン「だいじょーっぶ!私達はその心の闇を浄化して憂さんを助ける事が出来るんだよ!」

    唯「ホント!?だったら憂は元に戻るんだね!?」

    ブロッサム「はい、でもあの状態が長い間続くと憂さんの心の花は完全に枯れてしまいます」

    マリン「そうなると憂さんの笑顔は二度と見れなくなっちゃうんだ」

    唯「!!? そ、それは駄目だよ!早くどうにかしないと!!」

    ブロッサム「私達があのデザトリアンを倒せば心の花を取り戻して憂さんを元に戻すことが出来るんです」

    マリン「うん、でもちょっとあいつの能力が厄介なんだよね…」

    ブロッサム「ところで唯さんには効いてないのはどうしてなんでしょうか?」


    デザトリアン「私ハ寂シガッチャイケナイ…」

    唯「!!?」

    73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:32:36.85
    デザトリアン「私ガ我侭ヲ言エバ皆ニ迷惑ガ掛カル…」

    唯「憂…!?」

    デザトリアン「私ガ我慢スレバ誰モ悲シマナイデ済ム!」

    ブロッサム「あれは憂さんの本心です…デザトリアンはその心の持ち主の本心を吐露し続けるんです…」

    唯「えっ…?でも…憂が我侭を言っても誰にも迷惑なんてかからないよ!?」

    デザトリアン「私ガ寂シイッテ言ッテシマエバオ姉チャンガ軽音部ヲ辞メチャウ!!」

    唯「!!?」ビクッ

    マリン「な、何!?どういうことなのっ?」

    デザトリアン「ソンナノハ嫌ナノーーー!!」

    唯「な、なんで憂がその事を知ってるのっ!?」

    デザトリアン「私ハ聞イタ!オ姉チャンガ私ノ為ニ軽音部ヲ辞メヨウトシテルノヲ!」

    デザトリアン「私ハオ姉チャンノ幸セヲ奪ウ悪イ子ナンダ!!」

    75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:37:44.82
    唯「ういっ!!違う!それは違うよっ!!!」ダッ

    マリン「唯さん、ダメッ!!」

    唯「離してよぉ…!!」

    ブロッサム「憂さん……」

    デザトリアン「ダカラ私ハオ姉チャンガ心配シナクテモ良イヨウニ何デモ自分デ出来ルヨウニ振舞ッタ!」

    デザトリアン「私ガ一人デモ大丈夫ナ所ヲ見セレバオ姉チャンは安心シテ部活ヲ辞メルナンテモウ言ワナイト思ッタカラ!」

    唯「ういっ…そ、そんなぁ………」

    デザトリアン「言イタイ、デモマダ言エナイ…言ッチャイケナイ…」

    デザトリアン「デモ言イタイ!言ワセテホシイ!!」

    デザトリアン「オ姉チャン!私……寂シイヨオオオ!!!」

    唯「あ…うそ……私の覚悟が憂にずっと負担を掛けてたなんて……」

    ブロッサム「……マリン、大分事情が掴めました」

    マリン「うん、そういう事だったんだね…」

    77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:40:53.42
    サソリーナ「あぁ~~くっだらないわねぇ~」

    マリン「!!」

    サソリーナ「なんかしっかり聞いてないけど人の為に生きてても疲れるだけでしょ?」

    サソリーナ「人間なんて結局みーんな自分が一番大事なんだからぁ♪」

    唯「人間は一番自分が大切…?」

    ブロッサム「サソリーナ!!憂さんを馬鹿にする事は…」

    サソリーナ「はいはい…面倒なガキねぇ…デザトリアン!!」

    デザトリアン「ギーーーターーーー!!」ジャカジャカジャカジャカジャカ

    ブロッサム「うぅぅっ」ズキズキ

    マリン「んもおおっ!この音相手じゃ手も足も出ないよおっ」ズキズキ

    ブロッサム「唯さん!唯さんはこの音が効いてないはずです!」

    唯「ねぇ、この音は寂しかった頃の記憶が蘇るから、それで胸が苦しくなるんだよね…?」

    マリン「うんっ…だけど何で唯さんに効いてないのかは分からないよっ…」ズキズキ

    唯「私、きっと寂しい思いをしたことがないんだよ」

    78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:46:28.09
    ブロッサム「えっ…?そんなこと…」

    唯「本当だよ、だってね私寂しいって記憶がないんだもん」

    唯「私が寂しくならないように、憂がいつもそばにいてくれたから」

    唯「晴れの日も雨の日も!笑顔でおかえりって言ってくれる憂がいたから!」

    唯「それだけで私は安心できたんだ…」

    唯「でも私は憂が寂しい時に何もしてあげられなかった!」

    唯「私が気付いてあげるべきだったのに…」

    マリン「唯さん……」

    唯「ううん、本当は私分かってたんだ」

    唯「だから私は憂が寂しい素振りを見せたら軽音部だって辞める覚悟だった」

    唯「日曜日だって憂を一人にするくらいならもういっそ…って思ってたんだ」

    唯「私の事よりも憂が大切だから……憂の笑顔が見たい、ただそれだけだった…!」

    79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:50:44.93
    唯「でも、私が本当に気付くべきだったのは…忘れちゃってたのはもっと大切な事!」

    唯「憂が寂しいって思っていながらもそれを私に言わない理由だよ!」

    唯「さっき趣味の悪そうな変な人が人間はみんな自分が一番大切って言ってたね」

    サソリーナ「おーい…」

    唯「でも憂はいつでも私を優先してくれた!それは……!」

    唯「憂が誰よりも私を愛してくれてたからなんだ…」

    唯「そんな憂が私が軽音部を辞めて喜ぶはずがないのに…」

    唯「憂が優しすぎて気付けなかった……」

    ブロッサム「………」

    ブロッサム「マリン、憂さんの心の花、絶対にこのまま萎れさせる訳にはいけませんっ!」

    マリン「うん!せっかく唯さんが憂さんの想いに気付いたんだもんね!」

    マリン「二人のあったかい気持ちを…二人の笑顔を、守りたいもんっ!」

    ブロッサム「はい!その為なら、どんなに強い相手でも負けるわけにはいきませんっ!」

    81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 21:56:49.66

    サソリーナ「だーかーらー!結局自分の為にやってるんだってばぁ!」

    サソリーナ「私だったらぁ誰かに優しくした後のお礼に期待しちゃうわぁん♪」

    サソリーナ「まっ、そもそも誰かに優しくするなんて面倒くさくてとてもじゃないけど出来ないけど!」

    サソリーナ「それに結局自分が寂しがってデザトリアンにされちゃってちゃ世話ないわよねぇ~」

    マリン「それはちがぁう!」

    マリン「どれだけ寂しくても大好きな人に幸せになってほしい憂さんの気持ち!」

    マリン「優しすぎて気付けない…それは見返りを求めない優しさ!」

    ブロッサム「はい!見返りを求めないからこそ気付かれにくい!」

    ブロッサム「でも…それは何より純粋で綺麗な優しさなんです!」

    ブロッサム「そんな健気な想いを利用してデザトリアンにするなんて…」

    マリン「これ以上想い合う仲良し姉妹の邪魔をするのは許さない!」


    ブロッサム「私、堪忍袋の緒が切れましたっ!!!」

    マリン「海より広い私の心も…ここらが我慢の限界よっ!!!」

    82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 22:00:38.84
    サソリーナ「あいっかわらずキレやすいわねぇ~!最近の若いのって皆こんなんなわけ!?」

    サソリーナ「ふふ~ん、でもこの最強のデザトリアンをどうやって倒すのかしらぁん?」

    サソリーナ「さぁ~デザトリアン!またあの音でこいつらを蹴散らして町中に悲しみをばら撒くわよ!」

    マリン「耐えるよっブロッサム!」

    唯「憂っ!!」

    ブロッサム「唯さん!?」

    サソリーナ「!!?」

    唯「えへへ、憂もひとつ気付いてない事あるよ?」

    唯「憂は自分が立派になれば私を心配させる事もなくなるなんて思ってるみたいだけどさ…」

    唯「私は憂がどれだけ立派になっても!反対にどれだけ駄目になっても!憂の事を想い続けるよ!!」

    唯「私だって憂の事を誰よりも愛しているからね!」フンス

    デザトリアン「!!!」

    唯「今もそうだよ?お化けみたいな姿でも憂の心を持ってるって分かったら」

    唯「ほらね、こんなにも愛おしいんだよ…? 憂に私の想い、届くかな?」ニコッ

    デザトリアン「オ、オ姉チャン……」オロオロ

    83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 22:03:44.92
    サソリーナ「な、なにやってんのよデザトリアン!早くあの音を出しちゃって!!」

    ブロッサム「デザトリアンが怯んでる!マリン、今です!」

    マリン「やるっしぇ!!!憂さんの心の花を取り返すよ!」


    ブロマリ「集まれ、花のパワー!」


    ブロッサム「ブロッサムタクト!」

    マリン「マリンタクト!」


    ブロマリ「集まれ!二つの花の力よ!!」

    ブロマリ「プリキュア!フローラルパワーフォルテッシモ!!!」ズガン!!


    ブロマリ「ハートキャッチ!!」



    デザトリアン「ホワワワワワァン………///」

    サソリーナ「くぅぅ~~っ!最強のデザトリアンがやられた!?」

    サソリーナ「覚えてなさいプリキュア!」バッ

    84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 22:07:54.46
    ・・・

    パアアアアッ

    唯「あ、綺麗な赤い花…」

    マリン「これが憂さんの心の花だよ!唯さんの協力のおかげで取り戻せたね!」

    ブロッサム「うわぁ…とっても綺麗です…」キラキラ

    唯「憂の心の花そんなに綺麗?」

    ブロッサム「はい!憂さんはやっぱり本当に綺麗な心の持ち主だったんですね!」

    唯「でへへ/// うん…本当にね!」

    マリン「早く元に戻してあげようよ!心の花を水晶にくっつけてあげて!」

    唯「うんっ!こうかな?」ピタッ


    憂「……」

    唯「ういっ!?」ダキッ

    ブロッサム「今はまだ眠ってます、起きた時にはデザトリアンだった記憶は断片的にしか覚えてないはずです」

    マリン「夢を見てるのと同じ感じなんだってさ!大丈夫、すぐに目が覚めるからね!」

    85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 22:10:33.96
    ・・・

    唯「……憂」ナデナデ

    憂「んっ……」パチ

    唯「憂!!良かった目が覚めたあ!!」

    憂「あれ?お姉ちゃん……?」

    憂「って!お、お姉ちゃん!膝枕!?ごごごごめん今起きるね///」ムクッ

    唯「あ~ん、別にいいのに~」ブー

    憂「そっそれにしても、なんでこんな所で寝てたんだろ?」

    唯「……」

    憂「……」

    唯「あのね……」

    憂「お姉ちゃん、私変な寝言言ってなかった?」

    唯「えっ?」

    88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 22:19:40.02
    憂「夢を見たの……変なお化けになって自分勝手な事ばっかり言っちゃう夢」

    憂「あんまり覚えてないけど、皆を困らせることばっかりやってた気がする……」

    唯「うい……」

    憂「でも何も言ってなかったなら大丈夫!えへへ、それに今は不思議と良い気分なんだ♪」

    憂「そうだお姉ちゃん部活はどうs……あっ」

    唯「憂…」ギュ

    唯「私、憂が世界で一番大切だよ、本当に愛してる」

    憂「……お姉ちゃん?」

    唯「だからね、憂の為なら自分を犠牲にしても構わないって思ってた」

    唯「実際日曜日の事で軽音部を辞めようって考えてた」

    憂「……っ!」

    90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 22:30:10.57
    唯「何に変えても憂の笑顔が見たいって思ったから…」

    唯「でも、一番大切な事に気付いてなかったよ」

    唯「私が犠牲になっても憂が喜ぶはずなんてないっ…」

    唯「だって憂も、私の事を愛してくれてるんだもんね」ギュウ

    憂「………うん……っ…」グス

    唯「夢の中で聞いたかな?私はね、憂がどんな立派になっても憂の事心配してない瞬間なんてないんだよ?」

    唯「だって私はお姉ちゃんだから……憂は、たった一人のかけがえの無い妹だから……」

    憂「ひぐっ……ぐすっ……」

    唯「私ね、もう軽音部を辞めるなんて言わないよ、憂の為にも!」

    唯「だからっ!憂も私の為に自分を犠牲にしないで!」

    憂「うんっ……ひっく………うんっ……」

    唯「だから……だからっ……憂の本当の気持ちを……ぐすっ……教えてっ……!」

    唯「憂の口から…憂の言葉で……!」

    92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 22:44:11.02
    憂「私っ…軽音部で頑張ってるお姉ちゃんが大好き…」

    憂「お姉ちゃんの幸せは私にとっても幸せなの」

    唯「…」ギュ

    憂「でもっ、でもやっぱり帰りが遅い日も、練習で疲れてすぐ寝ちゃう日も、ううん、毎日…」

    憂「お姉ちゃんと話したい事、聞きたいこと聞いて欲しいこと一杯あって、でもっ」

    憂「優しいお姉ちゃんをいつか私のエゴで軽音部の皆さんから奪っちゃうのが怖くてっ…ひぐっ…」

    憂「なにより…お姉ちゃんの幸せを台無しにしちゃうと思って……」

    憂「だからっお姉ちゃんが心配しなくても大丈夫なように今まで強がってたけど……っ…」

    憂「それでもやっぱり…お姉ちゃん、ごめん私、寂しいよっ…」ボロボロ

    憂「本当はもっと…っ……お姉ちゃんに甘えたいんだようっ……」

    唯「いいんだよっ私は…ひっく…憂の事全部受け止められるんだからね…」

    憂「お姉ちゃんっ…」

    唯「うい…」ギュウウウ

    憂「……うわああああああああん!!!寂しいよもっと一緒にいたいよお!!」

    唯「ういいい!!!!私もずっと一緒にいたいよおおおおおおお!!!!」

    94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 22:51:52.39
    ・・・

    えりか「唯さん良かったね…」ジーッ

    つぼみ「赤い椿の花言葉は【控えめな愛】」

    つぼみ「決して自己主張せず、相手に気づかれないくらい自然体で、それでいて大きい愛情」

    つぼみ「今までずっと唯さんの後ろで背中を支え続けてきた憂さんにピッタリの花言葉なんです……」

    えりか「すごいよね、いつも一緒にいるから逆にその愛情に気付けないんだもん…」

    えりか「唯さんの事を本当に愛している憂さんだからこそ成せる芸当だね」

    つぼみ「自分を犠牲にしてでも愛する人の本当の気持ちに応えたかった唯さん」

    つぼみ「愛する人に幸せになってもらいたいから自分を犠牲にし続けた憂さん」

    つぼみ「お互いを誰よりも愛する事で生まれてしまった二人の悲しいすれ違い…でも…」

    えりか「うん、今まで後ろで唯さんを支え続けていた憂さんも…今日からは唯さんの隣で素直に甘えられるんだね」

    えりか「唯さんなら憂さんの愛情をもっと大きな愛で包み込んでくれるはずだよね、きっと…」ニコ

    つぼみ「はいっ!」ニコ

    えりか「それにしても………う、うぅっ」ジワァ

    えりか「二人の想いが通じ合って本当に良かったよおおおお」ブワワッ

    95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:00:02.99
    ・・・

    唯「うい!私日曜日はやっぱり憂と一緒にいたいよ!」パッ

    憂「うん、私もお姉ちゃんと一緒にいたい!」グス

    唯「あ、プッ!ふふ、あはははは!!!」

    憂「?? もぉお姉ちゃん!?人の顔見て笑うなんてひどいよぉ!」

    唯「ぷくく、あははは、ごめんねでも、憂ってば涙でグシャグシャの酷い顔だよ~?」

    唯「ほれ、鏡」スッ

    憂「わぁ!!ホントに酷いって、あ…ふふ、ふふふ」クスクス

    唯「わっ、憂が壊れたぁ!?」

    憂「ふふふ、違うよぉお姉ちゃん!ほら見て!」クル

    唯「うわ!私の顔も涙でグシャグシャ…!あ、それに…憂とそっくり…」

    憂「でしょ~?やっぱり姉妹だね~」クスクス

    唯「えへへ、でもなんか嬉しいなぁ~」ズビ


    澪「唯ーーーっ!!!」

    唯憂「!!?」

    96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:05:15.37
    唯「どどどどうしよっ!涙で顔グチャグチャだよっ!」

    憂「あわわっ、お姉ちゃん、はい!ハンカチ使って!」

    唯「憂の顔もグチャグチャだってば!憂がハンカチ使って!私はこれで拭くよ!!」フキフキ

    憂「そっか!って、きゃああ!お姉ちゃん、それ私のスカート!!」

    梓「な…なにやってんすか……?」

    律「うわぁ~、ひっどい顔だなぁ~」

    唯憂「み、見ないでぇ~~~~~///」

    澪「ゆ、唯…」

    唯「澪ちゃん、ごめんね?やっぱり私日曜日は…」ゴシゴシ

    澪「いいんだ、私の方こそごめん…」

    唯「な、なんで澪ちゃんが謝るの?」

    99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:10:35.31
    澪「唯の覚悟を聞いて思い出したんだ」

    澪「みんなで集まって演奏してるだけで幸せだったって事」

    紬「澪ちゃん…」

    澪「私達は自分達の力だけで演奏してるんじゃない、皆誰かに支えられて演奏してるんだよな」

    唯「うん、その人達も幸せにしてあげなきゃ意味ないんだよね…」

    唯「だからこそ、私の覚悟は間違ってたよ!」

    唯「この子が教えてくれたんだよ!」

    憂「……///」

    律「!! 唯、じゃあ…」

    唯「うん、もう私軽音部を辞めるなんて言わないから!」

    紬「唯ちゃん!」ダキッ

    唯「わっ、えへへ、ムギちゃんも黙っててごめんね?」

    紬「ううん!私も唯ちゃんやみんなと、楽しく演奏できるだけで満足だから!」

    唯「ムギちゃんありがと~!!」ギュウ

    101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:21:39.41
    唯「澪ちゃん!私ね、たとえ日曜日に部活しなくても最高のライブにしたいっ!」

    唯「だからね、残りの時間を使ってもっともっと、完璧に演奏したい曲があるんだ」

    澪「ああ、あの曲だろ?分かってるよ」ニコ

    唯「うんっ!いつも一緒にいてくれる事に感謝の気持ちをこめて作った曲」

    唯「今はいつも一緒にいてくれるその理由も十分分かってるからね!」

    梓「唯先輩…」

    唯「あずにゃんもごめんね?」

    梓「私、唯先輩がどんな気持ちで軽音部に参加してるか知らなくて勝手なことばっかりすいませんでしたっ!」

    梓「でも、でも…憂の事大事にするのは分かりますけど…ちゃんと私達の気持ちも考えてください!」

    梓「私達だって、唯先輩に辞められて悲しくないわけないんですからっ!」

    唯「うん…本当にごめんね…」

    梓「もう、辞めるなんて言わないでください!そしたら許します!」プイ

    唯「ありがと~あずにゃん!もう言わないから安心してね!」ギュウ

    102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:31:14.41
    律「唯、私もうっかり口が滑って皆にバラしちゃって悪い!」

    唯「えへへ、私の名誉の為に、でしょ?分かってるよりっちゃん」

    律「唯…」ウル

    唯「りっちゃん…」ウル

    唯「今までずっと一人に背負わせちゃってごめんね…」

    律「ゆいいいいっ!!!」バッ

    唯「形だけの部長なのにありがとね…」グス

    律「…おい」

    唯「えへへ、うそだよ!りっちゃんは最高の部長だよお!!」ダキッ

    律「そうだぞお部長だぞおおお!!!」ダキッ

    紬「ねえねえ、そろそろ学校に戻ってお茶にしない?」

    澪「ああ、そうしようか」

    梓「憂も来るよね?」

    憂「ううん、私は洗濯の途中だったからせっかくだけど…」

    紬「あっ…そうなの…」シュン

    103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:34:58.03
    憂「ふふ、大丈夫ですよ!」

    紬「憂ちゃん、でも…」

    憂「えへへ、だって日曜日はお姉ちゃんが一緒にいてくれるし、それに…」

    憂「お姉ちゃんに私の本当の気持ちが伝わったから、ちょっとくらい離れてたって寂しくないんです!」

    唯「うん、これからはいーっぱい甘えてもいいんだよぉ~♪」ダキッ

    憂「そのつもりだよぉお姉ちゃん♪」ギュ

    律「……」

    紬「りっちゃん?どうかした?」

    律「いや、ホントに良かったなぁって思ってさ…あと憂ちゃん欲しくて…」

    澪「そっか、お前は二年間もふたりを見守ってたんだもんな」

    紬「りっちゃんえらいわ!ちゃんと部長をやってたのね!」

    澪「偉いぞ、部長」ニコ

    律「ああ、部長…部長だからな!!!!」

    梓「なんでそんなに喜んでるんですか?」

    104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:37:03.86
    唯「りっちゃーん!本当にありがと!今からりっちゃんを安心させる為に憂にチューしまーす!」

    憂「え、えぇぇぇ!?///」

    律「ん、オッケー!」

    梓「律先輩!?」

    澪「いやいや!何でそうなるんだ!?」

    唯「私たちはもう大丈夫だよって見せてあげるんだよ!」フンス

    紬「うんうん、それしかないよね!」

    唯「だよね~~~」

    澪「梓、私がおかしいのか…?」

    梓「大丈夫です!どう考えたっておかしいです…けど、どうしようもないです!」

    唯「いっきま~~~す!」

    憂「お、お姉ちゃん…さすがにそれは恥ずかしいよぉ…///」

    唯「ふっふっふ、いいからいいから~~~♪」ガシッ

    105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:38:26.21
    憂「うぅぅぅ///」

    唯「ん~~~」


    律澪紬梓「お、おお?」

    律澪紬梓「おおおお~~~っ////」


    ・・・

    つぼみ「も~えりか泣きすぎですよ!」

    えりか「だって~、ひぐっ……良かったね、唯さん……ひっく……」ボロボロ

    つぼみ「ふふ、そろそろ行きましょう、えりか!ってあれ見てください!!」

    えりか「ん?」グスッ

    つぼえり「お、おお?」

    つぼえり「おおおお~~~っ////」

    108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:40:03.25
    ライブ当日!

    えりか「ここが唯さんと憂さんの通ってる高校だね!」

    つぼみ「高校に入るのってやっぱりちょっと緊張します///」

    えりか「そうかなぁ?新鮮でいいじゃん!どこでライブやってるか聞いてくるよ!」

    えりか「すいませぇぇ~~んっ!!」タッタッタ

    つぼみ「さすがえりか、行動が早いです…」ゴクリ


    えりか「つぼみぃ~!!もう始まっちゃってるって!!急ごう!」

    つぼみ「そっそれは大変です!走りましょう、えりか!」

    ・・・

    えりか「なんとか間に合ったみたいだね!」

    つぼみ「はいっ、あ、唯さんいますよ」

    えりか「ホントだ!おぉ~ボーカルなんだ!かっくいい~♪」

    つぼみ「あっ、憂さんも発見しました!」

    109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 23:42:35.20
    えりか「あっ!つぼみ、ほら唯さんのマイクスタンド!」

    つぼみ「わぁ!赤と白の椿の花飾りですね!」キラキラ

    えりか「【控えめな愛】だね!憂さんの心の花だから飾ってあるのかな?」

    つぼみ「ふふ、それもあるけど多分それだけじゃないですよえりか」

    えりか「ほぇ?」キョトン

    つぼみ「【控えめな愛】はあくまで赤い椿の花言葉なんです」

    つぼみ「それに対して白い椿の花言葉は【申し分のない愛らしさ】」

    えりか「へぇ~、あ!ねね、白い椿の花言葉ってさ、なんか唯さんっぽくない?」

    つぼみ「はい!純粋で無邪気で一生懸命で、誰からも愛される唯さんにピッタリなんです!」

    えりか「ふぅむ、そう言われると赤と白の椿が寄り添い合ってるようにも見えるねぇ~」ジーッ

    つぼみ「でもね?それだけじゃないんですっ!」ズズイッ

    えりか「うん、なになにっ!?」

    つぼみ「赤と白両方含めて、椿の花言葉は…」

    つぼみ「【理想の愛】なんです!」

    112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 00:02:31.47
    えりか「うっわぁ……」キラキラ

    えりか「なにそれ!超かっこいい!超憧れる!!」

    つぼみ「はい!あれはきっと今の二人がお互いの理想の愛を手に入れたしるしなんだと思いますっ!」

    えりか「絶対そうだよ!だって、ほら!」

    憂「おねえちゃーーん!!」ブンブン

    唯『ういーーー!!!』ブンブン

    えりか「あはははは!ね?ライブでまであんな事やってるんだもん!」

    つぼみ「はいっ!」

    唯『それでは最後の曲、聞いてください!』

    唯『 U&I !!』



    おわり

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