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憂梓「求人情報!」
- 名前: 管理人 2010/09/25(土) 15:45:31
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:36:57.43
梓「ねぇ、憂。」
憂「なに、梓ちゃん?」
梓「暇だね。」
憂「そうだね。」
梓「先輩方が夏期講習で部活はずっと休みだしさぁ。」
憂「それは退屈だねぇ。」
梓「うん。憂は?」
憂「私も退屈かな?お姉ちゃんが勉強ばかりしてて、手がかからないし。」
梓「バイトでもしようか?」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:39:08.11
憂「別に構わないよ。」
梓「どんなバイトにする?」
憂「取り敢えず求人情報でも見てみる?」
梓「そうだ!そう言えばネットでおススメ求人診断ってサイトがあったよ。」
憂「へぇー、それは面白そうだね。」
梓「うん、ちょっとやってみようか?」
憂「いいよ。」
梓「それでは、PCを立ち上げてっと」ウィーン
憂「なんだか占いみたいになってるね。」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:42:25.14
梓「ますば名前入力、名字抜きの名前だけでOKだって。」
憂「なんか変わってるね。」
梓「だね。えっと、UIっと。」
憂「私からなの?」
梓「なんとなくね。えっと誕生日は、2月22日・・・なんかゾロ目って安易だよね。」
憂「11月11日生まれの人が私の目の前にいます。」
梓「・・・ごめんなさい。」
憂「わかればよろしい、エヘヘ。」
梓「次は身長、154っと。」
憂「詳しいね、梓ちゃん?」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:43:38.41
梓「まぁね。体重は58っと。」
憂「あ・ず・さ・ち・ゃ・ん!!」
梓「50の間違いでした・・・。」
憂「それをなんで知ってるのかも知りたいんだけど?」
梓「体力測定で見たじゃん。」
憂「あ、そっか。」
梓「そうだよ、次はバスト86っと。」
憂「・・・。」
梓「憂?さては・・・また育ったね?」
憂「・・・88」
梓「なんてイケ好かないゾロ目ですこと。」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:44:48.00
憂「梓ちゃん、どんまいだよ!」
梓「・・・だから、どんまいはやめて。余計に凹むよ。」
憂「そっ、それ以上凹んだら大変だよ!?」
梓「憂って時々ドス黒い面を見せるよね。」
憂「エヘヘ、冗談だよ梓ちゃん。」
梓「まぁ、いいよ。ウエストは66っと。」
憂「そんなに無いよぉ。」
梓「ここはゾロ目じゃないんだ。ふむ、62って所かな?」
憂「・・・正解。」
梓「ギタリストの眼力をナメるなです!」
憂「?それってなにか関係あるの?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:45:33.21
梓「ん?なんかカッコいいかなと思って言ってみただけだよ。気にしないで。」
憂「ふーん、梓ちゃんってホント可愛いよね。」
梓「だからそれはやめてってば、照れるよ//」
憂「エヘヘ、ウソだよ。」
梓「・・・。えっとヒップは89っと。」
憂「ないない」
梓「86かな?」
憂「また正解だね。」
梓「羨ましすぎるわがままバディだよね、憂って。」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:46:22.03
憂「そうかな?割と普通だと思うけど?」
梓「・・・あんた今の発言で少なくとも1000万人は敵が増えたよ。」
憂「そっ、そんなに!?」
梓「はぁ、次いこ次。」
憂「次はなにかな?」
梓「次は趣味と特技だから、家事全般でいいんじゃないの?」
憂「でも特技はともかく、趣味は結構テレビゲームなんかも好きだよ?」
梓「はいはい、そう言うちょっと子供っぽい所アピールとか、憂ってホントにナチュラル愛されキャラだよね。」
憂「そんなことないよぉ。」
梓「へぇへぇ、血液型はO型っと。これで入力完了。」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:47:08.71
憂「なんだか凄く楽しみだよ。」
梓「では、結果カモーン!」
憂「どれどれ・・・あれ?」
梓「貴女の天職はズバリお嫁さんです。容姿端麗、頭脳明晰、慎ましやかで温かい心の持ち主の貴女は働く必要などありません・・・だと?」
憂「な、なんだか、照れちゃうね//」
梓「経済的にも恵まれて、貴女だけを愛してくれる秀麗な美男子と出会い、子宝にも恵まれ、生涯幸せな暮らしを営むでしょう・・・だってさ!」
憂「少し困っちゃうよね、これって//」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:48:00.59
梓「これで困るって言うなら、この世界には夢も希望も無いって事になるよ、全く。」
憂「そ、そうかな?」
梓「でも、憂を見てるとなんか納得させられるから、文句を言う気にもならないよ。」
憂「エヘヘ、少し嬉しいかな//」
梓「この幸せ娘!」
憂「あ、梓ちゃんもきっと素敵な結果が出るよ!」
梓「だと良いけど。冷凍倉庫の中で、流れて来るアイスクリームのカップから、アイスがはみ出て無いか点検するお仕事とか出そうで怖いよ。」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:48:46.00
憂「それも立派なお仕事だよ、梓ちゃん。」
梓「・・・上から目線は、セレブ夫人になってからにしてね。」
憂「・・・ごめん。」
梓「さって、気を取り直して、私のデータをサラサラっと入力完了!」
憂「あー、ずるいよ、梓ちゃん!私の時はあんなに根掘り葉掘り聞いたのにー!」
梓「個人情報保護法だよ。」
憂「むー、ずるいよぉ。」
梓「・・・弱者を思いやる気持ちを持とうよ、憂。」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 10:49:45.33
憂「・・・なんか生きるって切ないね、梓ちゃん。」
梓「それ以上言わないで・・・泣いちゃうよ、私。」
憂「ごめんね・・・えーっと、結果!結果を見てみようよ、梓ちゃん。」
梓「そ、そうだね!もしかしたら私はプロミュージシャンとかだったりするかも知れないし!」
憂「そうだよ!では、結果発表!!」
「貴女の天職は、ちんこを触るだけの簡単なお仕事です。」
憂梓「・・・ェ。」
お し ま い
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