けいおん!SSまとめブログ けいおん! このブログはVIPで立った「けいおん!SS」をまとめたブログです。

Twitter(更新通知) Twitter(交流用?) 新着SS通知ツール ご意見など 相互リンク,RSS

最新の記事

記事一覧はこちら

最近のコメント

スポンサーサイト

  1. 名前: 管理人 --/--/--(--) --:--:--
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    [スポンサー広告] ブログランキングへ 人気ブログランキングへ このSSをはてなブックマークに追加


関連?商品

過去の名作たち

  1. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/10/01(金) 13:40:20 URL [ 編集 ]
    憂ちゃんかわ憂

コメントの投稿(コメント本文以外は省略可能)




管理者にだけ表示を許可する

澪憂「姉妹ごっこ」

  1. 名前: 管理人 2010/09/30(木) 21:12:28
    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:22:35.01
    ―お昼休み―

    梓「…て訳でさぁ。ホンッと、唯先輩ってダメダメなんだよ。」

    憂「で、でも、お姉ちゃんも頑張ってるんだし。」

    純「んー、確かに憂のお姉さんってちょっとアレだよね。」

    憂「あ、あれって?」

    梓「あのさ、そうやって憂が甘やかすからいけないんだよ、まったく。」

    憂「え、で、でも…。」

    純「梓の言うのにも一理あるわ。なんか憂ってさ、ダメ人間製造機って感じがするし。」

    憂「そ、そんな事ないよぉ。」


    2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:27:56.37
    梓「ふーん。それじゃ試してみる?」

    憂「試す?」

    梓「そっ。例えばさ、ウチで一番手強いと言えば…やっぱり澪先輩かな?」

    純「そうだよねぇ。澪先輩って、内向的で人見知りがちだもんね。あんなカッコいいのに勿体ない。」

    梓「…なんか純も澪先輩に対しては、ちょっとアレだよね。」

    純「ん、んな訳無いじゃん!私は単にベーシストとしての澪先輩を尊敬してるだけだし!」

    梓「だったら、何も問題ないよね。」

    憂「えっと、つまりどういう事なのかな?」

    3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:31:08.47
    梓「つまりさ、澪先輩と憂に暫く一緒に生活してもらってさ、それで澪先輩がダメ人間になるかどうか試してみようって事だよ。」

    純「一緒に生活って…梓、あんたって大胆な発想をするよね。」

    梓「そうかな?別に普通だと思うけど?」

    憂「あの、それって全然普通じゃないと思うけど…。」

    梓「なんで?」

    憂「だってどう考えたって、無理だよそんなの?」

    梓「無理ってどこが?」

    憂「全部だよ。それに澪先輩にも迷惑だよ、そんなの。」

    4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:34:39.98
    梓「なるほど。つまり澪先輩が承諾すれば、憂もいい訳だね。」

    憂「だから、それが有り得な「梓『いいんだよね!』」

    憂「そ、それはまぁ…。」

    梓「よし!それじゃ決定!」

    純「…私、梓を敵に回すのだけは、絶対やめとくわ。」

    梓「なによ、それ?」

    純「なっ、なんでもないよ、親友。あ、あはは。」

    梓「それじゃ今日の放課後、早速行動開始だ、私!」

    憂「…はぁ。なんなんだろ、これって。」

    5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:37:24.63
    ―放課後、軽音部―

    梓「…と、言うわけです。澪先輩。」

    澪「あのな、梓?何を言ってるのかサッパリ理解出来ないんだが?」

    梓「ですから、澪先輩は黙って憂と暫く生活してくれるだけでいいんです。」

    澪「暫く生活って…正気か、梓?」

    梓「はい。私は至って正気で本気です。」

    純(なにこの真顔でキチガイ発言…マジで怖いよ、梓。)

    律「あのさぁ、梓。いくらなんでもそりゃ無理だろ?」

    梓「妬いてるんですか、律先輩?」

    律「にゃ、にゃにをバカな事を言っちゃってるんだよ!誰が妬いてるって?んな訳ないだろっ!」

    8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:45:11.95
    梓「だったら、律先輩はOKなんですね?」

    律「ったりまえじゃん!べっつに澪がどこで誰と何をしようが、私には関係ないしぃ。」

    澪「…本気で言ってるのか、律?」

    唯「そっ、そんなのダメだよ、りっちゃん!」

    律「…唯。」

    唯「だってこのままだと、憂が澪ちゃんのお嫁さんになっちゃうんだよ!そんなの絶対ダメだよ!」

    憂「…お姉ちゃん。」

    律「それって唯が困ってるんじゃね?」

    唯「違うよ!りっちゃんも困るよ、ね?」

    9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:48:15.54
    梓「話を蒸し返さないで下さい、唯先輩。律先輩はOKしたんです。そうですよね?」

    律「ま、まぁな。」

    澪「…そうか、分かったよ、律。」

    梓「澪先輩もOKでいいですね?」

    澪「…ああ、いいよ。」

    律「まっ、私は清々するけどな。これで澪ちゅわぁんの世話を焼かなくてすむしぃ。」

    澪「うるさい、バカ律…。」

    純(なにこの、軽音部に似合わないギスギスした空気。梓、恐るべし!)

    梓「澪先輩の了承も取れたし、これで憂も約束通りOKだよね?」

    11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:51:28.95
    憂「あ、あの梓ちゃん、やっぱりこんなの変だよ…。」

    梓「…そっか。憂は私との約束なんてどうでもいいんだ。」

    憂「うっ、そ、そう言うつもりじゃ…。」

    梓「そうだよね、所詮女の友情なんてそんなもんだよね。」

    憂「あ、梓ちゃん?」

    梓「私は憂の事を親友だと思ってたよ。きっと大人になってもずっと変わらないってさ…。」

    憂「…。」

    梓「ごめんね、憂。私が勝手に思い込んでさ…バカだよね、私。」

    憂「梓ちゃん…分かったよ、約束だもんね。」

    14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:53:45.35
    梓「…ありがとう、憂。私達ずっと親友だよね。」

    憂「うん、梓ちゃん。」

    純(なにこの腹黒い三文芝居。)

    梓「それじゃ後は、生活空間の確保だけど…やっぱり憂の家かな?唯先輩さえいなければ無人も同然だし。」

    唯「え?私はどうなるの?」

    梓「そこまで面倒見切れませんよ。勝手に橋の下でも、公園ででも寝泊まりして下さい。」

    唯「そ、そんなぁ。今日のあずにゃん変だよ!」

    梓「ちょっと黙っててくれませんか?私は今忙しいんです。」

    唯「ううっ…りっちゃん!こんなの変だよね?間違ってるよね!」

    15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 18:58:21.26
    律「私は知らん!」

    唯「ううっ…こうなったら、無言の抗議だよ!」

    律「無言の抗議?」

    唯「うん!あのね、憂を殺して私も死ぬから、りっちゃんも澪ちゃんを…。」

    律「それのどこが無言の抗議だよっ!」

    澪「な、なんか…凄い事になってきたな。」

    憂「そ、そうですね。」

    純(軽音部ってやっぱアレの集団だわ。)

    梓「それじゃ、憂の家って事で…。」

    紬「ちょっと待って、梓ちゃん。そんなの絶対ダメよ!」

    唯「ムギちゃん!」

    17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:01:51.90
    梓「なんですか、ムギ先輩?」

    紬「だって澪ちゃんと憂ちゃんの初夜でしょ?もっとロマンチックじゃなきゃダメよ!」

    唯「ム…ムギちゃ…ん?」

    澪憂「…初夜って。」

    紬「待っててね。すぐ準備するからっ!」

    純「ムギ先輩、なんか携帯持って出て行ったけど、なに?」

    梓「はぁ、やっとムギ先輩の妄想モードに火が点いたよ。」

    純「へ?」

    梓「ずーっと無言だったから困ってたんだよ。ムギ先輩がその気にならないと、生活空間の確保が難しかったからさ。」

    20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:06:13.71
    純「あんたまさか最初から計算ずくだった訳?」

    梓「当然だよ。だって憂の家だったら、絶対邪魔が入るしさ。」

    純(腹黒過ぎない、梓?)

    梓「でもこれで問題解決間違いなしだよ。」

    ・・・・・

    紬「お待たせ!夜景の綺麗なお洒落なマンションを一室確保出来たわ。早速行きましょう、澪ちゃん、憂ちゃん。」

    澪憂「…。」

    梓「ほらね。」

    純「なんか怖いわ、ムギ先輩もあんたも。」

    21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:09:31.06
    澪「ちょ、ちょっと待ってくれよ、ムギ!」

    紬「あら、マンションじゃ気に入らなかったかしら?」

    澪「いや、そう言う事じゃなくてさ。今からって言われても、いきなり外泊なんて…。」

    さわこ「あら、それなら大丈夫よ。私に任せて!」

    律「って、さわちゃんいたのかよっ!」

    さわこ「ずっといたわよ。それより澪ちゃん、ご両親には私が部活の緊急合宿って事にしてあげるから、心配ナッシングよ。」

    澪「は、はぁ。」

    さわこ「親友の妹との禁断の一夜…アリね!」

    23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:13:45.32
    純「なんか、梓抜きでも話がどんどん進んでるけど?」

    梓「これが軽音部なんだよ、純。」

    純「私、入部しなくて良かったと、心の底から思うわ。」

    梓「そう?変わってるね、純。」

    純(…変わったのはあんただよ、梓。)

    紬「それじゃハネムーンに出発よぉ。」

    澪「…既にハネムーンにまで発展とか。」

    憂「…ですよね。」

    紬「心配しないで。表にはちゃんとヴァージンロードと、バッチリ装飾したオープンカーも用意したわ!」

    純(なにこのキチガイ集団…。)

    24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:16:18.94
    唯「…やっぱりこんなの絶対反対だよ!」

    梓「まだ言ってるんですか、唯先輩。」

    唯「憂、一緒に帰ろう、ねっ!」

    憂「お姉ちゃん…でも私、梓ちゃんと約束しちゃったし。」

    唯「そんなの関係無いよ!ねっ、憂?」

    梓「はぁ、全く面倒臭い人だわ。仕方ない…あの人の出番ね。」

    純「誰にメールしてる訳?」

    梓「すぐに分かるよ。」

    ・・・・・

    27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:18:59.79
    和「お邪魔するわね。」

    唯「和ちゃん!ちょうど良かったよ。あのね…。」

    和「梓ちゃんのメールで話は大体分かってるわ。」

    唯「和ちゃん、それじゃ憂を一緒に止めてくれるよね!」

    和「いいえ、これはいい機会だわ。」

    唯「の、和ちゃん?」

    和「唯、あなたは少し憂に甘え過ぎだもの。暫く離れてみるのも悪くないわ。」

    唯「そ、そんなぁ。和ちゃんまで…。」

    和「それじゃ梓ちゃん。唯は私が連れて帰るね。」

    28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:20:48.12
    梓「よろしくお願いします、和先輩。」

    唯「うぃー、うぃーっ!」

    和「ほら、さっさと歩きなさい。」

    憂「…お姉ちゃん、ごめんね。」

    純「梓、あんたこれも計算通りな訳?」

    梓「当たり前だよ。唯先輩対策には和先輩が一番だよ。」

    紬「それじゃあ、改めて、レッツ・ハネムーン!」

    梓「オーッ!」

    澪憂「…お、おーっ。」

    律「…あほくさ。」

    純「…ですよね。」

    29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:25:54.54
    ―高層マンション―

    紬「到着でーす。ここが澪憂'sスイートホームなのー。」

    憂「す、凄い高級そうなマンションですね。」

    紬「普通よ、普通。」

    澪「…あのさ、ムギ。因みに何階の部屋なんだ?」

    紬「勿論、最上階の…」

    澪「わーっ!もっ、もういい!言わないでくれ、頼むから!」

    憂「どうしたんですか、澪さん?」

    紬「もしかして高所恐怖症かしら?」

    澪「ちょ、ちょっと苦手なだけだっ!」

    32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:28:31.32
    ―スイートホーム―

    紬「ここが澪憂'sルームなのー。」

    憂「あの、大丈夫ですか、澪さん?」

    澪「は、ははは。下を見なければ、へっ、平気かな。」

    紬「それじゃお邪魔虫は消えますねー。ドロンッ。」

    澪「…ドロンって、ムギ。」

    憂「あはは、紬さんって面白いですよね。」

    澪「面白いと言うか、ちょっとずれてると言うか。」

    憂「…あの、澪さん。その、今日は本当にすいません。」

    澪「え?」

    35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:31:39.16
    憂「その、私が梓ちゃんと変な約束をしたせいで、澪さんにご迷惑をおかけしてしまいました。」

    澪「い、いや、別に憂ちゃんが謝る事じゃないから。」

    憂「でも…。」

    澪「なんか皆に上手い事乗せられた感じだしさ。憂ちゃんが気にする事じゃないよ。」

    憂「澪さんは優しいですね。」

    澪「な、なんか照れるな//」

    憂「あ、すいません。」

    澪「もうすいませんは無しにしよう、な。」

    憂「はい。」

    36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:37:10.65
    澪「取り敢えず、着替え…と思ったけど、なんにも用意してないしな。」

    憂「あの、澪さん。テーブルに紬さんの書き置きがありますよ。」

    澪「ムギの奴、いつの間に…なになに、着替えはクローゼットの服を自由にお使い下さい、だとさ。」

    憂「これかな?」

    澪「ウォークインって…私の部屋より広いぞ、これ。」

    憂「私の部屋も、この半分くらいかな。」

    澪「まぁ、見た所普通の服ばかりだし…このスウェットでいいか。」

    憂「それじゃ私もそうしますね。」

    37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:38:55.74
    澪「さて、これからどうするかな?」

    憂「わぁ、冷蔵庫に食材がいっぱい。これ使ってもいいのかな?」

    澪「別に構わないんじゃないか。まさか食べた!なんて文句は言わないだろ。」

    憂「それじゃ私、お夕飯の準備しますね。」

    澪「あ、手伝おうか?」

    憂「いえ、慣れてますから。澪さんはテレビでも見てて下さい。」

    澪「なんか悪いな。」

    憂「その代わり、味の保障はしませんよ、エヘヘ。」

    澪「それなら心配ないな。憂ちゃんが料理上手なのは知ってるし。」

    40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:42:00.52
    憂「それはプレッシャーですね。」

    澪「あ、すまない!そんなつもりじゃ…。」

    憂「澪さん、すいませんは無しじゃないんですか?」

    澪「…そうだったな。」

    憂「それじゃ腕によりをかけますね。」

    澪「楽しみにしてるよ。」

    憂「はい。」

    澪(しかし、憂ちゃんて良い子だよな。)

    澪(よく考えたら、時々挨拶程度の会話を交わすくらいなのに、なんか落ち着いてるな、私。)

    澪(不思議だな…なんて言うか、本当に妹がいたら、こんな感じなんだろうか。)

    41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:46:28.45
    憂「出来ましたよ、澪さん。」

    澪「えっ!もう?」

    憂「はい。調理器具なんかも凄い揃ってるし、いつもより簡単に出来ましたから。」

    澪「そうか、それにしても凄いな。」

    憂「冷めないうちに食べましょう。」

    澪「ああ。へぇ、ビーフシチューか。」

    憂「美味しそうな牛肉がありましたから。」

    澪「シチューのルーなんか置いてたんだな。」

    憂「いえ、デミグラスソースは手作りですよ。」

    澪「そ、そうなのか…凄いな。」

    42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:49:05.20
    憂「あ、バケットを切るの忘れてた。」

    澪「へぇ、なんか焼きたての匂いのするバケット…って、まさか?」

    憂「はい、凄い石窯風オーブンがあったので、折角だから焼いてみました。」

    澪「す、凄いな。」

    憂「結構簡単なんですよ、バケット。クロワッサンやデニッシュと違って層を折り込まなくてもいいし。」

    澪「それにしても…うん、美味しいな。」

    憂「それは良かったです。ふむ、我ながら上出来かな。」

    澪「シチューも最高だよ、憂ちゃん。」

    45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:55:45.85
    ・・・・・

    澪「ふぅ、美味しくて少し食べ過ぎたかな。」

    憂「ふふっ、お粗末様でした。」

    澪「いや、マジで最高だったよ。」

    憂「ありがとうございます。それじゃ私、片付けちゃいますから。」

    澪「あ、手伝うよ。」

    憂「え、でも悪いですよ。」

    澪「気にしなくていいって。それに少しは動かないと、その…太りそうだしさ。」

    憂「澪さん、そんなの気にしなくていいスタイルだと思いますけど?」

    澪「いや、油断するとその…。それにこれから厚着になってくると更に油断するし。」

    46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:57:49.32
    憂「これからの季節はありますよね、それ。」

    澪「ああ、体重計を見るのも怖いよ。」

    憂「あはは、それじゃ一緒に後片付けしましょうか。」

    澪「ああ。」

    ・・・・・

    憂「…。」

    澪「唯の事考えてる?」

    憂「ええ、お姉ちゃんもうご飯食べたかなって。」

    澪「それは確かに心配だな。」

    憂「あ、でも和ちゃ…和さんが一緒だから、多分大丈夫ですよ。」

    47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 19:59:46.78
    澪「そうだな…。」

    憂「澪さん?」

    澪「あ、ああ、すまない。そのちょっとな。」

    憂「?」

    澪「いや、その姉妹って…いいなって。」

    憂「澪さんは一人っ子なんですか?」

    澪「うん。だからかな、なんか今の憂ちゃんを見てたら急にさ…。」

    憂「…。」

    澪「あのさ、律に聡って弟がいるんだけどさ。」

    憂「お姉ちゃんから、お話は聞いた事があります。」

    48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:02:57.18
    澪「律とは幼馴染みだから聡も生まれた時から知ってるし、弟みたいな感じなんだけど、やっぱり本当の姉弟は違うなって感じる時があってさ。」

    憂「なんとなく分かります。」

    澪「小さかった頃にさ、三人で一緒に遊んだ後なんかに家に帰って一人になる度に…少し寂しくなるっていうか。」

    憂「…それは、なんだか切ないですね。」

    澪「ハハッ、何を言ってるんだろうな、私。ちょっとおかしいよな。」

    憂「おかしくなんかないよ、澪お姉ちゃん。」

    53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:06:25.22
    澪「え?」

    憂「どうしたの、澪お姉ちゃん。」

    澪「え、えっと、憂ちゃん?」

    憂「ダメだよ。私は澪お姉ちゃんの妹なんだから、憂って呼んでよ。」

    澪「え、あ、あの…でも…。」

    憂「私が妹じゃ嫌なの?」

    澪「…分かったよ、憂。」

    憂「ふふっ、ありがとう、澪お姉ちゃん。」

    澪「憂ちゃ…憂は優しいんだな。」

    憂「そうかな?」

    澪「ああ、なんか凄く嬉しい気分だよ、憂。」

    54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:08:13.25
    憂「それは良かったよ。」

    澪「唯があんな風になるのも納得だ。」

    憂「え?」

    澪「な、なんでもない。」

    憂「変な澪お姉ちゃん、エヘヘ。」

    澪「あ、えーと、そ、そうだ!私お風呂見てくるよ。」

    憂「恥ずかしがり屋さんだね、澪お姉ちゃんは。」

    ・・・・・

    澪「はぁ、参ったな。」

    澪(けど…悪くないよな。)

    澪(澪お姉ちゃん…か。ハハッ、くすぐったいな。)

    55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:13:17.12
    ・・・・・

    澪「循環式でいつでも入れる様になってたよ。」

    憂「それは凄いね。」

    澪「最近流行りの温泉汲み上げ式だな。」

    憂「さすが紬さんの用意する家だね。」

    澪「全くだ。えっと…。」

    憂「なに?」

    澪「あ、な、なんでもない。その憂、先に入って来たらどうだ?」

    憂「ふふっ。」

    澪「…な、なにか変なこと言ったか?」

    憂「ううん。それじゃ一緒に入ろうよ、澪お姉ちゃん。」

    56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:15:31.76
    澪「へ?あ、その…え?」

    憂「ふふっ、さっき言おうとしてやめたでしょ?姉妹って一緒にお風呂入ったりするのかなって。」

    澪「参ったな。なんで分かったんだ…。」

    憂「それはね、姉妹だからだよ、澪お姉ちゃん。」

    澪「そっか…。なんか凄いな、憂は。」

    憂「それじゃご褒美に背中でも流してもらおうかな。」

    澪「そんな事で良かったら、いくらでも言ってくれ、憂。」

    憂「おー、お姉ちゃん発言だね。」

    澪「からかうなよ…憂。」

    58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:20:31.14
    ―マンション前―

    律「なぁ、唯?」

    唯「なに、りっちゃん?」

    律「いや、私達一番出てきちゃイケないタイミングで出てきた気がするぞ?」

    唯「そんなの関係ないよ。今はなんとかあのオートロックを抜ける方法を考えないと。」

    律「あのさ、別にそこまでして邪魔しなくてもいいんじゃないか?」

    唯「りっちゃん!」

    律「な、なんだよ?」

    唯「素直になろうよ。」

    律「いや、別に私はだな…。」

    59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:24:23.64
    梓「そうですね、私も素直な先輩方のほうが好きですね。」

    律「うわっ!なっ、なんだよ、梓。どっから湧いたんだ…って、なにかな、その手に持ってるモノは?」

    梓「一般的にバットと呼ばれる野球用品ですが何か?」

    唯「でもそれ、な、なんかいっぱい生えてるよね、あずにゃん?」

    梓「ああ、ただの釘ですよ。正式には五寸釘と言います、唯先輩。」

    律「な、なんで釘がその…。」

    梓「これなら直撃しなくても、かすっただけで肉が削げるからですけど?」

    61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:26:29.48
    律「な、なんでそんなモノがいるのかなー、梓?」

    梓「ただの痴漢対策ですから、気にしないで下さい。もっとも…。」

    律「も、もっとも?」

    梓「この辺りはよく痴漢が出るらしいので、あまりうろうろしてると勘違いで殴っちゃうかも知れませんけど。」

    律「…そっ、そろそろ帰ろうか、唯?」

    唯「…そっ、そうだね、りっちゃん。」

    梓「夜道には気をつけて下さいね。唯先輩、律先輩。」

    唯律「さ、さよならー。」

    64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:31:27.58
    ―澪憂'sルーム―

    憂「いいお湯だったね、澪お姉ちゃん。」

    澪「そうだな。でもなんか私が背中を流すはずが、髪まで洗って貰って逆に悪いな。」

    憂「ふふっ、澪お姉ちゃんの髪ってサラサラで洗ってて凄く気持ち良かったよ。」

    澪「だから、姉をからかうんじゃない。」

    憂「はーい。」

    澪「全く…可愛すぎるよ、憂は。」

    憂「ん?」

    澪「なっ、なんでもないぞ、なんでも、うん。」

    66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:33:47.26
    憂「変な澪お姉ちゃん。ん、うわぁ!」

    澪「ど、どうした?」

    憂「ねぇ、見て、外!」

    澪「…そ、外はあんまり見たくないかな、ハハハ。」

    憂「でも、凄く夜景が綺麗だよ、ほら。」

    澪「風呂上がりにバルコニーなんかに出たら湯冷めするぞ、憂。」

    憂「少しくらいなら平気だよ。」

    澪「全く、少しだけだぞ。」

    憂「なんでそんな後ろから見てるの?」

    67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:35:57.29
    澪「そっ、それはその…つまりだな…。」

    憂「もしかして、本当に怖いのかな、澪お姉ちゃん?」

    澪「…高い所はその…ちょっとだけ…。」

    憂「しょうがないなぁ、はい。」

    澪「え?」

    憂「手をつないであげるよ。これなら怖くないよね。」

    澪「…そうだな。」

    憂「ふふっ。」

    澪「な、なんだよ?」

    憂「なんでもない。それより見て、ほら。」

    澪「…確かに凄いな、これは。」

    68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:37:37.00
    憂「今夜は星も綺麗だし、素敵だよね。」

    澪「ああ。星空と夜景の間で、二人で手をつないで空を飛んでるみたいた。」

    憂「澪お姉ちゃんは詩人だね、やっぱり。」

    澪「そんな大層なものじゃ無いけどな。でも久し振りにいい詞が書けそうな気がする。」

    憂「きっと幸せな歌だよね。」

    澪「ああ、間違いなくな。」

    憂「そろそろ寝ようか、澪お姉ちゃん。」

    澪「そうだな、憂。」

    69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:39:04.49
    憂「少し冷えちゃったね。」

    澪「だから、言っただろ。えっと、寝室はここか?」

    憂「うわぁ、これはまた凄いね。」

    澪「天蓋付きのお姫様ベットに、ご丁寧に花が大量に飾られて…て、ムギは一体何を考えてるのやら。」

    憂「でも、女の子の夢だよね、これは。」

    澪「素直にそれが言えるのは、羨ましいよ。」

    憂「そうなの?」

    澪「だって私が言ったって…似合わないだろ。」

    72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:40:40.54
    憂「そんな事ないよ。澪お姉ちゃんは可愛いよ。」

    澪「不思議だな。憂に言われるとなんとなくそんな気になってくるよ。」

    憂「だって本当の事だもん。」

    澪「素直にありがとうと言っておくよ、憂。」

    憂「エヘヘ、それじゃ寝ようよ、少しお花に悪いけど。」

    澪「見た目はいいけど、確かに困るな、これは。」

    憂「よいしょっと。うーん、お布団もふかふかだね。」

    澪「何から何まで凄いな、本当に。」

    74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:42:45.09
    憂「なんだか今日は不思議な一日だったね。」

    澪「全くだ。明日はみんなをとっちめてやらないとな。」

    憂「ふふっ、お手柔らかにね。」

    澪「まぁ、こんな日もたまにはいいかな。」

    憂「そうだね、澪お姉ちゃん。」

    澪「寒くないか、憂。」

    憂「…少し寒いかも。」

    澪「それじゃ…こんな風に抱き合って眠るのも悪くないな。」

    憂「もう少し素直に言えないかな、澪お姉ちゃん?」

    澪「そうだな。…気持ちいいな、憂。」

    憂「気持ちいいね、澪お姉ちゃん。」

    75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:46:53.15
    ―翌日放課後―

    澪「ほら、さっさとそこに並べっ!」

    律「なんで私達まで…大体悪いのは梓じゃないのか?」

    澪「黙れ、バカ律。エイッ!」

    律「アイッタァ!なんで私が叩かれるんだよっ!」

    澪「なんとなくだ。」

    梓「おかしいなぁ。普通の澪先輩だよ。」

    澪「私がどうなると思ってたんだ、梓?」

    梓「…ごめんなさいです。」

    澪「今回だけは許してやるけど、次は分かってるな?」

    梓「…反省してます。」

    76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:48:28.68
    唯「うぃーっ、寂しかったよぉ。」

    憂「もう大丈夫だよ、お姉ちゃん。」

    唯「うぃーうぃー。」

    梓「結局、単に唯先輩がダメ人間だっただけか。」

    純「なんか私まで怒られたし。」

    梓「純が言ったんだよ、憂はダメ人間製造機だって!」

    純「…そうでした。」

    憂「これで分かったかな、梓ちゃん、純ちゃん?」

    梓純「ごめん、憂。」

    憂「もう、メッ!だよ、エヘッ。」

    77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:50:38.24
    澪「こんな所で勘弁してやるか、憂ちゃん。」

    憂「そうですね、澪さん。」

    律「ほら、澪の機嫌がいい間にさっさと練習始めるぞ!」

    唯「了解だよ、りっちゃん隊員。」

    梓「やりましょう。」

    純「んじゃ、私はジャズ研に戻るわ。」

    憂「それじゃ、私も帰って家事をしちゃおうかな。」

    澪「お疲れ様、憂ちゃん。」

    憂「澪さんもお疲れ様でした。」

    紬「…ふーん。ちょっと待って、憂ちゃん。」

    78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:52:09.48
    憂「なんですか、紬さん?」

    紬「ちょっとだけいいかしら。」

    憂「ええ、別に構いませんよ。」

    紬「それじゃ澪ちゃんも。」

    澪「ん?なんだムギ。」

    紬「ちょっとだけ、ね。」

    律「なんだ、ムギ。まだ何かやる気か?」

    紬「違うわよ。私だけ叱られてないから、ちゃんと謝ろうと思って。」

    律「そっか。澪の機嫌がいいうちに済ませとくのが得策だからな。」

    紬「うん。それじゃ澪ちゃん、憂ちゃん。こっちに来て。」

    79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:53:40.57
    澪「なんだよ、ムギ。わざわざこんな倉庫なんかに。」

    紬「はい、澪ちゃん。」

    澪「ん、鍵?」

    紬「これは憂ちゃん。」

    憂「この鍵って…もしかして?」

    紬「あの部屋ね、取り立てて使う用事とか無いの。」

    澪「で?」

    紬「いつでも好きな時に使ってね。これが私のお詫び。それじゃあね。」

    澪「ムギの奴…どこまで分かってるんだろうな、憂?」

    憂「そうだね、澪お姉ちゃん。」

    81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:55:44.94
    ―後日―

    澪「ただいま。」

    憂「お帰りなさい、澪お姉ちゃん。」

    澪「ただいま、憂。」

    憂「お夕飯の準備出来てるよ。ちゃんと顔と手を洗って着替えて来てね。」

    澪「私は子供か。」

    憂「あはは、ごめんなさい。」

    澪「あのさ、夕飯の後でいいから、見てもらいたい物があるんだ。」

    憂「もしかして幸せな歌詞かな、澪お姉ちゃん?」

    澪「ああ。今までで最高に幸せな…ラブソングだよ、憂。」


    お し ま い

    コメントを書き込む コメントを読む(1) [けいおん!SS] ブログランキングへ 人気ブログランキングへ このSSをはてなブックマークに追加


関連?商品

過去の名作たち

梓「先輩からの手紙」
律「澪のはか!」
梓「そばや」
  1. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/10/01(金) 13:40:20 URL [ 編集 ]
    憂ちゃんかわ憂

コメントの投稿(コメント本文以外は省略可能)




管理者にだけ表示を許可する

<<律「あれは……唯と澪?」 | トップページ | 唯「2キロ痩せてやるー!」>>
テンプレート: 2ちゃんねるスタイル / 素材サイト: 無料テンプレート素材.com / インスパイヤ元:2ch.net /
これより下はないよ・・・
消費者金融比較
キャッシングローン
消費者金融 利息
ブログパーツ

ギャルと女子高生

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。