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過去の名作たち

  1. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/10/17(日) 00:40:32 URL [ 編集 ]
    生理に見えた俺が馬鹿だった
  2. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/10/17(日) 01:50:02 URL [ 編集 ]
    なんかシュールな漫画みたいなノリの所があったな
  3. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/10/17(日) 02:53:27 URL [ 編集 ]
    こんなにつまらんSS初めて見た。
  4. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/15(土) 15:15:45 URL [ 編集 ]
    いや面白かったけどね

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澪「整理と、掃除。だ」

  1. 名前: 管理人 2010/10/16(土) 21:59:43
    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 19:56:34.86
     放課後・軽音部部室 収納庫

    澪「この辺は唯か?全く、溜め込むなって言ってるのに」

    紬「澪ちゃん、どうかした?」

    澪「見てくれよ、これ。あっという間に、物で埋まりだした」

    紬「唯ちゃん、可愛い物を集めるのが好きだから♪」

    澪「それは良いけど、程度問題だろ。これをこうして、これをこっちに持って来てと」


    2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/16(土) 19:57:36.63
    律「ムギー、お茶淹れてくれー。って、なにやってんだ?」

    澪「片付けだよ。律、お前も自分の分はちゃんと持って帰れよ」

    律「ああ、分かった」 きゅっ

    澪「どうして私の手を取る」

    律「いや。私の物だから」

    澪「馬鹿言ってないで、全部持って帰れよ」

    律「わーった、わーった。ムギ、お茶頼むなー」 すたすた

    澪「全く」 くすっ




    5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/16(土) 19:58:39.70
    紬「お待たせー♪」 こぽこぽー

    唯「ありがとー。あれ、澪ちゃんは?」

    紬「収納庫を片付けてるわよ。ちょっと荷物が溜まってきてるから」

    唯「困った人もいるんだねー」 ずずー

    澪「お前の荷物が一番多いんだ」 ぐいぐい

    唯「ひぃーっ」

    律「やれやれだぜ」

    澪「お前もだ」 ぐりぐり



    6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/16(土) 19:59:41.48
    梓「済みません、遅れました」

    澪「梓の私物は殆ど無いな」

    梓「え、何の話ですか?」

    紬「収納庫。また、物が溜まってきてるの」

    梓「どうせ、唯先輩と律先輩の私物ばかりなんでしょう」

    唯「だってここは、私の部屋みたいな物だからね」

    律「そうそう。だから、つい甘えちゃうんだよな」

    唯「だよねー」

    梓(それって、私が部室に思い入れが無いって事なのかな) たらー



    7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:00:43.52
    澪「とにかく今日は、収納庫の整理。それと、部室の掃除」

    唯「えーと、ギー太のチューニングをと」

    律「ちょっとペダルの調子を見てみるかな」

    澪「整理と、掃除。だ」

    唯「面倒だよ。掃除は本当に面倒なんだよ。澪ちゃんは最後までそれをやり抜く覚悟があるって、私に誓える?」

    澪「怖いから、真顔で言うな。そんなの当たり前だろ」

    紬「私、掃除道具を借りてくるわね」

    唯「和ちゃんの所なら、私もー」

    澪「分かった。こっちは整理を始めてるからな」



    8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:01:45.60
     生徒会室

    和「持って行く道具の名前と数を、用紙に書いておいてね。消耗品は、そのまま持って行って構わないわ」

    紬「分かったわ。……これで良い?」

    和「ええ。唯、ちゃんと掃除するのよ」

    唯「もう、和ちゃんまで。私はやれば出来る子なんです」

    和「自分で言わないでよね」 くすっ

    唯「えへへ。澪ちゃん達が先に始めてるから、本当に大丈夫だよ」

    和「だったら平気か。紬も、唯の事よろしくね」

    紬「ええ、任せて♪」



    9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:02:48.03
     軽音部部室 ドアの前

    紬「ただ今戻りましたー・・・。あれ?」

    唯「入れないね」

    紬「これは棚かしら。・・・よいしょ」 ひょい

    唯「おおっ」

    律「我々は助かったぞー」

    梓「律先輩、大げさです」 ひょっこり

    唯「あずにゃん?何してたの?」

    梓「それが、その。えーと」



    11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:03:48.04
    澪「・・・」

    紬「結構広がってるわね」

    唯「荷物が溢れ出てるね」

    澪「・・・」 びくっ

    律(しー。澪がまずは収納庫の荷物を全部出せって言い出してさ。そうしたら、部室中が荷物で溢れかえった」

    紬(それで落ち込んでるって訳。棚は?」

    梓(右に同じです。棚の後ろも掃除しようって事になって運んだんですけど、ドアの前で力尽きました)

    紬(そうだったのー)

    唯「・・・」 とたとた



    12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:05:03.05
    唯「澪ちゃん、澪ちゃん」 ぽんぽん

    澪「や、やあ。唯」 びくっ

    唯「大変な事になっちゃったね」

    澪「ああ。威勢の良い事を言っておいて、この様だ。さっきは済まな・・・」

    唯「もう大丈夫だよ」 撫で撫で

    澪「え?」

    唯「ムギちゃんも戻ってきたからね。私達が力を合わせれば、出来ない事なんて何も無いよ」 にこっ

    澪「・・・うん。ありがとう、唯」 にこっ

    唯「てへへ。じゃ、力を合わせて頑張ろーっ」

    澪「おー」



    13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:06:05.86
    梓「これ、唯先輩のです」

    紬「これは、唯ちゃんのね」

    律「これ、唯のだな」

    唯「う、うう」

    澪「まあまあ。唯、それは私が片付けてやるよ」

    唯「ありがとー。澪ちゃんありがとー」

    澪「もう、そんなにひっつくなよ♪」

    梓(無いわー、それは無いわー)



    14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:07:07.04
    律「この辺は、プリントか。また随分古いのばっかだな」

    紬「始業式、遠足、プール開き。なんだか、懐かしくなってくるわね」

    律「それは良いけど、もういらないだろ。全部捨てるぞ」

    澪「駄目駄目、駄目だ。いつか、このプリントを必要とする時が来るかも知れないだろ」

    律「いつなんだよ、それは」

    澪「だったら律は、プリントをどうしてるんだ」

    律「ふっ。私って女は、もらった端から捨てていくぜ」

    梓「言い方を恰好良くしても駄目ですよ」



    15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:08:09.85
    律「とにかく古いプリントは、全部捨てる事。唯、紐で縛ってくれ」

    唯「私、こういうの苦手なんだよね。絶対指を結んじゃうから」

    梓「ギターの弦を押さえるみたいに、ささっとやれば良いんですよ」

    唯「あずにゃんは良い事言うね」 ささっ、むにっ

    梓「・・・まあ、失敗するとは思ってましたけどね」

    唯「あーん。あずにゃんがいじめるよー」

    澪「よしよし。私が押さえててやるからな」

    唯「澪にゃーん♪」

    梓(あはは、冗談ばっかり)



    16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:09:19.52
    唯「大体結べたけど、運ぶ時が大変そうだね」

    律「任せとけ。そういう時こそ、ムギの出番だぜ」

    澪「お前が威張るな。ムギ、行けそうか?」

    紬「全然平気♪」 ひょい

    唯「さすがムギちゃん。だったら、私も・・・」 よろよろ

    紬「あらあら」 はしっ

    唯「ありがとー。やっぱりムギちゃんには敵わないな」

    紬「うふふ♪唯ちゃんは、梓ちゃんと一緒に運んでみたら?」

    唯「あ、そだね。あずにゃん、一緒に頑張ろ-」

    梓「ああ、はい」

    紬「うふふ♪」



    18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:10:35.94
      階段

    唯「・・・結構大変だね」

    梓「一枚一枚は軽くても、相当な数を束ねてますからね」

    唯「私達も紙に負けないように、力を合わせて頑張ろうよ」

    梓「なんですか、それ」 くすっ

    紬「私、先に戻ってるわねー」 すたすた

    唯「ムギちゃん、2往復目だね」

    梓「私達って、何なんでしょうね」

    唯「紙より軽い存在って事じゃないのかな・・・」



    19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:11:41.84
     軽音部部室

    律「よう、お疲れ様。先に、お茶してるぞ」

    唯「・・・」

    澪「二人とも、大丈夫か?」

    梓「・・・」

    紬「はい。今日はラズベリータルトよ♪」

    唯・梓「・・・」 がつがつがつ

    律「食べるのかよ、おい」



    20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:12:44.21
    唯「あー、疲れた。・・・これ、アルバム?」

    澪「棚の奥から出てきた。ずっと探してたんだよ」

    律「やっぱり、掃除をして正解だな」

    澪「お前が言うな」

    紬「まあまあ。これは、入学したての頃かしら」

    律「こっちはムギの別荘に行った時だな」

    澪「これは学園祭か。あはは・・・」

    梓(先輩達の、1年生の頃の写真か。私はその時いなかったから、会話に入りづらいな) しゅん



    21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:13:46.16
    唯「あずにゃん、あずにゃん。これ見てよ、澪ちゃんが初々しいよ」

    梓「はぁ」

    唯「あー、この時は本当に楽しかったなー」

    梓「そう、ですか」

    唯「でもあずにゃんがいたら、もっと楽しかったと思うよ。何倍も何十倍もね」

    梓「・・・唯先輩」

    唯「ん?」

    梓「写真、もっと見せてもらえますか?」

    唯「うん。一緒に見よう♪ほら、これ見て見て」

    澪「それは見せるな」



    22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:14:48.16
    律「・・・あれ、一枚無いな」

    澪「無いんじゃ無くて、ほら。あれは、封筒に入れて」

    紬「ああ。あれって結局、見つかってないのよね」

    唯「私達も、見つけられなくなったけどね」

    梓「何がです?」

    唯「私達にとって大切な写真が、どこかへ行っちゃったんだよ」 

    梓「学園祭や新歓ライブの写真ですか」

    唯「それも大切だけど、もっともっと大切な写真だよ」



    23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:15:49.97
    澪「片付けてれば、その内見つかるだろ。さて、また始めるか」

    唯「今日はもう良いんじゃ無いの?」

    澪「駄目だ。ほら、早く来い」 きゅっ

    唯「あーん。引っ張らないでー」

    律「澪は姉さん女房だなー。だははー」

    梓(え、何々?何が面白いの?私、全然分かんない。あははー)



    24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:16:53.67
     収納庫

    澪「床も掃いたし、棚を戻すか。ムギ、頼む」

    紬「了解♪」

    唯「私も手伝うよ」

    律「しゃーない、私もやるか」

    紬「せーので持ち上げるわよ。・・・せーの」 ひょい

    唯「おっと、よっと。おお、おおお」 よたよた

    律「唯、大丈夫か?」 よたよた

    澪「もう、仕方ないな」 さっ



    25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:17:56.79
    唯「澪ちゃん、ありがとー」

    澪「良いから、しっかり運べ」

    唯「はーい。よいせ、よいせ」

    律「本当、掛け声だけは一人前だな」 よたよた

    梓(律先輩を助けるべきなのかな。でもそうすると、ムギ先輩はって話になるし) 



    26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:19:00.21
    紬「よっこらせと。どうにか運び込めたわね」

    梓(悩んでる間に終わっちゃったよ。はぁ)

    唯「お疲れ様ー」

    澪「ああ、お疲れ様」

    律「よーし、そろそろお茶にするか」

    澪「いい加減にしろ」 ぺた

    唯、紬「あははー」

    梓(結局私は何もしてないし、全然笑えないな) しゅん




    27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:20:03.20
    律「梓、棚へスコアを収めてくれ。ああ、その前に拭き掃除も」

    梓「あ、はい」

    律「それが終わったら、ゴミも捨てといてくれよ」

    梓「はい」

    律「後は梓に任せて、私達は部室の掃除を始めようぜ」

    梓(厳しいな、律先輩。でも今は、その厳しさが嬉しいな)




    28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:21:15.81
     軽音部部室

    梓「片付け、終わりました」

    紬「ご苦労様。床は掃き終わったから、後は壁と窓の拭き掃除ね」

    唯「・・・あれは?」

    紬「どれ?」

    唯「天井のあれ。何か、ふらふらしてる」

    紬「紐?目地に引っかかってるのかしら。でもあの紐って・・・」

    唯「しゃーっ」 ぴょんっ

    澪「全然届いてないし。掛け声変だし」

    律「蛇か、お前は」

    紬「唯ちゃん、可愛いー♪」

    梓(価値観は人それぞれだなー) にまー




    29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:22:17.55
    澪「とはいえ、気付くと気になるな」

    唯「しゃーっ」 ぴょん

    律「それはもう良いんだ。椅子を使っても、・・・届かないか」 

    澪「高枝切りばさみは?」

    律「どこにあるんだよ、それは」

    紬「肩車する?」

    梓「いくら何でも、それは」

    律「グッドアイディア♪」

    梓「・・・どうして私を見るんですか」



    30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:23:18.88
    唯「あずにゃん、あずにゃん」 すたっ

    梓「一応聞きますけど、どうして屈んだんですか?」

    唯「なんたって、ゆいあずだからね。それとも、あずにゃんが下になる?」

    梓「・・・まあ、色んな意味で乗ってみますよ」 ひょい

    唯「よっこらせ」 ぐい

    梓「済みません。床が顔に近付いてるんですけど」

    唯「奇遇だね。私もそんな感じだよ」

    梓「そろそろ突っ込んだ方が良いですか?」

    唯「・・・名前を呼んだところで、突っ込んで欲しかったかも」



    31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:24:20.64
    律「やっぱり下がムギで、上が梓だろ」

    梓「結局、逃げられませんか」

    律「まあまあ。ムギ、頼むぞ」

    紬「任せて♪」 すたっ

    梓「・・・では、失礼します」 ひょい

    紬「ゆっくり立つわよ」 すーっ

    唯「おお。ムギあず誕生っ」

    澪「でも梓が上なんだから、あずムギじゃないのか?本名で考えても、あずつむぎ。うん。やっぱり、あずムギだっ」 ぽんっ

    律「無限大にどうでも良い台詞だったな」



    32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:25:34.65
    梓「唯先輩。ホウキをお願いします」

    唯「手を離して大丈夫?」

    梓「ムギ先輩を信頼してますから」

    紬「ありがとう、梓ちゃん♪」

    梓(だけど肩車って、冷静に考えると結構な体勢だよな)

    紬「うふふ♪」 さすさす




    33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:26:44.19
    梓「・・・結構引っかかってるな」 ひょいひょい

    澪「梓、無理するなよ」

    梓「ええ、私は平気です。・・・ムギ先輩は大丈夫ですか?」

    紬「100人乗っても大丈夫よ」

    唯「うーん、白ウサギ♪」

    律「持って回るな、おい」



    35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:27:46.52
    梓「済みません、もう少し前にお願いします」

    紬「はいはい♪」

    梓「そこで結構です・・・よっ」 ひょいひょい

    唯「もう一人乗らないと、届かないかな」

    澪「そうなると、あずムギッツか」

    律「どうして私が下決定なんだよ。梓、もう止めだ。危ないから降りてこい」

    梓「でも、これが取れないと」

    律「そこまで無理する事じゃないって言ってるんだよ。ムギ、ありがとう。もう良いよ」

    梓「はぁ」

    紬「ゆっくり屈むわね」 すーっ



    36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:29:05.75
    梓「済みません、お役に立てずに」 しゅん

    律「だったら脱げ」

    梓「えっ?」 びくっ

    律「ほら、早く」 ぐいぐいっ

    梓「な、な、にゃーっ」 すぽっ

    紬「うふふ♪」 きらきらっ



    37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:30:08.93
    律「澪、ほれ」 ひょい

    澪「ジャケット、結構汚れちゃったな。天井をはたいたから、埃が落ちて来たんだ」 ぽんぽん

    梓「ああ、そういう。そういう意味でしたか」 ほっ

    紬「うふふ♪」 きらきらっ



    38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:31:11.97
    澪「大体、こんな所か」

    梓「あ、ありがとうございます」

    澪「気にするな。よし、掃除の続きをするぞ」

    紬「後は壁と窓を拭いて終わりね」

    唯「紐は?」

    律「もしかしてあれは、何かのスイッチかも知れないぞ」

    唯「だったら、迂闊に取らない方が良いのかな」

    紬「紐を引くと何が起きるの?」

    唯「おめでとーって、垂れ幕が下がってくるとか」

    律「色んな意味でおめでたいな」



    39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:32:13.27
    澪「ふーん♪ふふーん♪」 きゅっきゅっ

    律「いるよな。掃除の時に、鼻歌を歌う奴」

    唯「でも鼻なんだから、歌うって言うのも変じゃない?」

    律「うーん、意外と深いな」

    梓「どうでも良いから、掃除をお願いします」

    唯「あずにゃんはいつも真面目だね。お姉ちゃん、肩凝っちゃうよ」

    梓「なんですか、それは。とにかく手を休めないで、掃除をお願いします」



    40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:33:17.31
    澪「ふーふふーん♪ふふふーっ♪」 きゅっきゅっ

    唯「澪ちゃん、楽しそうだね」

    澪「作曲の才能が芽生えたかも知れないな」

    唯「だったら今度は、私が詞を書いてみるよ」

    澪「お。ゆいみお誕生だな」

    梓「ふ・・・。ふふーん♪ふふふーん♪」 ちらっ、ちらっ

    律「梓、鼻歌下手だな」

    梓(下手って言われたし。鼻歌が下手って、意味分かんないし)



    41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:34:19.25
    紬「後は机と椅子を元の場所へ戻してと」 ひょいひょい

    律「ドラムは大体、この辺か」

    澪「食器棚が残ってるぞ。これこそ、全員じゃないと動かないな」 ぐいぐい

    澪「せーので持ち上げましょうか」

    律「全員、囲めー」

    唯「おー」

    律「持ち上げろ-」

    紬「おー」

    梓「・・・何故、私を」

    澪「つい」



    42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:35:21.15
    律「冗談はそのくらいにして、本当に運ぶぞ」

    澪「お前が言い出したんだろ」

    紬「まあ、まあ。もう一度、せーのでは持ち上げるわよ」

    唯「おー」

    梓「唯先輩は、そればかりですね」

    紬「うふふ♪・・・せーの」

    唯「ぅおーっ」

    梓(い、意外に野太い声が)



    43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:36:25.02
    律「みんなで力を合わせて、気持を一つにするんだっ」

    澪「またややこしい事を」

    紬「わっしょい♪わっしょい♪」

    唯「ぬぁーっ」

    梓「何一つとして揃ってませんね」

    唯「それが軽音部の良い所だよ」 にこっ

    梓(何故、突然笑顔)



    44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:37:27.53
    紬「もう少し下がって、下がって。下がって」

    律「今思ったんだけど。これ以上下がると、私は壁と棚に挟まれるんじゃないのか」

    澪「気のせいだろ」

    梓「気のせいですよ、気のせい」

    唯「なんだか、妖精さんみたいだね」

    紬「ロマンチックねー」

    律「というか、あんこが出そうなんですけど」



    45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:38:32.29
    律「あー、ひどい目に遭った」

    紬「まあまあ。でもこれで、一通り終わったわね」

    澪「後は食器を棚へ戻して終わりか」

    唯「これ、紅茶が入ってた箱だよね」

    律「「どうかしたのか?」

    唯「空なのに、音がするよ」 かたかた

    澪「爆弾だったりしてな。はは」

    律「後ろに隠れるな」



    46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:39:43.16
    唯「そういう音じゃないんだけどね」 かたかた

    澪「確かそれは空で、でもデザインが可愛かったから残してたのよね」

    唯「飴ちゃんでも入ってるのかな」 かたかた

    澪「好奇心は猫を殺すぞ」

    律「むしろ、開けない方が殺すと思うけどな」



    47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:40:52.74
    唯「・・・分かった。これだよ、これ」 かたかた

    律「近すぎて見えないよ。・・・ああ、これか」

    澪「・・・思い出した」

    紬「そういう事ね」 ぽんっ



    48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:41:54.32
    梓「さっき言ってた、探してる写真ですか」

    律「鋭いな。梓、開けてみろ」

    梓「・・・私の恥ずかしい写真とか、そういう意味ですか」

    律「さて、どうかなー」

    紬「もう、りっちゃんってば。大丈夫よ、とっても素敵な写真だから」

    澪「第一私の写真以上に恥ずかしい物なんて、そうはないさ」 ふっ



    49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:42:56.64
    唯「あずにゃん、早く開けてみてよ」

    梓「・・・びっくり箱ってオチとか」

    律「つくづく可愛くないな。昔はあんなに素直だったのに」

    梓「なっ」

    紬「嘘嘘。梓ちゃんは今でも可愛いわよ」

    梓「はぁ」

    澪「大丈夫。良いから開けてみろ」

    梓「・・・分かりました」 かぱっ



    50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:44:28.53
    梓(紅茶の良い匂い。・・・封筒、か) かたっ

    唯「なんて書いてある?」

    梓「・・・宛先は、中野梓」

    唯「差出人は?」

    梓「田井中律、秋山澪、琴吹紬。・・・平沢唯」

    唯「何が入ってるんだろうね」

    梓「・・・写真が入ってます。皆さんが言ってたように」

    唯「どんな写真?」





    51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:45:31.12
    梓「場所は、この部室。そこで皆さんが写ってます」

    律「私達だけか?」

    梓「違います」

    澪「他には誰が?」

    梓「・・・私が、皆さんと一緒に写ってます」

    紬「つまり?」

    梓「私が初めて部室に来た日の写真です。・・・それと、手紙が一通」




    52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:46:33.30
    ┌───────────────────────┐
    │                                  │
    │  あずにゃんへ                        .│
    │                                  │
    │  いつまでも、この5人で                ......│
    │  また今度も、この5人で                .....│
    │                                  │
    │                                  │
    │  田井中律 秋山澪 琴吹紬 平沢唯         ..│
    │                    中野あずにゃん    .│
    │                                  │
    └───────────────────────┘




    53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:47:35.36
    唯「あーずにゃん♪」

    梓「ちょっと、唯先輩」

    唯「昔は良くこうしてたねー」

    梓「今でもしてるじゃないですか」

    律「まあまあ。とにかく大切に保管しようって事になってさ」

    唯「初めは、天井の紐にぶら下げようって言ってたんだよ。あずにゃんがいつ気付くかと思って」

    澪「でも私達のバンド名は、放課後ティータイムだろ。大体、天井って」

    紬「だからティーセットのどこかにしまっておこうって。さっきの紐で、隠した場所を思い出したの」

    唯「ちょっと、やりすぎちゃたけどね」

    律、澪、紬「あはは」



    54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:48:37.81
    梓「あの。えと、その」

    律「ん、どうした?」

    梓「いえ、その。そんなに皆さんが、私の事を気に掛けてくれていると思ったら。えと、その」

    唯「でも写真の場所、忘れちゃったしね」

    律「それでこそ、私達だ」

    澪「威張って言うな」

    紬「せっかくだし、また写してみる?」

    律「良いな、それ。よーし、全員並べー」



    55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:49:39.02
    律「もうちょっと詰めて。ほら、寄って寄って」

    梓「狭いんですけど」

    唯「大丈夫大丈夫」

    澪「全然答えになってないぞ。律、タイマーは」

    律「今セットした」

    紬「りっちゃん、早く」

    律「おぅっ」 とたとたっ


    56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:50:41.02
    律「とーちゃーく」

    澪「この、また無理矢理」

    梓「だから寄りすぎですって」

    律「なんだとー。みんな、囲めー」 きゅっ

    唯「おー♪」 きゅっ

    紬「えいっ♪」 きゅっ

    澪「全く♪」 きゅっ

    梓「えーっ?」 

    ぱしゃっ




    57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 20:51:43.91
    ┌──────────────────┐
    │                           .│
    │ これを読んでいる私へ          ......│
    │                           .│
    │ いつまでも、この5人で          .....│
    │ また今度も、この5人で          ....│
    │                           .│
    │                           .│
    │ 律先輩 澪先輩 ムギ先輩 唯先輩  .....│
    │                   中野梓  .....│
    │                           .│
    │                           .│
    └──────────────────┘


                         終わり

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梓「ゆ、唯先輩…わたし、あの…好きです!付き合ってください!」
唯「りっちゃんが日和!」
唯「はばたけ天使」
  1. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/10/17(日) 00:40:32 URL [ 編集 ]
    生理に見えた俺が馬鹿だった
  2. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/10/17(日) 01:50:02 URL [ 編集 ]
    なんかシュールな漫画みたいなノリの所があったな
  3. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/10/17(日) 02:53:27 URL [ 編集 ]
    こんなにつまらんSS初めて見た。
  4. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/15(土) 15:15:45 URL [ 編集 ]
    いや面白かったけどね

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