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憂「お姉ちゃん…お姉ちゃん!お姉ちゃんったら!」

  1. 名前: 管理人 2010/08/02(月) 13:50:03
    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:35:15.00
    唯「んん~……」

    憂「もう…早く起きないと遅れるよ?」

    シャッ(カーテンを開ける)

    憂「ほら、リーネの鐘があんなに気持ちよさそうに歌ってるよ」

    唯「リー…ネ……」

    憂「昨夜興奮して寝つけなかったんでしょ?……建国千年のお祭りだから無理ないけど…」

    唯「建…国…千にぇん………はっ!!」

    ガバッ!!

    憂「うふふ…おはようお姉ちゃん^^」

    唯「ああぁぁあ……ね、寝過ごした…」ガーン

    憂「まだ大丈夫だよお姉ちゃん^^早く準備してね?」

    唯「う、うん!ありがとう憂ぃ!!」


    2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:37:00.97
    準備を済ませる

    唯「じゃあ憂、行ってくるね!」

    憂「あ!お姉ちゃん!ちょっと待って!」

    唯「ほぇ?」

    憂「はぃ、おこづかい^^愉しんできてね」

    唯「ありがと~憂ぃ~」

    憂「うふふ^^」

    唯「行ってきまーす!!」

    憂「行ってらっしゃーい^^」

    3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:38:45.26
    ~リーネ広場~

    唯「ふわぁ~、凄い人の数だなぁー…いっぱい愉しまなくっちゃ!!」フンス!

    テクテクテク…

    ドンッ!!

    唯「うわぁ!!」

    ?「キャッ!!」

    唯「うぅ…痛いよぅ…」

    ?「あ、あの…大丈夫ですか?」

    唯「あ、ご、ごめんなさい!」

    ?「い、いえ……あぁ!!ぺ、ペンダントが…」

    唯「ほぇ??」

    5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:41:56.19
    ?「ペンダントが…ないです…」

    唯「ペンダント?……あ」

    テクテクテク

    ?「あぁ…ど、どうしよう…」

    唯「はぃ!」

    ?「?…あ!私のペンダント!!」

    唯「あっちに落ちてたよぉ。多分ぶつかった時に飛んじゃったんだねぇ、ごめんねぇ」

    ?「い、いえ!あ、ありがとうございます!!」

    唯「じゃあ…」

    ?「あ、あの!」

    唯「ほぇ??」

    7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:43:30.48
    ?「よ、よかったら一緒に回りませんか?」

    唯「えぇ!?」

    ?「あ、ご、ごめんなさい…め、迷惑ですよね…」

    唯「いいのぉー!?」パァー

    ?「え!?は、はぃ!!」

    唯「良かったぁー!一人じゃ寂しかったんだよぉー」

    ?「そ、そうなんですか///あ、私、梓っていいます!!」

    8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:44:55.84
    唯「梓ちゃんっていうんだ…あ、私は唯!よろしくねぇ梓ちゃん」

    梓「唯…さん…よろしくお願いします!!」

    唯「唯さんだなんてぇ///あれ?梓ちゃんは何歳??」

    梓「私は16です」

    唯「おぉぉ!!16となっ!?私は17歳だよぉ~」

    梓「あ!唯…先輩」

    唯「せ、先輩となっ!?…えへへ…」

    9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:46:32.96
    梓「せ、先輩??」

    唯「じゃあ梓ちゃんはあずにゃんね!」

    梓「あ、あずにゃん?」

    唯「そうだよぉ~、可愛いじゃんあずにゃん」

    梓「唯先輩がそう言うなら…///」

    唯「よーし、あずにゃん行っくよぉ~!!」

    梓「は、はぃです!!」

    10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:48:51.91
    色々と遊び回る

    唯「ふぃ~…疲れたねあずにゃん」

    梓「そうですね……あ!あそこで何かやるみたいですよ!」

    唯「えぇ…」

    梓「ほら!唯先輩!行きますよ!!」

    唯「あ、あずにゃん…と、年寄りはもっといたわらないと…」

    ズルズル…

    11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:51:25.28
    ~奥の広場~

    タバン「さぁさぁ!お時間と勇気のある方はお立会い!!」

    タバン「これこそ世紀の大発明!超次元物質転送マシン1号だ!!」

    タバン「早い話、こっちからそっちに物を転送させる装置ってこったぁ!!」

    タバン「こいつを発明したのが、頭脳明晰、才色兼備…この俺の一人娘…律だ!!」

    律「どーもぉー!!天才の律でぇーーーす!!」

    12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:54:15.04
    唯「あ!りっちゃんだ!!」

    梓「お知り合いですか?」

    唯「うん!ねぇねぇあずにゃん!あれ面白そうだからやってみてよ!」

    梓「な、なんで私が…」

    唯「だってぇ…一番最初にやるの怖いもーん」

    梓「わ、私だって怖いです!!」

    唯「んー、あずにゃんのいけずぅー」

    梓「わ、わかりましたよ!やってやるです!!」

    テクテク…

    13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 10:58:38.56
    タバン「おぉっと!何とこの可愛らしいお嬢ちゃんが挑戦だぁ!!このお嬢ちゃんが見事消えましたら拍手喝采!!」

    律「ん?お、おい唯!!お前いつの間にこんな可愛い子を!?」

    唯「えへへー、さっきぶつかってー」

    律「ぶつかって?よ、よくわからないな…まぁいいや、じゃあ始めるぞ!!」

    唯「わくわく…」

    梓「…」

    14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 11:03:08.26
    タバン「スイッチオン!!」

    律「エネルギー充電開始!!」

    ギュギュギュギュギューーーーー…

    梓「何これ…?ペンダントが………」

    バチチチチチチチチチ!!!!!

    タバン「うぉっ!!」

    律「えっ!?」

    梓「な…キャッ!!」

    ギュイーーーン

    ―――――――――
    ――――――
    ―――

    タバン「お、おい律、出てこねぇぞ」

    律「そ、そんな…」

    16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 11:07:56.74
    タバン「は、はい!!ご覧の通り影も形もありません!これにてオシマイ!!」

    ゾロゾロ…(観客が帰る)

    タバン「おい、律!一体どうなってんだ?あの子はどうしちまったんだ!?」

    律「あの子の消え方…テレポッドの転送の消え方じゃない…」

    律「あの空間の歪み方……ペンダントが反応していたようにも…もっと別の…何かが………」

    タバン「どうしたらいいんだ?助けるには?」

    律「あの子は……んっ?そういえばあの子どこかで見たことがあるような?」

    唯「りっちゃん!!もう一回お願い!!」

    18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/01(日) 11:09:59.48
    >>17
    敬礼させていただこう

    19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/01(日) 11:12:04.82
    律「唯…お、お前…」

    唯「あずにゃんは私に頼まれてやったんだよ!だから私が助けなくちゃいけない!!」

    律「………わかった!」

    律「いいか唯?そのペンダントが何らかの力を働いたと私はみている。だから決してそのペンダントを離すなよ!」

    唯「うん!」フンス!

    律「いくぜ!!」

    タバン「おうよ!!」

    20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/01(日) 11:16:00.31
    タバン「スイッチオン!!」

    律「エネルギー充填開始!!」

    律「もっと出力を上げて!!」

    タバン「あいさ!!」

    律「もっと!もっと!!」

    タバン「あいさ!!」

    バチチチチチチチチチ!!!!!

    律「ビンゴッ!!唯!私も原因を究明次第後を追うからな!!それまで頼んだぞ!!」

    唯「うん!!」フンス!

    ギュイーーーン

    ―――――――――
    ――――――
    ―――

    21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/01(日) 11:20:39.63
    ―――――――――
    ――――――
    ―――

    ギュイーーーン

    唯「おぅ!!」ドサッ!

    唯「いたたた…こ、ここは…」

    ガサガサガサ…

    唯「ほぇっ!?な、なに!?」

    ジャリー×3

    22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/01(日) 11:26:54.80
    唯「き、気持ち悪いよぉ…」

    ドカッ!

    唯「い、痛っ!!」

    バキッ!

    唯「あぅ!!」

    唯「ま、まずいよぉ…」

    ジャリーが突っ込んでくる

    唯「!!」

    23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/01(日) 11:31:50.14
    スカッ!!

    唯「よ、避けれた…こ、この子達、そんなに強くない…!」

    唯は地面に落ちていた木の棒を拾う

    唯「えぇぇーーーーい!!」

    バキィィィ!!

    ギャリー×1「」

    唯「や、やったぁ!!よ、よぉーーーし!!」

    24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 11:34:50.46
    ごめん。昼御飯買いに行ってくるのでageさせてもらいます。

    25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 11:54:04.97
    バコッ!!ドカッ!!ベキッ!!

    ギャリー×2「」

    唯「はぁ…はぁ…や、やったぁ……つ、疲れたよ…」

    棒を落とす唯

    唯「こ、こうしちゃいられないよ…あずにゃんを捜さないと!!」

    タッタッタッタ・・・

    26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 11:59:57.77
    唯「山を降りたのはいいけど…ここは何処なんだろぅ…」

    唯「とりあえず誰かに聞いてみよう…」

    唯「あ、あのすみません!」

    カクカクシカジカ…

    民「何言ってるの?建国1000年?今は建国600年よ?ガルディア21世が治めているじゃない…全く…じゃあね!!」

    唯「…600年………か、過去に来てしまったってことなのかな…」

    27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:04:25.42
    唯「あずにゃんを見つけるためにももっと情報を…」

    カクカクシカジカ…

    民「友達が迷子だぁ!?んなこと言われてもな…そうだ、城に行ってみろよ、何か手助けしてくれるかもしれねーぞ」

    唯「お、お城!?」

    民「そうだよ。何だお前知らねーのか?城はだな、ガルディアの森を抜けたらすぐだ。行きゃわかるだろ」

    唯「あ、ありがとうございます」

    テクテクテク…

    唯「ここかぁ…森に一人で入るって何か怖いよぉ…で、でもあずにゃんのためだもん!よ、よしっ!!」フンス!

    テクテクテク…

    28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:08:07.22
    唯「な、なんとか無事お城に着いたよぉ…お、お邪魔しまーす…」

    ギィーーー………ガラガラ………

    兵「何者だ!見かけんヤツだな。大体なんだ、その格好は?」

    唯「ひ、ひぃっ!」

    兵「もしや魔王軍の手先?…いや、こんな弱々しいヤツが魔王軍という事もあるまい」

    兵「さ、行った行った!あまりウロウロしているとひっ捕らえるぞ!」

    ?「おやめなさい!!」

    30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:12:42.43
    兵「リ、リーネ王妃様!」

    王妃「この方は私がお世話になったお方。客人として、もてなしなさい」

    兵「しかし、こんな怪しい…」

    王妃「私の命が聞けないと…?」

    兵「め、滅相もありません!ど、どうぞお通りを!」

    王妃「フフ……」

    部屋へ戻っていく王妃

    32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:17:30.98
    >>31おいおい嘘だろ?

    唯「ほ、ほぇ???」

    唯「た、助かったみたい…。と、とりあえず、お、王様に話したほうがいいかな…」

    唯「あ、あのぉ~……」

    王「おお、そなたか。リーネが外で世話になったというのは。心から礼を言うぞ!」

    王「しかし外で何があったのだ?リーネの様子がどうもおかしいのだ…」

    王「いつも身につけていたサンゴの髪飾りも無くしていたようだし…あれほど大事にしていたというのに…」
     
    王「いや、失礼。そなたの事、騎士団長に話しておこう。左地下の騎士団の部屋で休んでくれ」

    唯「何か勝手に色々喋られたよ…と、とにかく王妃様のところに行ってみよう!!」

    大臣「………チッ」

    34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:21:36.88
    >>33本当にすまない。書き溜めた分だけでも投下させてくれ。

    ~王妃の部屋~

    王妃「来ましたね。皆、外してちょうだい。この者と話があるのです」

    召し使い「かしこまりました…」

    ガラガラ…(召し使いが部屋を出て行く)

    王妃「さ、遠慮せずもっと近くへ…」

    唯「ほぇ!?…は、はぃ………」

    王妃「プッ…。ジョーダンですよ!来てくれたんですね!唯先輩!!」

    唯「あ、あずにゃん!?」

    梓「そうです!私です!何だか皆、私の事リーネって呼ぶんです…」

    唯「ほぇぇぇ…でも良かったよぉ~…あずにゃんが無事で…」

    梓「唯先輩………///」

    35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:26:15.06
    キュイーーーンンン………

    梓「な、何!?な、何コレ?心がバラバラになってくみたいです…」

    梓「こ、怖いです!私が無くなってしまうみたい…。た、助けて、唯せん」

    ピカーーーン!!

    唯「あ…あずにゃん…?あずにゃん!?」

    唯「せ、せっかく再会したのに…そんな……」ウルウル

    唯「な、泣いてなんていられないよ!!あずにゃんを捜さなきゃ!!」ゴシゴシ!

    タッタッタッタ!!

    37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:43:45.19
    >>36ぜひ読みたかった。

    唯「あ!」

    律「唯!ハァハァ…無事みたいだな!それよりあの子は?」

    唯「そ、それが…」

    カクカクシカジカ…

    律「何だって!消えたぁ!?……やっぱりな…」

    唯「りっちゃん?」

    律「いやな、あの子が消える時どっかで見た顔だと思ったのよ」

    律「ココは、王国は王国でもずいぶんと昔の王国みたいだな。あの子は自分のご先祖様に間違えられたってワケよ」

    唯「よ、よくわからないよりっちゃん!!」

    38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:45:58.78
    律「ん…まぁ、簡単に言うとだな…あの子は私達の時代でもお姫様…つまり、マールディア王女なんだよ!!」

    唯「えぇっ!?」

    律「梓…つまり、マールディア王女はこの時代の王妃の子孫なんだ」

    律「この時代の王妃がさらわれた…本当はそのあと誰かが助けることになっていたはずなんだ。でも歴史は変わってしまった…」

    律「つまり、梓がこの時代に現われ、王妃に間違えられたために本当の王妃の捜索がうち切られてしまった」

    律「もし王妃が殺されてしまったら…梓の存在が消えてしまうんだ…」

    唯「そ…そんなぁ……」

    律「でもまだ間に合う!!今からでも王妃を助け出すことができれば 歴史は元に戻るはず!!」

    律「おそらく、この時代の王妃の身に何かあったんだ…。だから、子孫であるあの子の存在そのものが……とにかく!本物の王妃の行方を探さないと!!」

    唯「う、うん!!」

    律「とりあえず何か情報を得ないとな…よし!聞き込みだぁ!!」

    39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 12:51:57.24
    http://www39.atwiki.jp/k-onvip/pages/458.html

    マジかよ…同じ内容ワロスwww

    40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:04:36.02
    兵「あぁん?何でもいいから情報をくれだぁ?」

    唯「は、はぃ!」

    兵「知らねーよwww……そんなことよりお嬢ちゃん、俺と良いことしようぜぇwww」ニタニタ

    唯「え…」

    兵「ほらこっちに来」

    カチャ

    兵「!!??」

    律「おいおいお兄さん…あんまり度が過ぎると額に穴が開いちゃうぜー?」

    兵「あわわわ…そ、そういえば、西の森にはヤクラっていう魔物がいるらしいから、き、気をつけるんだぜ!!」

    律「へぇ…ご忠告ありがと」

    律「唯、行くぞ」

    唯「も、もういいの?」

    律「今のところ情報で一番怪しいのは、今聞いた西の森ってとこだけだ。とりあえず行ってみる価値はありそうだぜ」

    唯「そうなんだ!わかったよ!りっちゃん!!」

    律(ったく…こいつ一人じゃ危なっかしくて見てらんないぜ…)

    41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:07:05.29
    ~西の森(マノリア修道院)~

    唯「綺麗だねぇ~」

    律「あぁ…」

    シスター「私は世界平和のために、祈りをささげているのです。イヒヒヒ…」

    シスター「さあ、貴女達も、可哀想な自分達のために、祈りをささげてはいかがですか。ククク…」

    唯「な、何か気味悪いねりっちゃん…」

    律「唯、私から離れるなよ?」

    唯「う、うん……あっ」

    律「何か見つけたのか?髪飾り…?これ、ガルディア王家の紋章じゃないか!?」

    シスター「チッ!!」

    ミアンヌ×4

    42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:09:50.50
    唯「りっちゃん!!」

    律「正体を現しやがったな!!」

    ミアンヌ「シャーーーッッッ!!」

    律「おぉ~っと!!これでも喰らえ!!」

    バキューーーンッ!!

    ミアンヌ「」

    律「ふふん」

    ミアンヌ×3「!!」

    唯「りっちゃん凄い!!」

    律「おいおい、唯…お前も戦うんだぞ?」

    ―――――――――
    ――――――
    ――…

    43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:13:13.72
    律「ふぅ~。何とか片付けたな」

    唯「りっちゃんのおかげだよ!…り、りっちゃん!!」

    律「ん?おわぁ!!」

    隠れていたミアンヌが律に襲い掛かる!!

    そのとき

    スバッッッ!!

    ミアンヌ「グギャァァァーーーッ!!」

    律「………えっ」

    ?「最後まで気を抜くな。勝利に酔いしれた時こそスキが生じる」

    そう言って、左目に眼帯をした黒いロングヘアーの女性が剣を鞘に収める

    44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:16:03.68
    ?「お前達も王妃様をお助けに来たのか?この先はヤツらの巣みたいだな。どうだ、一緒に行かないか?」

    律「あ、あんたは……!?」

    ?「私か?…私の名前は、澪だ」

    唯「澪…さん」

    澪「澪でいい。どうだ?一緒に行くのか?」

    唯「澪さんがいるなら心強いし…ねぇりっちゃん?あれ?りっちゃんは…?」

    律「ワァッ!!」

    澪「!!」

    唯「ん~もう~…りっちゃん、そんなことしても澪さんは………あれ?」

    澪「」

    唯「固まってる…」

    律「どうやら『さん』付けじゃなくてもいいみたいだなwww」

    唯「澪………ちゃん…」

    45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:19:16.91
    律「で、澪。ここからどうやって進むんだ?」

    澪「あ、ああ…。きっとこの部屋のどこかに隠し通路があるはずだ。そこから奥へ行けるだろう」

    唯「隠し通路!何だかわくわくするねぇ~!」パァー

    律「おいおい…」

    澪「とにかく隠し通路を探そう。一刻を争うんだ」

    ―――――――――
    ――――――
    ――…

    律「ないなぁ…」

    澪「おかしい…必ずあるはずなんだ…」

    唯「むぅ………あ!」

    46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:22:00.88
    澪「どうした唯?」

    唯「えへへ…一度オルガン弾いてみたくって」

    律「おいおい…」

    澪「おい唯、遊びじゃないんだぞ!」

    唯「ちょっとだけ!お願い!澪ちゃん!!」

    澪「全く…ちょっとだけだぞ?」

    唯「へへへ…よぉーし!」

    ジャージャージャーーーン…

    ゴゴゴゴゴゴゴ…ガゴン!!

    澪「えっ」

    律「えっ」

    唯「…えっ」

    47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:24:33.77
    隠し通路から奥の部屋へと移動する

    澪「見ろ、魔物達の巣窟だ」

    律「うひゃー…」

    唯「魔物さん達がいっぱいだよぉ…」

    澪「なるべく無駄な戦闘は避けていこう。きっと奥に親玉がいるに違いない」

    律「そうだな!」

    唯「了解だよ澪ちゃん!」

    テクテクテク…サッ!………テクテク…

    澪「ふぅ、とりあえずこの部屋から調べてみるか」

    48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:27:35.15
    ガチャ…

    唯「わぁ!宝箱がたくさんだね!」

    律「へっへっへ…たんまり溜め込んでやがんなぁ。この律様が貧しい人々にばら撒いてや」

    ゴンッ!

    律「あいてっ!」

    澪「下らない事していないで次に行くぞ!」

    律「ぷぅー…」

    唯「あ!」

    澪「どうした唯?」

    唯「こ、これ…」

    律「んん??こ、これは………澪のブロマイド!?」

    澪「な、なっ!?」

    49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:30:47.71
    ガチャッ!!

    魔王のしもべ×2

    魔王のしもべ1「こ、こらぁ!!なに勝手に人の宝物漁ってくれとんじゃい!!」

    魔王のしもべ2「お、おい!あの人間…ミ、ミオンヌじゃないか!?」

    魔王のしもべ1「お、おぉ!!ほ、本当だ!!す、スゲェ///」

    律「な、なんだこいつら…き、気持ち悪りぃ……おい澪!さっさと片付けちまおうぜ!!」

    澪「ボソボソボソ…」

    唯「み、澪ちゃん?」

    澪「魔物が私のブロマイド…魔物が私のブロマイド…魔物が私の」

    律「お、おい澪!?し、仕方ねーな…唯!ここは私達でどうにかするぞ!!」

    唯「う、うん!!」フンス!

    50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:33:41.18
    魔王のしもべ1「ミオンヌたん…///」

    魔王のしもべ2「おいおいwwwどんだけだよwww………ん?」

    律「てりゃぁああぁぁぁ!!」

    唯「えぇぇーーーい!!」

    ―――――――――
    ――――――
    ――…

    魔王のしもべ×2「」

    律「なんとかなったな…」

    唯「う、うん…でも何か可哀想だったかな…」

    律「…見てみろよ。幸せそうな顔してるぜ」

    51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:36:10.90
    律「さて…おい澪!いい加減に戻って来ぉーい!!」

    澪「汚れた…私汚れた…汚れ………はっ!」

    唯「おかえり澪ちゃん!」

    澪「お、おまえ達…あ」

    律「魔物は私達で退治いたしましたわよ?」

    澪「わ、私は!お、おまえ達の実力を試しただけだ!!」

    律「はいはい…(全く…どっちが戦力になるか微妙だぜ…)」

    澪「い、行くぞ!もうこの部屋には用がないんだ!!」

    唯(澪ちゃんブロマイドは私が持ってよう)

    52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:38:25.68
    テクテクテク…

    澪「開けるぞ?」

    ガチャ…

    唯「あ!兵隊さんだよ!!」

    律「どうやら捕らわれているみたいだな」

    兵「まさか…人間か!?この奥に王妃様が捕らわれているのだ…どうか王妃様をお助けしてくれ!」

    澪「奥か…よし!行くぞ二人とも!!」

    タッタッタッタ…

    53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:41:03.48
    唯「まだ奥があるみたいだね…」

    律「そうだな…」

    澪「二人とも、気を抜くな。何があるかわから…キャッ!!」

    ガゴンッ!!(階段が滑り台のようになる)

    ザザザザーーー

    澪「」

    唯「…」

    律「…」

    澪「………な?」

    54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:43:58.03
    唯「また行き止まりだね…」

    律「ふ~む…きっとどこかにスイッチがあるんだろうな」

    澪「とりあえずもう少し回ってみよう」

    ―――――――――
    ――――――
    ――…

    唯「あ!」

    律「どうした唯?」

    唯「またオルガンだよ!!」

    澪「唯…そう何度も同じ仕掛けをするわけがな」

    ジャージャージャーーーン…

    ゴゴゴゴゴゴゴ…ガゴン!!

    律「どこかで何かが開いた音だな…」

    澪「」

    55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:46:31.95
    澪「どうやらこの奥に親玉がいるみたいだな」

    律「なんかゾクゾクするなぁ!」

    唯「こ、怖いよぉ…」

    澪「大丈夫だ唯。私達がついている!!」

    律「ま、そういうことですな」

    唯「う…うん!行こう!澪ちゃん!りっちゃん!」

    タッタッタッタ…

    56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:49:33.81
    大臣「覚悟はいいかな、リーネ王妃?この世にさよならを告げる時間だ」

    澪「待て!!」

    大臣「ほう、お前達…!!よくここまで潜りこめたな」

    リーネ「澪!」

    澪「王妃様、お下がりください!こいつを…片付けますので!」

    リーネ「気をつけて…」

    大臣「ギャハハ…!ムダ、ムダ!ここからは誰一人として生かして帰さぬぞ!!」

    だいじーん……チェーンジッ!!

    ヤクラ「ヤ~クラ~ッ!!デロデロン!!」

    ヤクラ×1

    57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:53:05.16
    澪「律!唯!」

    律「おう!!」

    唯「うん!!」

    ヤクラ「ギャハハ!!おまえ達なんかに負けるかぁーーー!!喰らえっ!デロデロ~!!」

    ヤクラが猛スピードでタックルをしてくる!!

    澪「くっ!」

    律「おわっ!」

    唯「キャッ!」

    ヤクラ「ギャーハッハッハ!!どうした?手も足も出まい!!」

    律「ど、どうするんだ澪!確かにアイツの言う通りこのままじゃマズイぞ!」

    澪「くっ…」

    58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:55:44.66
    唯「澪ちゃん!剣二つ持ってない!?」

    澪「予備の剣を持っているが…」

    唯「使わないなら貸して!もったいないよ!!」

    澪「…!……それだ!!」

    唯「えっ?」

    澪「律!律はその銃で援護してくれ!なるべくヤクラの気をそっちに向かせるんだ!!」

    律「何か閃いたのか!?」

    澪「やってみる価値はある!!」

    律「よ~し!わかった!頼んだぜ!!」

    澪「唯!この剣を使え!」

    ヒョイ……パシッ

    59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 13:58:53.48
    唯「う、受け取ったよ澪ちゃん!」

    澪「いいか唯、よく聞け!律がヤクラの気を逸らす…そのスキをついて二人同時に攻撃するんだ!!」

    唯「ど、同時にって言ったって…」

    澪「タイミングは私が合わせる!やるぞ!!」

    唯「う、うん!!」

    ヤクラ「女子会は終わりかぁ~~~い!?それじゃあ…死ねぇぇぇーーー!!」

    バキューーーンンンッッッ!!

    ヤクラ「うげぇ!!??」

    律「へへーん!こっちだぜモグラ野郎!!」

    ヤクラ「ぬぬぬ…こ、この小娘がぁぁぁ!!貴様から始末してやるぅぅぅ!!デロデロ~~~!!」

    61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:01:37.88
    律「み、澪!」

    澪「よし!今だ!行け!唯!!」

    唯「たぁぁぁぁぁあああ!!」

    澪「ふんっ!!」

    二人の剣がクロスする…連携技『X斬り』!!

    ヤクラ「ば…馬鹿な…こ、このワシが…に、人間の小娘なんぞに………ギャアアアアアアアアアアア!!!!!」

    律「ふぅ…た、助かったみたいだな…ナイスだぜ唯…」

    唯「へ…へへへ…澪ちゃん…」

    澪「よくやった唯………王妃!」

    リーネ「やはり、来てくれたのですね。ありがとう、澪…」

    澪「王が心配しておいでです。城に戻りましょう」

    リーネ「ありがとうございました。あなた方も、どうか共にお城の方へいらして下さい」

    皆が部屋を後にすると宝箱から人が飛び出してくる

    本物の大臣「ち、ちょっと待ったぁ!!ワ、ワシはこの通り無事ですぞぉ!!お、王妃様!!」

    62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:05:06.46
    >>60
    書き溜め分だけ投下させてもらいたい。あと半分くらい残ってるんだが…

    ~ガルディア城~

    ガルディア王「心配したぞリーネ…」

    大臣「あのヤクラのヤツめ。このワシになりかわりリーネ様をさらうなど…」

    大臣「ああいう輩を厳しく裁くため、このガルディア王国にも裁判所や刑務所を造らんといけませんな!」

    澪「リーネ様を守りきれず…面目次第もございません」

    リーネ「澪!!」

    澪がその場から出て行く

    63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:08:08.02
    リーネ「…助けていただき本当にありがとうございました。貴女方の来るのが遅ければ、私はどうなっていたか…」

    リーネ「ところで、私に間違えられたという娘は今どちらに?」

    律「そうだ!おい唯!梓はどこで消えたんだ!?もしかしたらその場所に行けば…」

    唯「あ!お、王妃様のお部屋だよ!!」

    律「行ってみよう!!」

    タッタッタッタ…

    64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:10:40.44
    ガチャッ!

    律「はぁ…はぁ…だ、誰もいないぞ」

    唯「そんな…あ!見てりっちゃん!!何か光が集まっ」

    キュイーーーンンン………

    ピカーーーン!!

    梓「あ、あれ?」

    律「マールディア王女!」

    梓「唯先輩!」

    唯「あずにゃん!!」

    梓「怖かった…意識が無いのに、冷たい所にいるのがわかるんです……死ぬってああいう感じなのかな…?」

    65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:13:29.49
    律「マールディア王女様、ご機嫌麗しゅう…」

    梓「貴女も来てくれてたんですか!?マールディアって……え!?」

    梓「バレちゃったみたいですね…。ゴメンなさい唯先輩。騙すつもりじゃなかったんです」

    梓「私はマールディア。父はガルディア33世…。けど私だってお祭りを誰かと回りたかったんだもん…。私が王女だってわかってたら…」

    梓「唯先輩は、一緒にお祭り見てくれなかったでしょ?」

    唯「う、うん…そうかもしれないね…」

    梓「でしょ?私は王女様より梓って呼ばれる方が好きだもん!………唯先輩にはあずにゃんって呼ばれちゃいますけど…///」

    唯「あずにゃん…」

    梓「本物の王妃様も無事に戻ったんですよね?私達も帰りましょう!唯先輩!!」

    66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:16:11.63
    律「あ、あのぉ~…」

    梓「あ。す、すみません!唯先輩のお知り合いの…」

    律「り、律です!マールディア王女様!」

    梓「マールディア王女なんてやめて下さい…梓でいいです!」

    律「ほ、本当にいいのか…?」

    梓「はいです!」

    律「よぉーーーしわかったぁ!!じゃあ改めてよろしくな!梓!!」

    梓「よ、よろしくお願いします…です…」

    67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:18:45.17
    王の間~

    梓「あなたが本物のリーネさんですね!」

    リーネ「まあ、本当に私に瓜二つ」

    梓「ちゃんと王様と仲良くしないと私怒っちゃう…事も出来ないのか」

    リーネ「??」

    梓「ううん、とにかくお幸せにして下さい!」

    69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:22:28.91
    扉を開けると澪が立っている

    澪「私が近くにいたため王妃様を危険にさらしめたのだ…。私は城を出る」

    澪が梓に近づく

    梓「??」

    澪「なるほど、王妃様によく似ておいでだ」

    澪「唯、お前の太刀筋は中々見込みがあったぞ」

    唯「澪ちゃん…」

    澪「おまえ達といた僅かな時間…悪くなかったぞ。何かあった時は力になる………またな!」

    そう言うと、城から立ち去る澪

    律「……またな。澪…」

    70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:28:41.66
    ~トルース村の裏山~

    梓「どこから帰るんですか?」

    律「おそれながら、マールディア王女…」

    梓「梓でいいです!」

    律「ジョーダンだよぉーwww梓ぁーwww」

    唯「それでぇどうするのぉ?りっちゃん?」

    律「それはだな…これだ!!」

    ステッキのような物を掲げる

    72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:32:23.35
    唯「おぉ!!」

    梓「何か凄そうです…」

    律「なはははは!!苦しゅうない苦しゅうない!」

    律「ふぅ…さて、説明させてもらうぞ」

    律「私は、この歪に『ゲート』って名付けたんだけど…ゲートは、違う時代の同じ場所につながっている『門』の様な物なんだ」

    唯「ほむほむ」

    律「出たり消えたりするのは、ゲート自体が不安定だからなんだ。そこでテレポッドの原理を応用してこの…」

    律「ゲートホルダーを使ってゲートを安定させるってワケ」

    梓「けど何で、このゲートがあの時突然現われたんですか?」

    律「テレポッドの影響か…あるいはもっと別の何か………」

    唯「何か難しいんだね…。とにかく帰ろうよ私達の時代へ!」

    律「そうだな!」

    梓「はいです!」

    73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:36:15.44
    >>71クロノトリガー最高だよね!

    ―――――――――
    ――――――
    ―――

    ギュイーーーン

    梓「やっと帰って来られた…」

    律「おぉ!懐かしき我が故郷!」

    唯「やっぱり落ち着くねぇ!」

    梓「唯先輩!律先輩!お城まで一緒に来てくれませんか?色々お世話になっちゃいましたし!」

    律「ゴメンな梓。大変な目にあわせちまって…」

    梓「い、いえ!スリルがあって楽しかったですよ!…ステキな先輩達もできましたし!!」

    律「お城へは唯、おまえが送っとけ。ちゃ~んとエスコートしてあげろよぉ?」

    唯「わかってるよ!りっちゃん!」フンス!

    律「じゃあ私はゲートの出てきた原因を調べてみるわ」

    梓「ではまた!」

    梓「じゃあ、お城までエスコートして下さい…唯先輩///」

    74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:40:35.48
    テクテクテク…

    唯「あ!そうだ!ねぇねぇあずにゃん、私のお家に寄ってもいい??」

    梓「唯先輩のお家ですか!?も、もちろんです!」

    唯「妹が心配してると思うんだ」

    梓「妹さんですか?」

    唯「うん!可愛くてしっかり者のできた妹だよぉ~、憂って名前なんだぁ~」

    梓「ふふ…仲良いんですね」

    75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:44:40.99
    ~唯の家~

    唯「ただいまぁ~」

    憂「お姉ちゃん!!」

    唯「う~い~」

    憂「もう!中々帰ってこないから心配したんだよ!!…よかった……」

    唯「ごめんね憂…」

    憂「ううん。こうして無事お姉ちゃんが帰ってきてくれたからもう大丈夫…あれ?そちらの方は?」

    唯「この子はね、あずにゃんって言うんだよ!広場で出会ったんだぁ」

    梓「梓と言います。突然お邪魔してすみませんでした」

    憂「あ、いえ。……?あの、どこかでお会いしたことありませんか?」

    梓「あ、いや、その…」

    77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:48:19.72
    唯「あずにゃんはね、、マールディア王女なんだよ!」

    梓「ゆ、唯先輩!!」

    憂「え!?…そ、それでどこかで見た事あると思ったんだ…。失礼な挨拶で申し訳ありませんでした…」

    梓「い、いえ!そんなことないです!」

    唯「あずにゃんは憂と同い年なんだよぉ~、仲良くしてあげてね?」

    憂「う、うん…」

    梓「王女というのは気にしないで下さい。私自身あまり好きな呼ばれ方じゃないですし…梓って呼んで下さい」

    憂「でも…」

    梓「い、いいんです!私、同い年の友達が欲しかったですし…と、友達になって下さい!う…憂!!」

    憂「!…はぃ。こちらこそよろしくね?梓ちゃん!」

    梓「へへ…」

    唯「…」

    憂「お姉ちゃん?」

    78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:53:19.49
    >>76申し訳ない。

    唯「憂とあずにゃんがお友達になったよぉ~…よかったぁ~…」ポロポロ

    憂「お、お姉ちゃん…」

    梓「唯先輩…」

    唯「うんうん。あ!そうだ!憂、私、あずにゃんのこと送らなきゃいけないんだ!ちょっと行ってくるね!」

    憂「うん!行ってらっしゃい^^」

    梓「せっかく帰ってきたのにごめんね憂…」

    憂「ううん。大丈夫。お姉ちゃんのことよろしくね、梓ちゃん!」

    梓「うん!じゃあまた遊びにくるね!」

    憂「うん。次はゆっくりしていってね」ニコ

    唯「あずにゃん、行っくよぉ~」

    梓「お邪魔しました!」

    カチャ、バタン

    憂「ふふふ…同い年のお友達かぁ///」ニコニコ

    79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 14:57:06.76
    ~ガルディア城~

    唯「や、やっぱり凄いね!王女様なんだね!」

    梓「別になりたくてなったわけじゃないですけどね…」

    大臣「マールディア様~!ご無事でしたか?一体、今までどこに!?」

    大臣「何者かにさらわれたという情報もあり、兵士達に国中を捜させていたのですぞ!」

    大臣「ム!そこのトロトロしたヤツ!そうか、お前だなッ!マールディア様をさらったのは!」

    唯「えぇっ!?」

    梓「違うよ!唯先輩は…」

    兵士「えーい!ひっ捕らえろ!マールディア様を惑わせ、王家転覆を企てるテロリストめッ!!」

    梓「や、やめてーッ!」

    唯「うわぁーーーん!」

    唯が兵士達に捕まる

    80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:00:20.36
    梓「やめなさ~いッ!!」

    ザザッ…(兵士達が散らばる)

    大臣「な、何をしておる!」

    兵士「しかしマールディア様が…」

    大臣「かまわ~ん!ひっ捕らえ~いッ!!

    マール「唯先輩ッ!!」

    81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:05:19.86
    ~裁判所~

    大臣「私が検事の大臣じゃ!」

    ピエール「私が弁護士のピエールです」

    大臣「ようこそ皆さん。マールディア王女の誘拐の罪で、疑われている唯という娘をここに連れてまいりましょう」

    兵士達に囲まれ、唯が連れてこられる

    大臣「この娘をどうしましょう…火あぶり?くすぐりのけい?逆さ釣り?それとも…ギロチンでクビを………」

    唯「ひっ!?」

    大臣「それを決めるのは皆さんです。さ、始めましょう」

    裁判長「では、被告人唯!証言台につきなさい」

    唯「うぅ…」トボトボ…

    82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:07:21.62
    ピエール「まずは私からいきましょう。唯に本当に誘拐の意思があったのか?…いや無い」

    ピエール「検事側は被告が計画的に王女をさらったと言いますが、そうでしょうか?…いや違う」

    ピエール「二人は偶然出会ったのであって、決して故意はありません」

    大臣「はたしてそうでしょうか?どっちがきっかけをつくりましたか?」

    唯「わ…私……かな…」

    大臣「よろしい!聞いての通り、偶然を装って被告は王女に近づきました」

    大臣「そして王女は誘われるまま、律親子のショーへ足を運びます」

    大臣「その姿は何人もの人が目撃しています」
     
    大臣「そして二人は姿を消した…。これが誘拐じゃなくして一体何でしょう?」

    大臣「被告人の人間性が疑われる事実も私はいくつか掴んでいます」

    ピエール「意義あり!それは今回の件に関係あるのでしょうか?…いや無い」

    裁判長「関係あるのかね?大臣?」

    大臣「はい。証言の正しさを示すためにも被告の人間性を知らせておく必要があります」

    ピエール「いいでしょう。では証言を連れて来ましょう。被告の誠実さを証明する可愛い証人を」

    小さな女の子が裁判所へ入ってくる

    83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:10:04.18
    女の子「このお姉ちゃんはね…わたちのネコちゃんを連れて来てくれたの。すっごい可愛がってくれたんだよ!あの時はありがとうね」

    唯「えへへ…」

    ピエール「どうです?この若者の行動は勲章ものですよ(くく…。効いてるみたいよんっ)」

    ピエール「問題は動機です。この一市民にマールディア王女を誘拐する動機がありましょうか?…いや無い」

    大臣「お言葉を返すようで悪いが、財産目当てと言うのはどうかな唯君?」

    大臣「王女の財産に目がくらんだのだね?」

    唯「そ、そんなことないよ!」

    大臣「本当に財産には興味が無いのかね?」

    唯「ないったらないもん!!」

    大臣「ま、まあいいでしょう。私の尋問は終わります」

    ピエール「見ての通り正義感の強い娘です。さあ裁判長。判決を」

    裁判長「陪審員達よ。有罪と思う者は左へ。無罪だと思う者は右へ行きなさい!」

    85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:14:02.38
    陪審員達が右に並んでいく

    裁判長「静粛に!静粛に!判決が出た!………無罪とする!!」

    ブーブー!!(ブーイングの嵐)

    裁判長「…しかしだ。誘拐の意思はなかったにせよ、マールディア王女をしばらく連れ出したのは事実」

    裁判長「よって反省をうながすため、三日間の独房入りを命ず!!」

    唯「そ…そんなぁ……」

    大臣「さ、連れていけ!」

    梓「待って!!」

    大臣「お、王女様…」

    唯「あ、あずにゃん…」

    梓「唯先輩!今助けま」

    ガルディア王「いい加減にしなさい!マールディア!」

    86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:17:34.93
    梓「ち、父上!」

    ガルディア王「全くお前は…」

    梓「聞いて下さい父上!この方は…」

    ガルディア王「もうよい!!」

    ガルディア王「私はお前に王女らしく城で大人しくしていてほしいだけだ。国のルールにはたとえ王や王女でも従わなくてはな…」

    ガルディア王「あとの事は大臣に任せておきなさい。マールディアも町での事忘れるのだな。さ、行くぞ!」

    梓「ゆ、唯先輩ーーー!!」

    88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:20:43.68
    ~空中刑務所~

    大臣「こいつは、王家転覆を謀ったテロリストだ。裁判で有罪となったので引き渡しに来た」

    所長「コヤツが王女様を誘拐したテロリストですか」

    大臣「コイツの処刑は三日後だ。逃がさぬように、見はっておれよ」

    唯(えっ!?)

    所長「処刑?そのような話は聞いておりませぬが…」

    大臣「気にするな。手続きの書類が遅れているだけだ。それとも、わしの言葉が信じられぬか?」

    所長「め、滅相もない!え~い!コイツを連れてゆけ!」

    89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:23:57.23
    ~牢屋~

    唯「うぅ…ど、どうしよう…このままじゃ処刑されちゃうよぉ…」

    唯「りっちゃん…憂ぃ…あずにゃん………」

    唯「だ、駄目だよ!自分で何とかしなくちゃ!!私は何も悪いことなんてしていないんだから!!」

    唯「と、とにかく抜け出さないと…よし!」フンス!

    唯「うんしょ、うんしょ」

    唯「てぃ!おりゃ!やぁぁぁ!!」

    ガン!ガン!ガン!!

    見張り1「うるさいぞ!うるさいぞ!うるさいと言っているのが聞こえんのか!このアマ、黙らせてやる!」

    見張り1「おい、扉を開けろ!」

    見張り2「やり過ぎるなよ?www」

    キリキリキリ…

    90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:27:57.95
    >>87素晴らしい!ゆっくりしてってね(AA

    見張り1「オラァ!!」

    バキィッ!!

    唯「うっ…」

    見張り1「へっ、いつまでも騒いでいるから痛い目にあうんだ」

    唯「引っかかったね!オジサン!」ニッ!

    見張り「なっ!?」

    バコンッ!

    見張り1「」
     
    見張り2「き、貴様、脱走するつもりか!!」

    インナーガード×1

    インナーガード「小娘なんぞに負けるわけが」

    バコンッ!!

    インナーガード「な…い…」バタン

    唯「痛たた…でも、なんとか牢屋からは出られたよ…よし!が、頑張るぞ!」フンス!

    91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:31:10.87
    テクテクテク…

    唯「う…うぅ…こんな所一人で歩くのは寂しいよぉ…」

    唯「こっちかなぁ…」

    テクテク…

    ビュオオオオオーーー

    唯「きゃあ!す、凄い風だよぉ…うわぁ…高いなぁ………で、でも頑張って向こうまで行ってみよう!」フンス!

    ビュオオオオオーーー

    唯「うぅ…」

    外の長い通路を渡る唯

    唯「こ、怖かった…」

    ?「お前か?脱走した囚人というのは?」

    唯「えっ!?」

    92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:33:45.97
    ギア×1

    ギア「へっへっへ…こんな小娘を殺せるとはな…へへ、だからこの仕事はやめられねぇぜ!」

    唯「な、なに!?」

    ギア「へへへ…悪く思うな………死ねぃっ!!」

    ブオンっ!!

    重そうな鉄球が宙を舞う

    ドガンッッッ!!

    唯「!!」

    ギア「ほぅ…よく避けたじゃねーか…だが、あんまり大人をからかうもんじゃねーぜ!!」

    唯(あ、あんなの当てられたら死んじゃうよ………)

    93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:36:04.40
    ギア「そりゃ!!」

    ドゴンッッッ!!

    唯「きゃあ!!」

    ギア「逃げてんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!!さっさとくたばりやがれぇぇぇぇぇ!!!!!」

    唯(でも…でも!速さはないみたいだよ!!あの玉を避けて後ろに回り込めば…)

    ギア「これで終わりだぁぁぁぁぁ!!!!!」ブンブンブン

    唯「今だ!!」

    鉄球が振り落とされるタイミングで唯が滑り込む!!

    ギア「なぁぁぁにぃぃぃ!!??」

    唯「ええぇぇぇぇぇーーーーいぃぃぃ!!!」

    ドカァ!!

    94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 15:38:46.72
    ギア「………こ、小娘ぇ~~~!!」

    唯「!!??」

    バカ!バキッ!バクッ!バケッ!バコン!

    ギア「やっ!ちょっ!痛っ!やめて!オゲェ!」

    ギア「ギアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

    ギア「」

    唯「はぁ…はぁ…はぁ…な、なんとかなったよ!でも…くすねてきた鉄棒が折れちゃった………あれ??」

    ギアの腰に光る物を見つける

    唯「け、剣だよ!…でもちょっと形が違うなぁ??」

    (澪「唯、お前の太刀筋は中々見込みがあったぞ」)

    唯「………うん!」

    96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:04:13.19
    さるさん喰らってました…初のことでビックリ。

    唯「えぇ~っと……今どこを歩いているんだろぅ…」

    テクテクテク…

    ?「た、助けて~~~」

    唯「?何か声が聞こえる…」

    ソォ~~~ット……チラッ…

    ?「た、助けて!」

    ギロチン台に首をかけられている青年

    唯「あ、い、今助けるね!」

    カチカチカチ……カコン

    ?「ありがとう、助かったよ。僕の名前はフリッツ」

    唯「いえいえ」ニヘラニヘラ

    フリッツ「僕の父さんは、トルースの町でグッズマーケットを経営しているんだ。近くに来たら、ぜひ訪ねてきてよ!」

    そう言うと青年は走って行ってしまった…

    唯「えっとぉ…トーレスのミッドガルド?……まぁいいや。人助けしたし」

    97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:09:20.29
    ガチャ

    唯「あっ」

    所長「あっ」

    唯「や、やっとここまで来たんだね!」

    所長「ひ、ひえ~!お助け~!!」

    一目散に階段へ逃げる所長

    所長「あ!」

    ゴロゴロゴロゴロ…ガンッ!!

    所長「ぐふっ」カクン

    ?「あらー…階段から転げ落ちるとは可哀想なやつ…ってそんなに私が怖いかっての!」

    唯「こ、この声は…りっちゃん!?」

    98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:15:04.05
    律「ん?よぉーーー唯!助けに来たぜー!…っていっても自力で逃げ出したのか…。何かつまんないなぁー」

    唯「りっちゃーーーんんん!!うわぁ~~んんん」ポロポロ

    律「お、おいおい…泣くなよ…。さぁ!こんな所はさっさとおさらばしようぜ!!」

    唯「う、うん!」

    律「…ちょっと待った!」

    唯「ど、どうしたのりっちゃん?」

    律「これは…設計図?」

    ドラゴン戦車の設計図 うんたらかんたら…

    律「なるほどな…(頭を壊せばいいのかー)」

    唯「り、りっちゃん、何が書いてあったの?」

    律「ん?いや、何でもない。よしっ!行っくぞー!」

    タッタッタッタ…

    99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:23:14.08
    律「それにしてもよく一人で脱走できたなぁー」

    唯「私だってやるときはやるんだよ!りっちゃん!」フンス!

    律「さっきまで泣いてたやつが言うセリフじゃねーよ…」

    キュルキュルキュルキュル……

    律「何の音だ?」

    唯「なんだろうね??」

    キュルキュルキュルキュルキュル

    律「って…おいおい!」

    唯「な、何!?あの大きなトカゲさん!?」

    大臣「この小娘共め!!ここまでじゃ!!」

    大臣「ゆけ、ドラゴン戦車!テロリストを叩きのめせ!」

    100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:28:37.52
    ドラゴン戦車×1

    律「コイツがドラゴン戦車か…」

    唯「り、りっちゃん!危ないよ!」

    大臣「がはははは!おとなしく死ねい!」

    律「唯、何か武器持ってるか?」

    唯「あ、あるよ!」カチャ

    律「な、なんでそんなもん…って今はそんな場合じゃないな。唯!あの戦車の頭を狙うんだ!」

    唯「あ、頭?」

    律「そうだよ!」

    ドラゴン戦車「ゴゴゴゴゴ…」

    ドラゴン戦車が火炎を吐こうとする

    律「ほら!早くしろ!」

    唯「う、うん!てぇぇぇーーーい!!」

    ザクッ!!

    101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:33:13.47
    大臣「がははははは!ドラゴン戦車は無敵じゃぞ!!」

    律「ネタはバレてんだよ!」バキューーーン!!

    唯が斬った場所に律が弾丸を撃ち込む

    ドラゴン戦車「ガガガガガ…」バチチ・・・バチバチ

    大臣「ド、ドラゴン戦車が!!し、修理するんだー!!」

    ゴゴゴゴゴ……・・・ボガーーーーーンンン!!

    ドラゴン戦車が爆発し、通路の一部が崩壊する

    大臣「お、落ちる!!」

    人橋になる大臣

    律「あらぁー、これは良い橋ができましたことwww」

    唯「おじいちゃん中々やるね!」

    大臣「う、うるさい!!この小娘共め!」

    律「ん~~~??橋が喋るわけないもんなぁー。行こうぜ唯!」

    唯「うん!」

    102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:38:04.04
    大臣の背中の上を歩く唯達

    大臣「い、痛だだ!き、貴様ら、覚えておれよ!」ムキッー!

    律「そういやソレ、どうしたんだ?」

    唯「なんかね、ギアアアアアって人が持ってたから、貰ったんだよ!」

    律「ふーん…よくわかんねーけど、まぁいいや」

    唯「ねぇねぇりっちゃん!」

    律「ん?」

    唯「似合ってる??」

    律「う~ん…まぁ、似合ってるんじゃねーの?」

    唯「えへへ…///」

    律(唯が持ってるとオモチャにしか見えないな…)

    103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:42:37.71
    ~ガルディア城~

    「「脱走だーッ!」」

    律「ここは強行突破しかないな!」

    唯「う、うん!」

    次々に兵士達が集まってくる

    律「うぉ!どんだけいるんだよ!!」

    唯「ま、また捕まっちゃうよ…」

    梓「おやめなさい!」

    兵「マ、マールディア様!」

    梓「その方達は私がお世話になったのよ!客人として、もてなしなさい!」

    兵「し、しかし…」

    梓「私の言う事が聞けないんですか?」

    兵「いえ、滅相もありません!」

    大臣「そこまでじゃ~ッ!」

    律「げっ!あのジジィもう着やがったのか!」

    104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:46:32.03
    大臣「え~い、頭が高ーい!ガルディア王33世様のおな~り~ッ!」

    梓「父上…」

    王「いいかげんにしろマールディア。お前は、一人の個人である前に一国の王女なのだぞ!」

    梓「ち、ちがうもん!王女である前に一人の女の子だもん!」

    王「城下になで出てから悪い影響を受けおって!」

    梓「影響じゃない!私が決めた事だもん!」

    王「マールディア!!」

    梓「こんなトコもういたくない…私、城出する!」

    大臣「マールディア様!」

    梓「行きましょう!唯先輩!!」

    唯「ほ、ほぇ!?」

    大臣「何をしておる!追えッ!追え~いッ!!」

    王「マールディア………」

    105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 16:50:24.59
    ~ガルディアの森~

    兵「いたぞ!逃がすな!!もう逃げられんぞ!!おとなしくしろ!」

    梓「い、行き止まり!?」

    律「!!…ゲートがある!」

    梓「行きましょう!」

    律「行きましょうって……どの時代に出るか分からないんだぞ!今度は帰って来れるかどうかも!!」

    梓「それでもいいです!私のために唯先輩が捕まっちゃうこの時代よりは!」

    唯「あずにゃん………」

    106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 17:15:44.79
    ガサガサガサ!!

    大臣「マールディア様~!」

    律「ったく!しつこいジジィだぜ!えーい!もうどうとでもなれだ!」

    梓「行きましょう、唯先輩!」

    唯「…うん!!」

    ギュイーーーン

    ―――――――――
    ――――――
    ―――

    大臣「き、消えた……」

    107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 17:31:09.77
    ―――――――――
    ――――――
    ―――

    ギュイーーーン

    梓「キャッ!」

    律「痛った~……」

    梓「さすがにここまでは大臣も追って来られないみたいですね」

    唯「けど、ここ…・・・どこだろう?」

    律「ずいぶんと文明は発達してるみたいだけどなぁ…」

    梓「まるで別の星に来ちゃったみたいですね…」

    律「とりあえずここを出ようぜ…周りを探索してみないと…」

    梓「そうですね…」

    108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 17:36:00.32
    ビュオオオオオ……

    律「す、凄い風だな…。それに…緑が全くない…」

    唯「何か悲しいとこだね……暗くて…寒くて…」

    梓「あそこに建物がありますよ!行ってみましょう!」

    109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 17:42:17.27
    ~16号廃墟~

    律「薄気味悪いところだなー」

    唯「こ、怖いよぉ…」

    梓「もう唯先輩!しっかりして下さい!」

    唯「だ、だってぇ…」

    律「先に進むぞぉー」

    テクテクテク…

    唯「り、りっちゃん、歩くの早いよぉー…も、もっとゆっくり歩いてよ…」

    律「ったく仕方ねーなー…」

    梓「…?あれは何ですかね?」

    ヒョロロロロロ~…

    シルエット×3

    112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:02:30.30
    律「な、何でアイツ等攻撃が効かないんだよ!」

    梓「し、知りませんよ!」

    唯「ま、待ってよぉ~」

    タッタッタッタ…

    律「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…」

    律「こ、ここまで来れば安」

    ズーーーンッ!!

    ミュータント×1

    律「」

    梓「」

    113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:04:07.84
    ごめん。>>112は間違い。

    唯「で、出たぁ!!」

    梓「にゃあ!!」

    律「お前等…こんなのいつも通りに」バキューン

    シルエット「ゲヒヒ」

    律「あれ?…おかしいな?もういっちょう!」バキューン

    シルエット「ゲヒ、ゲヒゲヒ」

    律「…」

    唯「り、りっちゃん?」

    梓「律…先輩?」

    律「逃げるぞ!」

    唯梓「えぇ~~~!?」

    タッタッタッタ!!

    114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:06:18.05
    律「な、何でアイツ等攻撃が効かないんだよ!」

    梓「し、知りませんよ!」

    唯「ま、待ってよぉ~」

    タッタッタッタ…

    律「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…」

    律「こ、ここまで来れば安」

    ズーーーンッ!!

    ミュータント×1

    律「」

    梓「」

    115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:12:00.83
    唯「や、やっと追いついたよぉ~…二人共走るの早」

    律「に、逃げろぉーーー!!」

    梓「にゃあああーーー!!」

    唯「えっ!?りっちゃん!あずにゃん!」

    唯「もう疲れたよぉ~~~…」

    トントン(唯の肩を叩く)

    唯「ほぇ??」クルリ

    ミュータント「…」

    唯「…」

    唯「宇和あああああああああああああんんん!!」

    116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:22:47.68
    律「なんとか無事だったな…」

    梓「はい…」

    唯「うぅ…大きなタコさんがいたよぉ…うぅ…」

    梓「完全に心が折れてますね」

    律「お、あそこに何かドームがあるぞ?行ってみようぜ!」

    梓「人がいればいいですけど…」

    唯「おなか空いたよぉ~…」

    梓「…食べ物調達できればいいですね」

    117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:29:00.46
    ~アリスドーム~

    律「誰かいませんかぁー?……お」

    老人「あ、あんた達、どっから来なさった…」

    律「おぉー!よかった、人がいたぜ」

    老人「どっから来なさった…」

    律「あ、はい。西の廃墟を越えてですけど?」

    老人「な、何?おい、あの廃墟を越えて来た者がおったぞ!」

    「「え?本当か?」」

    ゾロゾロ…

    老人「あそこのミュータントと戦えるほどの者がおったか…」

    律「ん?ミュータントって…あのデカイの?」

    老人「そうじゃ…」

    律「アレは…はは、ははは…」

    梓「何でごまかすんですか!」

    118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:33:31.04
    老人「申し遅れた、私はドン。かつてここ、情報センターの所長だった者の末裔じゃ」

    ドン「ここの地下には、大型コンピューターや食料の保管庫もある」

    唯「た、食べ物!?」バッ!

    梓「ゆ、唯先輩!!」

    ドン「しかし警備ロボットが今だに動いていて近づけないのじゃ…皮肉なモンじゃよ………」

    律「じゃあ行ってみっか!」

    ドン「お、お前達…地下に行くつもりか?」

    律「もっちろん!」

    ドン「私らが何度挑んでも地下には行けなかったのだぞ」

    律「やってみなきゃわかんないだろ?」

    120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:43:34.40
    >>119流石ですな…
    うん、本当は『はくぎんけん』にしたかったんだけど…
    そうしちゃうと武器を変更する流れも書かなきゃいけないと思って、あくまでも唯用の武器ってことにしました。
    大事な武器イベントは書きたいんだけどね…

    ドン「……。お前達のような生き生きとした若者を見るのは久しぶりじゃ。気をつけてな…そして行きて戻って来いよ」

    律「まっかせとけーって!そのかわり、食料は分けてくれよ?」

    梓「律先輩!も、もしよければでいいです」

    唯「りっちゃん!あずにゃん!早く行くよ!!」フンス!

    梓「こんな時だけ元気なんですから…」

    律「よぉーし!じゃあ行くぞ!爺さん、期待して待っててくれぃ!」

    階段で地下に降りていく

    ドン「…不思議な若者達じゃ………」

    121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:51:30.68
    律「よ…っと」

    梓「何か制御する機械みたいなのがありますね」

    律「どれどれ……駄目だな、ロックがかかってる。PWが必要みたいだな」

    梓「そうですか…」

    唯「りっちゃん!食べ物食べ物!」

    律「わかったわかった!とりあえず奥に行ってみようぜ」

    テクテクテク…

    梓「あ…」

    律「どうした?梓」

    梓「ネズミ?…のような置物でした」

    律「本当だ。それにしてもよくできてるなぁー、本物みたいだぜ」コンコン

    梓「何か紙がありますね…あ、メモだ」

    『ケイコクスル ショクリョウコニ チカヅクモノハ コウゲキスル!』

    123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 18:58:03.05
    律「…」

    梓「…」

    唯「そんな前フリはいいから早く行こうよぉ!」

    律「そ、そうだな」

    梓「そ、そうですね」

    テクテク…ピタッ

    律「…どうやらあそこが食料庫のようだな」

    梓「何と言うかその…いかにもって感じですね…」

    唯「もぉ!二人共!早く行くよぉ!」プンスカ!

    律「お、おい唯!」

    124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:07:36.49
    ウイーーン!!ウイーーン!!

    「「シンニュウシャハッケン ヨテイプログラムヲ ジッコウセヨ」」

    ガードマシン×1 ビット×2

    梓「やっぱり…」

    律「仕方ない…やるぞ!二人共!」

    唯「」

    律「おい唯!ったく…唯!この先に食いもんがあるんだぞ!」

    唯「!が、頑張るよ私!!」

    律「そういえば、梓!お前何か武器は持って…なんだそれ??」

    梓「弓です!お城を出るときに持ってきました!」

    律「使いこなせるのかよ」

    梓「小さい頃からずっと習わされていたんです!ある程度はできます!」

    律「…期待してるぜ!」

    梓「はいです!」

    律「よっしゃ!とりあえず私が攻撃するぜ!」バキューン!

    125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:16:44.61
    ガードマシン「!………ピピピ」

    ガードマシン「ハンゲキカイシ デルタアタック」

    ガードマシンとビットが律を襲う!

    バシューッ!!

    律「うぉっ!?」

    梓「律さん!!」

    律「い、いちち…だ、大丈夫だ…。気をつけろ…コイツ等手強いぞ…!」

    唯「てぇぇぇーい!」

    ズバッ!!

    ビット「」

    すみません。ちょっと出かけてきます。
    あと少しで書き溜め分終わりますので、お付き合い下さい。

    127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 19:57:37.63
    律「唯!」

    唯「りっちゃん!小さいのから倒したほうが楽だよ!」

    律「そ、そうだな!梓!」

    梓「了解です!」シュッ!

    ビット「」

    律「ナイス!さぁ!あとは大きいのだけだ!!」

    ガードマシン「…」

    律「…?」

    梓「止まっちゃいましたね…」

    唯「お、終わったのかな?」

    128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:03:11.42
    ガードマシン「5…4…」

    律「いぃぃ!?じ、自爆か!?」

    梓「に、にゃあ!?」

    唯「自爆してくれたら倒す手間が省けるよぉ?」

    律「ば、ばか!私達まで巻添え受けるだろ!!」

    唯「あ!そ、そうか!」

    ガードマシン「3…2…」

    梓「じ、時間がないです!!」

    ガードマシン「1…0!!」

    律「うわぁーーー!!」

    129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:09:57.77
    律「………ってあれ?」

    梓「な、何も起きませんね」

    唯「壊れちゃったのかなぁ?」

    ウイーーン…

    ビット×2

    律「なっ」

    梓「小さいのが復活しました!」

    唯「えぇ~…」

    130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:14:01.99
    梓「こうなったら!大きいのからやるです!!」シュッ!

    ガードマシン「!………ピピピ」

    ガードマシン「ハンゲキカイシ デルタアタック」

    ガードマシンとビットが梓を襲う!

    バシューッ!!

    梓「にゃあ!?」

    律「梓!」

    唯「あずにゃん!こ、このぉ~!」

    律「……!ちょっと待った!唯!」

    唯「え!」

    131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:20:01.34
    律「わかったぞ!コイツのパターンが!」

    律「コイツは3体いる時は反撃してくるんだ…しかし小さい2体を破壊しちまえば攻撃してこない…復活に専念して無防備になるんだ!」

    唯「じ、じゃあ!」

    律「さっきのように、まずは小さいのから倒すのが先だ!」

    唯「わかったよりっちゃん!」

    梓「う、うぅ…」

    律「無事か!?梓!」

    梓「だ、大丈夫です…ま、まだやれます!」

    唯「あずにゃん!無理しないで!」

    梓「二人にだけ任せてられません!わ、私だってやれるんです!」

    132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:25:22.89
    律「梓……よぉーし!」

    律「いいか、唯!梓は動けない!だから私達でまず小さいのを倒す!」

    唯「うん!」

    律「梓!おまえはそこから大きいやつをやれ!渾身の一発をおみまいしてやれ!!」

    梓「律先輩…わかりました!やってやるです!!」

    律「行くぞー!」

    133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:30:41.28
    バキューーーンンン!!

    律が撃った弾丸がビットを貫く!

    唯「えぇぇーーーいぃぃ!!」

    スバァーッ!!

    それとほぼ同時に残りのビットを唯が切り裂く!

    梓「いっけぇぇぇーーー!!」

    バシューーーンンン!!

    そして、梓が放った矢がガードマシンのコアに深く突き刺さる!!

    ガードマシン「ガガガガガ………カツドウテイシ………」

    134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:36:38.12
    律「や…った…みたいだな…」

    梓「やりましたね…唯先輩?」

    唯「………お腹空いたよぉ~…」

    律「…梓、動けそうか?」

    梓「な、なんとか大丈夫です」

    律「あずにゃ~ん…」

    梓「唯先輩は動いて下さい!」

    律「全く…(苦笑)よし、行こう!」

    135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:40:47.23
    梓「な、何ですか、このニオイ!?」

    律「酷いな…全部腐ってる…。電源が不安定だったみたいだ…」

    唯「あ!誰かいるよ!」

    唯「あのぉ、すみません。…?………あ…」

    律「どうしたんだよ、唯?」

    梓「?………!!…もう、息はないみたいです………」

    唯「何か、握ってるよ。何だろう、これ…?」

    律「何かの種子みたいだな」

    梓「タネ…?こんな所で育つのでしょうか?」

    汚い紙にメモがある

    『あのネズミはただの置物じゃない。ドームの秘密を知っている。鉄の上のネズミを捕まえろ!』

    136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:45:21.20
    梓「やはりただの置物ではなかったみたいですね」

    律「無駄に精巧にできてたもんなぁー。とりあえずメモの通り捕まえてみるか!」

    梓「はい!行きましょう、唯先輩!」

    唯「…」

    梓「唯先輩?」

    唯「ごめんなさぃ…」

    律「どーしたんだよ?」

    唯「皆もお腹空いているのに…それなのに私…自分のことばかりで………」

    唯「食料庫にくれば沢山食べ物があると思っていたのに…」

    梓「唯先輩…」

    唯「私…」

    137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 20:52:38.20
    律「唯、別におまえが悪いわけじゃない。食料は確かに残念だったけど、この種子に未来があるはずだ!」

    唯「りっちゃん…」

    律「とにかく今は情報を得ること!それと…」

    梓「早くこの種子を、この世界の人達に渡すこと。ですね?」

    律「その通り!だからウジウジしてる場合じゃないぞ、唯」

    唯「…うん!そうだね!ありがとう、りっちゃん!あずにゃん!」

    138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:06:04.73
    律「いたいた。よーし、静かに近づいて捕まえるぞ!」

    ソォ~ット………ソォ~ット………

    梓「意外と疲れますね…」ヒソヒソ

    唯「でも少しずつ近づけてるよ」ヒソヒソ

    律「…」

    ソォ~ット………ソォ~ット………

    梓「あと少しです!」ヒソヒソ

    唯「いけそうだね!」ヒソヒソ

    律「…」プルプル

    梓「…律先輩?」

    140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:10:37.31
    律「なぁあああああああああああああ!!!!!だ、駄目だ!!もう我慢できーーーん!!」プハァー!

    梓「にゃ!?」

    唯「ほぇ!?」

    ネズミ「!!」ダッ!

    梓「あ!気付かれちゃいましたよ!」

    唯「に、逃げてくよ!」

    律「逃がすかぁぁぁぁぁーーー!!!!!」ダッ!!

    もの凄い速さでネズミを追いかける律

    ネズミ「!?」

    律「もらったぁぁぁぁぁ!!!!!」

    ガシッ!!

    ネズミ「勘弁でチュー!白状するでチュー!通路スイッチは―――…」

    141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:16:52.49
    >>139 支援ありがとう。それにしても凄い過疎っぷりだなwww

    梓「もう、何でいきなり大声出したんですか!」

    律「わりぃーわりぃーwww昔からコソコソと行動するの苦手でさぁーwww」

    唯「でもりっちゃんもの凄い速さだったね!」

    律「だろー?かけっこなら負けないぜー」

    梓「威張るとこじゃないです!」

    律「まあまあw結果オーライだったし、いいだろ」

    梓「何か納得いきませんけど…まぁいいです。早くロックを解除して下さい」

    律「はいはい、りょーかい。ポチッとな」

    142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:19:04.04
    ガチャン

    唯「おぉー」パチパチ

    律「ふっ…流石私だな」

    梓「ふざけてないで進みますよ」ハァ…

    律「んもぅ!もう少し絡んでくれてもいいじゃん!梓のケチ!」プゥー

    テクテクテク…テクテ…ガチャン

    律「ここが情報センターみたいだな。…よかった!このコンピューターは、まだ生きてる!」

    唯「おっきいテレビだねぇ~」

    律「空間の歪みをサーチすればゲートの在りかがわかるかも!」カタカタカタ…

    143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:21:09.90
    律「おっ待たせーい!ここだな!このアリスドームから東の………プロメテドーム!」

    梓「流石ですね!機械をいじる時の律先輩は頼りになります!」

    律「なんだよー。人をメカマニアみたいな言い方してー」

    梓「違うんですか?」

    律「いや、違わないけど…」

    唯「ねぇねぇりっちゃん!私にも触らせて!」ワクワク

    律「あ、おい、唯」

    唯「ここを押したらどーなるのかなぁ??」ポチッ

    144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:22:50.57
    律「A.D.1999?『ラヴォスの日』記録…?」

    得体の知れないものが世界を滅ぼす映像が流れる…

    梓「な……何ですか、これ………」

    律「ラ、ラヴォスって……これが世界をこんなにした大災害!?」

    梓「じゃあ、やっぱりここは私達の未来ということですか!?」

    梓「ひどい…ひどいです!こんなのってないです!!これが……私達の未来だなんて………」

    律「………」

    145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:25:09.66
    唯「………変えよう」

    律「唯?」

    唯「変えようよ!私達で!あずにゃんを助けた時みたく!」

    梓「唯先輩…」

    律「そうだな…。幸い私達はゲートを使って時代を超えられるしな!」

    唯「うん!私達の未来は、私達で変えなくちゃ!!」

    梓「やりましょう!」

    律「それじゃ早いトコ私達の時代に戻ってラヴォスについて調べないとな!行くぜ!プロメテドームへ!」

    146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:27:16.26
    ドン「も、戻ってきおった!どうじゃった?」

    唯「ここは……私達の明日なんです!」

    ドン「?」

    男「それより食料庫は?」

    梓「これしか……」

    ドン「種子……か」

    梓「上手くいくかわからないですけど…その種子を育ててみて下さい!」

    律「とにかく生きて!頑張って!私達も出来るだけの事をやってみるからさ!」

    ドン「フッ……。あんた達は不思議じゃ。何かこう、私らとは……」

    唯「元気ってコト?」

    147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:29:52.17
    ドン「元気?…聞いた事のない言葉じゃが、何だか気持ちのいい響きだ……」

    ドン「何の種子かわからんが、こいつを育ててみるよ」

    子供「コレなーに?」

    ドン「今の私らに必要なのは、こいった物なのかも知れん。プロメテドームに行くのか?32号廃墟を抜けるならば、これを持って行け」

    律「これは?」

    ドン「32号廃墟に置いてあるジェットバイクのキーじゃ。私が若い頃乗っていたものじゃ。まだ動くといいが…」

    唯「バイクだってぇ~!カッコイイねぇ!」

    梓「バ、バイク・・・」

    律「サンキュー、爺さん!」

    ドン「向こうには、ここより強力なロボットが暴れまわっている。『元気』でな!」

    149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 21:32:08.45
    ~32号廃墟~

    唯「バ・イ・ク♪バ・イ・ク♪」

    律「バイクなんてイカしてるなぁー!」

    梓「あの、そのバイクの事についてなんですが…」

    律「お、アレかな?」

    バイクに触れようとする律 その時

    ウイーン!ウイーン!ウイーン!

    律「なっ!?」

    ガードロボ達が現れる

    律「どうやら、バイクに近づくとセンサーが反応する仕掛けだったようだな」

    唯「く、くるよ!」

    152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:00:25.92
    >>148 時の最果てからラヴォスに会ったときは無理ゲーだと思ったよ。

    ?「待チナ!」

    ロボット「ア! アニキ!」

    アニキ「待タセタナ!!」

    ロボット「アニキ!」

    律「な、何だ何だ?」

    アニキ「俺ノ名ハ……ジョニー。コイツラノ頭ダ……。ムコクノ大陸ニ、通リヌキタキャコノ先ノ、ハイウェイ跡デ俺ト、ショウブダ……」

    153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:05:09.80
    >>151 うん。さるさん喰らってた;
    >>152 凄ぇ…後で読ませてもらいます!

    唯「何か外人さんみたいだね」

    ジョニー「ソコノ『ジェットバイク』ヲ使ワセテヤル…。ビビッテンジャネーヨ!バリバリダゼ!ベイベー!」

    律「びびってるだぁ!?よぉーし!やってやるぜ!!」

    梓「あの、律先輩?バイクを運転し」

    ジョニー「トコロデ、オメェ、動カシカタハ知ッテンダロウナ?」

    律「動かし方?…あ」

    律「動かし方どころか、運転すらしたことないや」

    梓「やっぱり…」

    ジョニー「シカタネェナ、ジョニーサマガオシエテヤロウ。イイカ?カクカクジカジカ―――…」

    154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:10:56.73
    ジョニー「…―――テナワケダ。ワカッタカ、コノデコッパチ」

    律「デコッ!?よーし…やったろうじゃん!絶対に勝ぁーーーつ!!」

    唯「バ・イ・ク♪バ・イ・ク♪」

    梓「不安だ…」

    155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:13:08.75
    READY………GO!!

    ジョニー「オサキダゼ!!」ブォーーーン!

    梓「早い!律先輩、大丈夫なんですか?」

    律「任せとけってー」

    唯「うっ…」

    156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:15:31.64
    梓「律先輩!あと半分ですよ!ジョニーさんとの距離がありますよ!」

    律「大丈夫大丈夫……大丈夫のはず」

    梓「もう!どっちなんですか!」

    唯「うぅ…」

    157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:17:55.24
    あれ?ID変わってる…

    梓「あと少ししかありません!このままじゃ負けてしまいますよ!」

    ジョニー「タイシタコトネーナ!クチダケデコッパチ!」

    律「こっからが本番だぜー!!」ギャルルルルグォォォーーーン!!

    梓「にゃあ!?」

    唯「うっぷ!」

    ジョニー「ナ、ナンダト!?ブ、ブースターカ!?」

    律「行っけぇーーーいぃぃ!!!」

    ジョニー「マ、マケルカヨ!!」

    158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:20:29.25
    律「よっしゃーーー!私の勝ちだ!!」

    梓「か、勝った・・・」

    唯「」

    ジョニー「負ケタヨ、オメー達ニャ…。マタ、イツデモ来イヨ。イッショニ、風ニナローゼ!ベイベー!」

    律「おーう!まったなー!」

    梓「行きますよ、唯先輩」

    唯「」

    梓「…完全にダウンですね」

    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:31:59.69
    http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1280626515/l50
    の続き

    梓「それにしてもよくブースターなんてわかりましたね?」

    律「ふふーん。これだよ」カチャ

    梓「お爺さんから貰ったバイクのキーですね?」

    律「ここを見てみろよ」

    梓「シール?のようなものが貼ってありますね……えぇーと」

    『ハンドル↓にブースターボタン』

    梓「…なるほど」

    律「まさかブースターがあるとはなぁー。あの爺さん、若い頃はそーとーの走り屋だったみたいだなw」

    梓「あのお爺さんが……ぷっw」

    律「笑っちゃうよなぁーwww」

    梓「お、可笑しいですw」プププ

    唯「り…ちゃ……あず・・・ん……」ウプッ

    4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:34:32.74
    ~プロメテドーム~

    梓「な、何かいます!」

    唯「女の…子…?」

    律「いや、これはロボット…というよりアンドロイドみたいだな。壊れてるみたいだけど…。それにしても…凄い……」

    唯「壊れちゃってるんだ…」

    律「……。直せるかもしれない」

    梓「え!?な、直すって…。他のロボット達みたいに襲って来ちゃったらどうするんですか!!」

    律「そうしないように直すんだよ。ロボット達は自分の意思で襲って来るんじゃない…。人間がそういう風に作ったんだ。ロボット達の心を…」

    唯「……りっちゃんには、ロボットさん達の気持ちがわかるんだね……」

    律「よっしゃ!いっちょやってみるか!」

    5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:37:16.51
    ―――――――――
    ――――――
    ――…

    律「これで、よし……っと!動かすぞ!」ピッ

    ロボット「………」

    唯「おはよぉ!」

    ロボット「あら?あらあら?」

    梓に近づくロボット

    梓「にゃあ!?」

    ロボット「貴女がご主人様??」

    梓「わ、私はご主人様じゃなくて梓です!あ、あなたを直したのは律先輩ですよ!」

    ロボット「あらあら、ごめんなさい。貴女が私を直して下さった律さんですね?」

    6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:42:28.93
    律「律でいいよ」

    ロボット「そんな失礼な事は出来ませんわ…」

    律「様付けで呼ぶ方が失礼な事だってあるんだよ。なっ、梓」

    梓「は、はい!」

    唯「じゃあ『りっちゃん』って呼びなよ!」

    律「そーだな。そっちのほうが聞きなれてるし」

    ロボット「了解しました。りっちゃん」

    律「よーし。で、あんたの名前は?」

    ロボット「名前?開発コードの事かしら?R66-Yですわ」

    7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:48:41.19
    律「R-66Y……イカスじゃん!」

    唯「えぇ~?駄目だよぉ、そんな可愛くないの!」

    梓「そうですね…でも何て名前にしたらいいか…」

    唯「ムギちゃん!!」

    梓「え?」

    10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:53:30.82
    >>8 正直すまなかった!
    >>9 そのまんまじゃん!ってな

    唯「ムギちゃんにしようよ!!」

    梓「な、なぜムギちゃんなんですか?」

    唯「可愛いからだよ!」フンス!

    梓「か、可愛いからって…」

    律「そーだな。それでいいんじゃないか?…何かそうしなければいけない気がするし」

    梓「確かに…」

    唯「じゃあ貴女は今からムギちゃんだよ!よろしくね!」

    梓「紬さん。よろしくです」

    11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 22:58:29.59
    紬「ムギ……紬。いい名前!ありがとう!私、一度、人の名前で呼ばれたかったの~!」

    律「変なヤツwなぁ、ムギ。ちょっと聞きたいんだけどさ…」

    紬「………。あら……どうしたのでしょう?」

    紬「このプロメテドームには、多くの人間や私の仲間がいたはずですが……」

    律「言いにくいんだけど……。ムギ、おまえが倒れている間にここの人間はたぶん……」

    紬「……。そう……。りっちゃん達はなぜココに?」

    12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 23:05:44.84
    律「私達は王国暦1000年から、ゲートという時空の歪みを通ってここに来ちゃったんだ」

    梓「ここにもドームがあるって。アリスドームで調べて来たんです」

    唯「そしたらムギちゃんが倒れてたんだよぉ」

    梓「そこのドアが動かなくって…。ここから先に行けないんです…」

    紬「あらあら……ココの電源は完全に死んでしまっているようだわ。北にある工場に行けば、ここに連動する非常電源があると思うの」

    13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 23:12:00.26
    律「北の工場か…セキュリティとかは?」

    紬「私なら工場のセキュリティを解除出来るわ!」フンス!

    梓「本当ですか!?」

    紬「うふふ。修理して下さったんですもの。今度は私がお役に立たなきゃ」

    紬「でも…いつまで非常電源が持つかわからないわ…。誰かココに残って電源が入ったらすぐにドアを開けないと…」

    律「じゃあ、私か梓のどっちかが残ろうぜー」

    梓「そうですね。唯先輩、残る方を選んで下さい!」

    14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/01(日) 23:15:36.78
    以上で書き溜め終わりです。
    本当は、ここからは安価でパーティーを組んで続きを書きたかったんですが…
    需要がなさそうなのでこれで完結とします。

    鯖移転で中途半端な形になりましたが、最後まで付き合って下さった方々ありがとうございました!
    クロノトリガー最高!!

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唯「このアイス……キンキンに冷えてるよっ……!」
唯「日曜日って眠たいよね」
唯「ありがとう」
  1. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/08/31(火) 17:21:41 URL [ 編集 ]
    なにこれ面白い
    久しぶりにクロノ・トリガーやってみるかな…

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