けいおん!SSまとめブログ けいおん! このブログはVIPで立った「けいおん!SS」をまとめたブログです。

Twitter(更新通知) Twitter(交流用?) 新着SS通知ツール ご意見など 相互リンク,RSS

最新の記事

記事一覧はこちら

最近のコメント

スポンサーサイト

  1. 名前: 管理人 --/--/--(--) --:--:--
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    [スポンサー広告] ブログランキングへ 人気ブログランキングへ このSSをはてなブックマークに追加


関連?商品

過去の名作たち


コメントの投稿(コメント本文以外は省略可能)




管理者にだけ表示を許可する

和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

  1. 名前: 管理人 2010/08/24(火) 19:05:13
    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 20:55:48.23

    ――昼休み・教室

    唯 「みんな~、お昼食べようよ」

    律 「おうっ! 勉強で費やしたエネルギーを補給しなきゃな!」

    澪 「睡眠で費やしたエネルギー、の間違いじゃないのか」

    律 「もうっ! 澪ちゃんったらいけず~」

    澪 「まったく……」

    紬 「あらあら、うふふ」

    和 「相変わらずね、二人とも」

    律 「あ、そういえば和」


    4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 20:58:12.33

    和 「なに?」

    律 「生徒会の子が、昼休みに緊急の会議が入ったから来てくれ、って言ってたよ」

    澪 「それ、いつの話だ?」

    律 「う~んと、和が朝学校来る前だから……」

    澪 「そーゆー大事なことは、もっと早く伝えろっ!」 ホ゜カッ

    律 「あいたっ! ごめんごめん、そういういことだからさ」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    唯 「いってらっしゃ~い! 和ちゃん、頑張ってね!」


    6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:01:18.53

    唯 「ねえ、りっちゃん!」 モフモフ

    律 「なんだ、唯」 モグモグ

    澪 「二人とも、口の中の物を見せるな……」

    唯 「この間、りっちゃんと見つけた」 モフモフ、ゴクン

    唯 「今度軽音部のみんなで行きたいね、って言ってたホビーショップ行こうよ!」

    律 「ああ、あそこね。じゃあ、明日休みだし行くか」

    唯 「じゃあ、あずにゃんにメールしておくね!」

    律 「みんな、明日は空いてるっしょ?」

    澪 「ああ、大丈夫だ」

    紬 「うん! どんなどこかしら、楽しみだわ~」

    8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:04:48.12

    和 (やっと会議終わった……。今もどれば、教室でみんなとご飯食べれるわね)

    ガラガラ

    和 (唯たちは……。うん、まだご飯食べてるわ。間に合って良かった)

    ワイワイガヤガヤ

    和 (それにしても、随分盛り上がってるわね。なんの話してるのかしら)

    唯 「あ、和ちゃんおかえり~!」

    和 「ただいま、思ったより早く終わったわ」

    澪 「お疲れ様、和」

    律 「ほらほら、座りんしゃい」

    紬 「なんの会議だったの?」

    9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:08:11.63

    和 「たいしたことない内容だったわ。さて、お昼ご飯食べないと」

    唯 「おお! 相変わらず和ちゃんのお弁当はおいしそうですな~」

    和 「そんなことないわ。それより、さっきからなんの話で盛り上がってるの?」

    唯 「実はね! この間とっても素敵なお店見つけたんだ!」

    和 「あら、どんなところ?」

    唯 「かわいいものとか、面白いものとか、おいしいものとかなんでもあるんだよ!」

    和 「へ~。抽象的でわかりにくいけど、行ってみたいわね」

    唯 「それでね、明日みんなで行こうって話をしてたんだ! 和ちゃんもきっと気に入ると思うよ~」

    和 「そうだといいわ。楽しみね」

    和 (ふふ、唯と遊ぶなんてひさしぶりね)

    11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:11:07.45

    律 澪 紬 (あれ……?)

    律 (軽音部で行こうって話しだったけど、和も誘うのかな)

    澪 (まあ和もいてくれたほうが、みんなの世話もみてくれるし助かるな)

    紬 (和ちゃんとプライベートで遊ぶの、ひさしぶりだわ~)

    唯 「五人で遊ぶの久しぶりだね~。すっごい楽しみだよ!」

    律 (ん? 五人ってことは……やっぱり和は入ってないのか?)

    澪 (まあ、軽音部だけで遊びたいときもあるしな……)

    紬 (あら、残念……)

    和 「あら、久しぶりどころか初めてじゃない?」

    律 澪 紬 「!?」

    15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:14:54.57

    唯 「え~、そんなことないよ~」

    和 「いつも学校でも一緒だから、そんな気がしてるんじゃない?」

    和 (三年でクラス一緒になってから、ほぼ毎日五人で行動してるし)

    唯 「う~ん、そう言われてみればそうかもしれない!」

    唯 (部活帰りの寄り道とかって、よく考えたらちゃんとした遊びじゃないかも!)

    和 「うふふ」

    唯 「あはは」

    律 澪 紬 「……」

    17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:18:08.58

    律 (これって……唯は和のこと誘ってないつもりなんだろうな)

    澪 (天然が故の過ちか……。このままだと、明日和も来ちゃうんじゃないか)

    紬 (まあでも……来たらそのまま一緒に遊べばいいわ)

    唯 「じゃあ明日は、10時に駅に集合ね!」

    律 「りょうか~い! 唯は遅れんなよ~?」

    澪 「律もな」

    紬 「うふふ」

    和 (明日……。とても楽しみだわ)

    20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:21:07.46

    ――翌日・駅

    唯 「じゃじゃ~ん! 平沢唯、ただいま参上!」

    律 「お~、唯が待ち合わせの5分前に来るとはな」

    梓 「きっと雨でも降るんじゃないんですか」

    唯 「ひどい! ひどいよ、あずにゃん!」

    澪 「まあ、唯もちゃんと時間に間に合って偉いぞ」

    唯 「えへへ、ありがと~。さ、これで全員揃ったことだし行きますか!」

    紬 「お~!」

    21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:24:48.99

    律 (和は来なかったか。まあ、あのあと唯と帰ったし、ちゃんと話もしたんだろう)

    澪 (今日行くところは楽器店とかもあるから、和も退屈だっただろうし)

    紬 (思いの行き違いにならなくて良かったわ~)

    梓 「あれ? こっちに向かって走ってくる人……和先輩に似てません?」

    律 (あれは確かに和だ……)

    澪 (めっちゃ笑顔でこっちに向かってきとる)

    紬 (なん……だと……)

    唯 「むむ……本当だ! あれ和ちゃんだ! すごい偶然だね!」

    唯 「お~い和ちゃ~ん!!」

    律 澪 紬 (!!?)


    25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:29:09.18

    和 「待たせてごめんなさい。……あれ、今日は中野さんもいるの? よろしくね」

    梓 「え?あ、はい (あれ? 今日は和先輩も一緒だったのかな)」

    律 「あれ? 和、眼鏡は?」

    和 「ああ、ちょっと気分転換に今日はコンタクトにしてきたの。変かしら?」

    紬 (めっちゃ気合はいっとるがな……)

    澪 「と、とっても素敵だよ……」

    和 「そう言ってもらえると嬉しいわ。ありがとう、澪!」

    律 (ま、満面の笑みやぁ……)

    28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:32:50.76

    唯 「和ちゃん、会えて嬉しいよ~! ところで今日はどうしたの!? 」

    和 「えっ、どうしたって……。今日、五人で遊ぶ約束したじゃない」

    唯 「えぇ~! 違うよ、和ちゃん! 今日は軽音部の五人で遊ぶ約束したんだよ! 和ちゃんは入ってないよ~?」

    和 「えっ……」 ビクッ

    梓 (あ、やっぱり入ってなかったんだ)

    澪 (昨日の感じからして、やっぱり和も来ちゃうんじゃないかとは思ってたけど……)

    紬 (唯ちゃんも言葉の選び方を知らないだけなんだろうけど、こんな言い方されるとやっぱりきついわね……)

    律 (このまま合流して遊べばいいのに……)

    34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:35:33.11

    唯 「あ!よく見たら、 けっこう前に私と買いにいった服だ!」

    唯 「まだ忙しくて着る機会が無いってこの間言ってたから、 今日が初披露だね!? すごく可愛いいよぉ!」

    和 「あっ……」 ブルブル

    紬 (新しい服を着てきたってことは、やっぱり今日ものすごく気合が入ってたのね)

    梓 (そしてそれを私たちにも気づかせて、和先輩に精神的ダメージを与える唯先輩)

    律 澪 紬 梓 (天然って恐ろしい……)

    唯 「今日は軽音部で遊ぶっていう気分なんだよ~」

    唯 「それじゃあ、和ちゃん。私たち遊びにいってくるね!」

    36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:39:42.27

    律 (ここまできたら、一緒に遊べばいいのに……)

    澪 (唯ってもしかして、和のこと嫌いなんだろうか)

    紬 (テンションあげてきたぶん、これは和ちゃん辛いわ……)

    梓 (和先輩、これはどうでるか……) チラッ




    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    律 澪 紬 梓 (ええーーーーっ!?)

    43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:44:17.67

    唯 「うん! ばいばーい!!」

    律 「和、行っちゃったな……」

    澪 「ああ、目に涙ためてたな……」

    唯 「変な和ちゃんだったね! それにしても、生徒会って休日もあるなんて大変だね~」

    梓 「……」

    紬 (これはもう……天然っていうレベルじゃないわね)

    唯 「じゃあみんないこっか!」

    律 「あ、ああ」

    律 澪 紬 梓 (ごめんなさい、和(先輩)……)


    45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:47:01.47

    和 「……」

    和 「そっか、今日は軽音部で遊ぶ日だったのね」

    和 「私が勝手に勘違いして、唯たちに迷惑かけちゃったわ」

    和 「そういえば、はっきりと誘ってくれたわけではないものね」

    和 「……」

    和 (でも、今日はすごい楽しみだったのに……)

    ※ ※ ※ ※

    ――昨晩・和の部屋

    和 (うふふ、明日は久しぶりの息抜きか)

    49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:50:39.04

    和 (生徒会長になってからすごく忙しかったし)

    和 (最近は受験勉強ばっかだったから、明日はうんと羽をのばそうかしら)

    和 「そういえば、三ヶ月くらい前に唯と買いにいった服をまだ着てないわ」

    和 「季節ずれてるかもしれないけど……最近まだ暑いし、着れないことないわね」

    和 「それに唯が可愛いって言ってくれた服だもの。きっと唯も喜ぶわ」

    和 (……ちょっと着てみよう)

    ――試着完了

    和 「なかなかいいけど……う~ん」

    和 「お母さーん! ちょっといい? 服を見てもらいたいんだけど」

    51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:53:14.05

    和 「……お母さんも似合うって言ってくれたけど、なんか不安だわ」

    和 「あ、眼鏡外してみたらどうかしら」

    和 「確かワンデイの買い置きがまだあったはず……」 ガサゴソ

    和 「……あった!」

    ――試着完了

    和 「……」

    和 (……自分で言うのもなんだけど)

    和 「け、けっこうイケてるんじゃないかな……///」

    和 「これならきっと……」

    54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 21:57:47.05

    ◇ ◇ ◇ ◇

    唯 『眼鏡はずした和ちゃん、すっごく格好いいよ~!』

    紬 『服もとってもセンス良いわ~。和ちゃんってこんなに素敵だったのね!』

    律 『あちゃ~、さすがの私もイケメンポジションを譲らざるをえないなぁ~』

    澪 『ああ、これはもう私のFC潰して和のFC作るしかないな!』

    ◇ ◇ ◇ ◇

    和 「なんて言われちゃったりして……///」

    和 「~~~~っ!///」 ゴロゴロ

    和 (あ~もう、早く明日にならないかしら!)

    ※ ※ ※ ※

    58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:02:33.93

    和 「私、すごい浮かれてたのね。ばっかみたい」

    和 「みんなさぞ滑稽に思ったことでしょうよ」

    和 「新しい服着て、コンタクトなんかにしちゃって」

    和 「お前なんかいつも通り制服着て、いつも通りダッサイ眼鏡かけて」

    和 「いつも通り、生徒会でも行ってろよ」

    和 「ええ、そう思ったことでしょうよ」

    和 「浮かれのち、あとからの後悔」

    和 「……」

    和 (この気持ちを詩にでもしましょう……)

    59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:05:18.17

    和 「遊び誘われ 昨日の私UKIUKI」

    和 「うかれすぎてて 頭の中ふわふわ」

    和 「いつもめがね かけてるけど」

    和 「今日だけは コンタクトなの」

    和 「だけどそれも 今となっては」

    和 「滑稽でしかないぞよ」

    和 「ああ 平沢 お前が 突っ込んでくるほど」

    和 「私の 心 えぐられるの」

    憂 「和……ちゃん?」

    和 「ひゃうっ!?」

    61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:08:36.33

    憂 「やっぱり和ちゃんだ! 眼鏡かけてないからわからなかったよ」

    和 「あ……うん」

    憂 「今日はコンタクトなの?」

    和 「……」

    憂 「眼鏡かけてる和ちゃんも知的で素敵だけど」

    憂 「コンタクトの和ちゃんもすっごく格好いいね!」

    和 「え……」

    和 「あ、ありがとう///」

    和 (憂って、やっぱりすごい優しい子だわ)

    62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:12:07.51

    憂 「そういえば、さっき何の歌うたってたの?」

    和 「あ、あ~……気にしないでちょうだい」

    憂 「?」

    和 「それより、今日はどうしたの?」

    憂 「これから買い物行くところなんだけど……そうだ!」

    憂 「良かったら一緒に行かない?」

    和 (……すごく嬉しいけど)

    和 (今日、これ以上この姿で外にいるのは辛いわ)

    65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:15:56.09

    和 「ごめんなさい、今日はもう家に帰ってやらなきゃいけないことがあるから」

    憂 「そっか……。和ちゃん忙しいもんね」

    和 「本当にごめんなさいね」

    憂 「でも、和ちゃんもたまには息抜きしなきゃ駄目だよ?」

    和 「ど、どうしたのよ急に」

    憂 「さっきから和ちゃん、元気無い顔してるから……」

    和 「!!」

    憂 「もしなんかあれば、私に言ってね?」

    憂 「なんて、私じゃ頼りにならないか」

    憂 「えへへ///」


    68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:18:48.80

    和 「ありがとう、憂。とても優しいのね」

    憂 「そ、そんなことないよ///」

    和 「なにかあったら、真っ先に憂に相談するわ」

    憂 「……うん! 任せてよ!」

    和 「ふふ、本当にもう。二人のときは相変わらず昔のまんまね」

    和 「他の人がいるときは、だいぶ大人っぽく振舞うようになったのに」

    憂 「私だって、和ちゃんみたいな大人の女性になろうと頑張ってるんだよ」

    和 「あら、口ばっかうまくなったわね」

    69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:23:14.60

    憂 「もう~、そうやってからかう!」

    和 「うふふ」

    憂 「えへへ」

    和 「本当にありがとう、憂。それじゃあ私そろそろ行くから」

    憂 「うん、頑張ってね!」

    和 「ええ、それじゃあまた」

    憂 「またね!」

    憂 (本当に幼い頃からの憧れなんだけどなぁ)

    70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:26:11.34

    ――その夜・平沢家

    憂 「お姉ちゃーん! ご飯できたよ!」

    唯 「はいはーい! 今日のご飯はなんですかな~」

    憂 「お姉ちゃんの好きなエビフライだよ!」

    唯 「やったー! 私大好きだよー!」

    憂 「うふふ。じゃあ食べよっか」

    唯 「うん、いっただきまーす!」

    憂 「いただきます」

    73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:30:23.76

    唯 「おいひい! おいひいよ~」

    憂 「良かったー。……そういえば今日、和ちゃんに会ったよ!」

    唯 「あ、私も会ったよ~」

    憂 「お姉ちゃんも会ったんだ。今日の和ちゃん、コンタクトにしてて格好良かったね!」

    唯 「うんうん、眼鏡かけてない和ちゃんも可愛いよ~」

    憂 「そういえば、けっこうお洒落してたけど今日はなにか用事があったのかな?」

    唯 「休日なのに、生徒会行くって言ってたよぉ! 生徒会長は、大変だねぇ」

    憂 「……生徒会?」

    75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:33:27.54

    唯 「和ちゃんがそう言ってたんだよ! 今朝駅前であったときに――」

    唯 「――ということがあったんだよ! 変な和ちゃんだったよ~」

    憂 (……うわあ)

    憂 (お姉ちゃんに悪気は無かったんだろうけど、和ちゃんも相当ショックだっただろうな)

    憂 (だから今日あんな元気無かったんだ……)

    唯 「うい~? 聞いてる~?」

    憂 「お姉ちゃん!」 バンッ

    唯 「ひっ!」ビクッ

    唯 「ど、どうしたの憂? いきなりテーブル叩かないでよぅ……」

    80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:37:25.39

    憂 「今日ね、私が和ちゃんに会ったときすごく元気なかったんだ」

    憂 「お姉ちゃんが和ちゃんに会ったあとのことだと思うんだけど」

    憂 「どうしてかわかる?」

    唯 「う、うい~。 ご飯冷めちゃうよ?」

    憂 「お姉ちゃん、私は真面目な話をしてるの」

    唯 (なんか今日の憂怖いよ~)

    憂 「和ちゃん、多分今日すごく楽しみにしてたんだと思う」

    憂 「だから服装とかにも気合入ってたんだよ」


    83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:40:45.28

    憂 「お姉ちゃんも今日は軽音部のみんなとの約束だったと思うけど」

    憂 「もう少し言い方とかあったんじゃないかな?」

    唯 「……うん」

    唯 (そういえば、別れ際の和ちゃん、すごく悲しそうだったな)

    唯 (今日は軽音部のみんなと遊ぶつもりだったし)

    唯 (和ちゃんと遊ぶときは特別だから)

    唯 (二人っきりでまた遊ぼうって誘うつもりだったんだけど……)

    唯 「わ、わだしが馬鹿なせいで、の、和ぢゃんのこと傷づけちゃっだかなぁ」 ヒックヒック

    86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:45:30.13

    憂 「お、お姉ちゃんは馬鹿じゃないよ」

    唯 「で、でも、憂に、怒られる、まで和ぢゃんが傷ついだごど、気づがなかった、し」 ヒックヒック

    憂 「ちゃんと気づけたから大丈夫だよ。月曜日、学校でちゃんと和ちゃんに謝ろう?」

    唯 「……うん」スン

    憂 「ほら、ご飯冷めちゃうから食べよ?」

    唯 「憂もごめんね……」

    憂 「別に大丈夫だよ。ほら、鼻水出てるよ」

    唯 「うう……」ズズ

    唯 (月曜日、絶対直接会って和ちゃんに謝ろう……)

    87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:48:48.05

    ――月曜日・教室

    律 「おい~っす」

    澪 「おはよう」

    紬 「おはよう、りっちゃん」

    律 「唯と……和はまだ来てないか」

    澪 「この間のこと、私たちからも和に謝らなくちゃな」

    紬 「そうね。唯ちゃんの天然に気圧されてなにも言えなかったけど、すごく悪いことしちゃったわ」

    律 「そうだな。そしたら、まず唯に話を……っと噂をすれば来たぞ」

    90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:51:18.51

    唯 「……」 トボトボ

    澪 「唯、おはよう」

    唯 「あ、うん……」

    律 (あからさまに元気ないな。こりゃ私から言う前になんかあったか?)

    紬 「唯ちゃん、元気ないけどどうかしたの?」

    唯 「……うん。実はこの間のことで憂に怒られて、私もそれでやっと和ちゃんに悪いことしたって気づいたんだ」

    澪 (さすが憂ちゃん)

    唯 「それで、今日和ちゃんにあったら絶対謝ろうって決めてたんだけど……」

    93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:54:23.77

    ※ ※ ※ ※

    ――今朝・通学路

    唯 (今日絶対に和ちゃんに謝るんだ!) フンス!

    唯 (あ、前を歩いてるのは……和ちゃん)

    唯 (あ、謝るって決めたのに、なかなか勇気でないよ~)

    唯 (……ええい! 覚悟を決めろ、平沢唯!)

    唯 「の、和ちゃん!」 タタタッ

    和 「……」 クルッ

    唯 (すっごい無表情……。絶対怒ってるよ~)

    唯 (でも、私が悪いんだから謝らなくちゃ!)

    94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 22:57:59.94

    和 「……」

    唯 「和ちゃん、この間は本当にごめんなさい!」

    唯 「私馬鹿だから、和ちゃんが傷つくこと平気で言っちゃって」

    唯 「本当に、ごめんなさい!」

    和 「……」

    唯 「……」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    唯 「!?」

    ※ ※ ※ ※

    99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:02:39.00
    すみません、目が疲れてきたんで少し休憩をとります
    支援ありがとうございます

    106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:12:57.94
    >>94の続きから再開します

    107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:14:02.42

    唯 「――ってことがあって……」

    律 「それはきついなぁ(朝から生徒会あったのか?)」

    澪 「和、そうとう怒ってるな(ちょっと言葉の意味がわからないけど)」

    紬 「私たちも、許してもらえるかしら……」

    ガララッ!

    和 「……」

    唯 律 澪 紬 「!!」

    信代 「和、おはよう」

    和 「おはよう」

    110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:18:20.20

    律 「みんなとは普通に挨拶してるな……」

    澪 「ああ……」

    紬 「でも、席は唯ちゃんの前よね……」

    和 「……」 ストン

    姫子 「和、おはよう」

    和 「おはよう、姫子」

    律 「よし、行くか」

    澪 「あ、ああ」

    112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:23:52.63

    紬 「和ちゃん」

    和 「……」

    澪 「おはよう和。……この間のことなんだけど」

    律 「わざとじゃないんだけどさ、本当に和に悪いことしちまったと思ってる」

    澪 律 紬 「本当にごめんなさい!」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」 ガタッ

    澪 律 紬 「!?」

    和 「……」 スタスタ

    姫子 (和と軽音部、喧嘩でもしたのかな)

    姫子 (でもこれからHRなのに、和本当にどっか行っちゃったよ)

    116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:26:48.34

    ――それからというものの

    律 「和、本当にごめんな?」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    律 「!?」

    ――和と軽音部のメンバーの

    澪 「和、その……良かったら一緒にお昼食べないか?」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    澪 「!?」

    121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:30:06.83

    ――お互いの関係はぎくしゃくしたものとなり

    紬 「あ、和ちゃん。シャーペン落としたわよ、はい」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    紬 「!?」

    ――日に日に距離ができてしまう

    唯 「の、和ちゃん。次音楽室に移動だから……一緒に行かない?」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    唯 「!?」

    125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:33:10.54

    ――それは時間が解決することなく

    純 「梓って、彼氏とかいたことあるの?」

    梓 「か、彼氏なんて……」

    純 「まあ梓に彼氏がいるなんて、そんなオカルトありえませんか!」

    梓 「そ、そういう純こそどうなのよ」

    純 「ふふふ、聞きたい!? そう、それは去年のこと……」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    梓 純 「!?」

    梓 (いきなり会話に入ってきた……)

    純 (私の話、そんなに興味ないんだ……)

    126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:36:42.27

    ――そしてとうとう

    さわ子 「真鍋さん、次の音楽の準備の手伝いしてもらってもいいかしら?」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    さわ子 「タメ語!?」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    さわ子 「つか手伝ってくれないの!?」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    さわ子 「ていうか次音楽って言ってるじゃな……おーい!」

    135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:39:52.43

    唯 「……」

    律 「……」

    澪 「……」

    紬 「……」

    梓 「……」


    和 「……」

    ――仲直りできないまま、卒業へと近づいていった

    137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:43:22.64

    ――卒業式前夜・平沢家

    憂 「お姉ちゃん、とうとう卒業だね」

    唯 「うん……。みんなと離れたくないよー」 ズビビ

    憂 「もう、今から泣いてたら、明日はどうするの」

    唯 「でも~……」

    憂 「それに、まだ和ちゃんと仲直りしてないんでしょ?」

    唯 「……うん」

    唯 「あの日から和ちゃん、私たち軽音部に対しては」

    唯 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    唯 「しか言わなくなっちゃったし」

    141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:46:33.93

    唯 「授業中でも本当にそのまま生徒会室行っちゃうし」

    唯 「もうどうしたらいいかわかんないよう……」

    憂 「お姉ちゃん……」

    憂 「お姉ちゃんが困っているように、きっと和ちゃんも困ってるんだよ」

    憂 「明日こそきっと、うまくいくはずだよ。ねっ?」ニコッ

    唯 「うい~……。ありがとう!」 ダキッ

    憂 (抱きついてくるお姉ちゃん……。あったかい)

    唯 「でも、本当にどうすればいいのか……」

    憂 「お姉ちゃん、私に考えがあるの」

    唯 「本当に!?」

    144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:50:47.73

    憂 「うん、明日卒業式が終わったあとにね……」 コショコショ

    唯 「ふむふむ」

    憂 「っていうのは、どうかな……?」

    唯 「すごいっ! すごいよ憂~! 憂は天才だよ~!」

    憂 「えへへっ、ありがとう/// ……うまくいくかはわからないけど」

    唯 「ううん、きっとうまくいくよ! さっそく、みんなにもメールするよ!」

    憂 「お姉ちゃん、頑張って!」

    唯 「憂のお陰で頑張れそうだよ!」

    唯 (明日和ちゃんに心から謝って……)

    唯 (絶対仲直りするんだ!!)

    147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:53:14.47

    ――そして卒業式が終わった

    梓 「みなさん、卒業おめでとうございます!」

    唯 「びええーん!!」

    律 「こらこら唯、泣きすぎだって」

    澪 「そういう律だって……ひっく、泣い、でるじゃ、ないか」

    紬 「み、みおぢゃんも……うわああーん!」

    さわ子 「もう、軽音部は最後まで手をかけるんだから……」 ウルウル

    150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:56:04.46

    生徒会役員A 「和先輩、卒業おめでとうございます!」

    生徒会役員B 「私、先輩みたいな立派な人になります!」

    和 「みんなありがとう、私もあなたたちとやってこれて本当に良かったわ」

    和 「……それじゃあ、そろそろ行くから」

    和 「……ふぅ」

    憂 「和ちゃん!卒業おめでとうございます!」

    和 「あら、憂。ありがとう」

    憂 「そういえばさっき、曽我部さんという方が……」

    和 「あら、会長が……。なにかしら」

    151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/21(土) 23:59:02.98

    憂 「私が和ちゃんと仲が良いってことを言ったら、これを渡してほしいって」

    和 「手紙……?」

    『生徒会室で待ってます』

    憂 「それじゃあ私、行くね! あ、それと……」

    憂 「和ちゃんが卒業しちゃうのは寂しいけど、私最後に和ちゃんの為になにかできて嬉しかった」

    和 「憂ったら……手紙ぐらいで大袈裟ね。でも、ありがとう」

    憂 「それじゃあ私はこのあと用事があるから」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    憂 「じゃあね!」 タッタッタ

    153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:02:55.56

    和 (それにしても会長が……なにかしら)

    和 (なにかサプライズでもやってくれるのかしらね)

    和 (それとも澪のFCの会合とか……ふふっ)

    和 (澪……。軽音部のみんなと、結局仲直りできなかったな)

    和 「……」

    和 (もうこの学び舎ともお別れか)

    和 (この階段をのぼったら生徒会室……か)

    和 (この階段をのぼったら――)

    唯 「……和ちゃん」

    158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:06:03.92

    和 「!!」

    唯 「和ちゃん、卒業おめでとう」

    和 「……」

    唯 「私たち幼稚園から一緒だったけど、大学は別々だね」

    和 「……」

    唯 「私、ずっと和ちゃんに迷惑ばっかかけてきたけど……」

    唯 「本当に最後の最後まで、迷惑かけちゃったね」

    唯 「……ご、ごめんなさい」 ヒックヒック

    和 「……」

    160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:09:14.08

    唯 「私が悪いのはわかってるんだけど」

    唯 「ずっと一緒だったのに、このまま別れるのなんて嫌だから……」

    唯 「和ちゃんのこと、大好きだから……」

    和 (……唯)

    和 (唯がこうやって、あの日から何度も何度も謝ってくれてるのに)

    和 (どうして私は素直になれないのかしら)

    和 (どうして私の口は……)

    和 「そ、そうなんだ、じゃ、じゃあ私生徒会行くね」ウルウル

    和 (……こんな言葉を言うのかしら)

    163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:12:32.95

    唯 「……和ちゃん、あの日からそれしか言ってくれなくなっちゃったね」

    唯 「いつも、本当は生徒会なんてないのに……」

    和 「……」

    和 (いつもごめんなさいね。でも今日は、本当に呼び出されてるのよ)

    唯 「今日だって、生徒会いっても曽我部先輩はいないよ」

    和 (……どういうこと?)

    唯 「ごめんね、曽我部先輩の名前まで出して、こんなことして……」

    唯 「生徒会室で待ってるのは、むぎちゃん、りっちゃん、澪ちゃん、あずにゃん」

    唯 「私たち軽音部だよ」

    166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:15:38.94

    唯 「憂が……私たちと和ちゃんが仲直りできるように、って考えてくれたんだ」

    唯 「正直、曽我部先輩の名前まで出して嘘ついちゃって……」

    唯 「また和ちゃんを嫌な気持ちにさせちゃったかもしれないけど」

    唯 「みんな、やっぱり和ちゃんに心から謝って、仲直りしたいんだ」

    和 「……」

    和 (軽音部のみんな……。それに憂ったら……)

    和 (あの子本当に……)

    169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:18:25.35

    ※ ※ ※ ※

    和 「こんなこと、相談できるの憂ぐらいしかいなくて……」

    憂 「ううん! 全然構わないよ! むしろ本当に真っ先に相談してくれて嬉しいの」

    和 「本当は軽音部のみんなと仲直りしたいんだけど、何故か素直になれないの」

    和 「何故か軽音部のメンバーと話すと」

    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

    和 「しか言えなくなっちゃうの……」

    憂 「……和ちゃんも、仲直りしたいんだよね?」

    和 「もちろんよ! 私からも唯たちに謝りたいわ。みんな謝ってくれてるのに、ずっと、こんな態度とったままで……」

    172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:21:22.74

    憂 「それなら大丈夫だよ!」

    和 「……どうして?」

    憂 「だって、軽音部のみなさんも、お姉ちゃんも和ちゃんと仲直りしたがってるから」

    憂 「そうしたら、仲直りできないはずがないよね?」 ニコッ

    和 「……そうね。でも、また唯たちが話しかけてきても、きっと……」

    憂 「例の特異体質で、きっかけを逃しちゃうかもって?」

    和 「(特異体質!?) ……それなのよ」

    憂 「……うーん」

    174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:24:06.16

    憂 「……うん! 大丈夫、私に任せて!」

    和 「大丈夫なの?」

    憂 「私がなんとか、軽音部のみなさんと和ちゃんを仲直りに導いてみせるよ」

    和 「……そこまで気負わなくていいのよ」

    憂 「ううん! だって……」

    憂 「私の大好きなお姉ちゃんたちと」

    憂 「同じくらい大好きな和ちゃんが、このまま離れちゃうなんて嫌だから……」 ポロッ

    和 「憂……。ありがとう」

    ※ ※ ※ ※

    175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:27:53.95

    和 (まさかこんな計画を立てていたとはね)

    和 (憂も、唯も、律も、澪も、むぎも、中野さんも……)

    和 (みんなこんなに私のことを思ってくれてる)

    和 (あの日のことは本当に辛かったけれど)

    和 (それでも、ここまで私のことを思ってくれてる人たちはいるだろうか)

    和 (唯……)

    唯 「和ちゃん」

    和 「……」

    和 (……やっぱり他の言葉が出ないわ)

    唯 「和ちゃん、あのね」

    180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:31:32.01

    唯 「もし私たちと仲直りしてもらえるなら」

    唯 「私たち生徒会室で待ってるから」

    唯 「そしたらそこで和ちゃんに心から謝るからぁ……」 ヒックヒック

    唯 「いっぱい、いっぱい謝るからぁ……」 ヒックヒック

    唯 「で、でも、私たちのこともし許せないなら」 グスッ

    唯 「このまま帰っても構わないから……」

    唯 「でも、私和ちゃんのこと大好きだから……」

    唯 「うええーーーーん!」

    和 (……唯)

    183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:34:32.83

    和 (こんなにも、唯は私のことを好きでいてくれている)

    和 (軽音部のみんなもそう)

    和 (彼女らはこんなに素直な気持ちを出してくれているのに)

    和 (私だけ意地を張ってばっかし……)

    和 (……格好悪い女ね)

    和 (――でも)

    唯 「和ちゃん……。本当に和ちゃんの、好きにしていいから」

    唯 「もし私たちとまた仲良くしてもらえるなら、生徒会に……」

    186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 00:35:46.35

    和 (あの日以来、そう、今ですら)

    和 (どうしても、あれ以外の言葉は出てこないけど)

    和 (でも、やっと心から言える)

    和 (最後に私が選ぶのは――)








    和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」ニコッ






    いちご<……おわり

    コメントを書き込む コメントを読む(0) [けいおん!SS] ブログランキングへ 人気ブログランキングへ このSSをはてなブックマークに追加


関連?商品

過去の名作たち

律「私は…」
唯「無人島でサバイバル?」
梓「唯先輩!それ特質系ですよ!!」

コメントの投稿(コメント本文以外は省略可能)




管理者にだけ表示を許可する

<<紬「みんなを助ける夢だったの」 | トップページ | 唯「え?私は一人っ子だよ??」>>
テンプレート: 2ちゃんねるスタイル / 素材サイト: 無料テンプレート素材.com / インスパイヤ元:2ch.net /
これより下はないよ・・・
消費者金融比較
キャッシングローン
消費者金融 利息
ブログパーツ

ギャルと女子高生

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。