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世にも奇妙な物語~唯編~

  1. 名前: 管理人 2010/11/26(金) 16:31:19
    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/21(日) 21:18:53.56
    ジリリリリリリリリ!!!

    目覚まし時計の音がなる

    唯「んん~憂、もうちょっとだけ寝させて」

    唯はベッドから手を出し目覚ましのスイッチを切った

    時計の針が9時を指した。すると、唯の携帯電話が鳴り出した

    唯「んん~、誰だぁこんな時間に電話掛けるのわぁ!」

    唯はまだ半分寝ぼけたまま電話にでた

    唯「もしもし?」

    部長「平沢君か?」

    唯「え!?部長?ってもうこんな時間!」

    部長「・・・、会社についたらまず私のところに来い」


    4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 21:20:57.33
    唯「はっ、はい!申し訳ございやせん!」

    唯はベッドから飛び出し、急いで支度を始めた

    唯「あれ?、昨日用意したファイルが無い!」

    唯「あっ!そうだ、昨日忘れないように机の上に」

    しかし唯の机の上はお菓子やら、別のファイルや書類でぐちゃぐちゃになっていた

    唯「あぁ~、やっぱりちゃんと整理しとけばよかったぁ~」

    必死に机の上を探し、ようやく必要なファイルを見つけ、家を出発した

    7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 21:22:44.56
    唯が会社に着いた時には、時計に針は9時40分を指していた

    唯「申し訳ありませんでした!」

    息を切らしながら、部長に謝罪する

    部長「平沢くん、我が社の始業時間は何時からだ?」

    唯「く、9時からです」

    部長「そうだ、わかっているならなぜ遅刻する?」

    唯「すみません、低血圧なので寝起きが悪くて」

    部長「その言い訳はもう聞き飽きたんだよ。入社してもう4ヶ月だろ?」

    部長「その間に君は何度遅刻したんだ?会社は学校とは違うのは知っているだろ?」

    唯「はっはい・・・」

    部長「前にも言った通り、こんかいの事は社長にも報告する。あんまり私の顔に泥を塗らないでくれ」

    唯「はい、わかりました。申し訳ございませんでした。」

    8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 21:26:31.53
    軽音部のみんなと同じ大学を出たあと、私は小さな広告代理店に就職した

    就職が決まり、私は都内で一人暮らしを始めた。

    大学の時の一人暮らしと違い、実家から遠いため、憂が家に来る事はまだ一度もなかった。

    大学の時は、3日に一度のペースで憂が来ていた。だが、私は就職したら憂に頼るのはやめようと決意していた

    だが、何年も憂に頼っていたせいで、いざ一人になると私は何もできなかった

    入社して4ヶ月。私は何度も失敗を繰り返し、社内では陰で池沼と呼ばれていた

    9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 21:31:03.60
    ヒソヒソ マタオコラレテル チショウwww

    また嫌な会社の時間が始まった

    先輩「あっ、平沢さん。この間頼んでおいた企画書できた?」

    唯「あっ!はい!できました、これです」

    先輩「どれどれ……平沢さん、何これ?バンドスコア?」

    唯「あれ?…も、持ってくるファイル間違えた…」

    先輩「はぁ~…もういいわ、あなたに頼んだ私が馬鹿だった」

    唯「す、すいません」

    先輩「謝る暇があったら、別の仕事したら?いつまでもあなたの教育係している暇ないのよ?」

    唯「は、はい…」

    10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 21:39:40.92
    地獄のような会社での時間が終わったのは、午後9時過ぎだった。

    唯「もういやだ、会社やめたいな…」

    何度この台詞を唯は言ったのだろう。学生時代の唯の面影はまるで無かった

    唯が駅に着いた時、携帯電話が鳴った

    唯「りっちゃんだ!」

    唯「もしもし!りっちゃん久しぶり~!」

    律「おっす唯!元気か!」

    唯「もう死にそうだよ~!今日もまた失敗しちゃってさ~」

    律「またかよ~!唯は変わんねえなあ」

    唯「う、うん。そうだね。変わらないね、わたしは」

    12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 21:46:17.11
    律「そんな時は酒飲もうぜ!今どこいんの?」

    唯「S駅だけど?」

    律「S駅か…近くに白○屋あんだろ?そこで飲もうぜ!」

    唯「わかったよりっちゃん!先店に入っとくね」

    律「おう!5分ぐらいで着くわ!」

    唯「りっちゃん隊員!無事を祈る!」

    律「了解!唯隊員!」

    13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 21:55:32.46
    白○屋へ着いた私は席に案内された。おてふきで手を拭いているとりっちゃんがやってきた

    唯「お~い!りっちゃん!」

    律「待たせたな唯!」

    田井中律、通称りっちゃん。私の親友

    彼女は大学を出た後、運送業者に就職した

    唯&律「かんぱ~~~い!」

    唯と律は久々の友人との再会を楽しんだ

    唯「ムギちゃんと澪ちゃんにも会いたいのにな~」

    律「あいつらは忙しいからな~」

    14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 22:05:12.32
    ムギちゃんは大学卒業後、父親の社長秘書として世界中を飛び回っている

    澪ちゃんは大手金融会社に就職し、休む間もなく働いているらしい

    唯「わたしももっと、頭がよければ失敗なんかせずに済むのになあ」

    律「嘆いたってしょうがないって。そうだ、いいもの紹介してやろうか?」

    そういうと、りっちゃんはある雑誌の切り抜きを取りだした

    唯「なにこれ?幸せ魚?」

    律「なんでもさ、育てていくうちに幸せになってくんだって」

    唯「え~でも、私忙しくてペットなんて育てる暇ないよ」

    律「それがさぁ、これは餌もいらないし、水を変える必要もないんだ」

    唯「餌もいらない?」

    律「正確にはさ、餌やらなくても死なないんだ」

    15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 22:09:22.76
    律「こいつを成長させるには、自分が失敗した事をこいつに話すんだよ」

    唯「シーマン?」

    律「うん、リアルシーマンって感じだな。」

    律「例えば、今日テストで赤点取ったとするだろ?その事をこの魚に話すとこいつは成長するんだ」

    律「要は自分が失敗を繰り返すほど、こいつは大きくなるんだ」

    唯「へぇ~でもなんで幸せ魚って名前なの?」

    律「それがな、こいつが成長して、大人になるまで育てると願いを叶えてくれるんだって」

    律「こいつがいると失敗しても、あの子の為になってるって割り切れるだろ?」

    律「まさに、今の唯にぴったりだろ」

    唯「そうだね、これいくらするの?」

    律「5万円」

    17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 22:14:00.49
    唯「た、高いよりっちゃん!」

    律「でも、これすっげえ人気でもたもたすると無くなるぜ」

    唯「ん~~わかった、考えとくよ。とりあえずその切り抜きちょうだい」

    律「ほれ、悩んでる暇あったら電話しろよ」

    その後、魚の事は忘れて二人は2時間近く話し合った

    唯「もうこんな時間、そろそろ帰らないと」

    律「そうだな、あたしも明日早いしそろそろ帰るか!」

    そういって二人は白○屋で出た

    唯「じゃありっちゃん、今日はありがとう!またね!」

    律「おう!またな!」

    18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 22:17:29.19
    りっちゃんと別れた後、唯は小走りで家に帰った

    家に着き、シャワーを浴びた後、唯は律からもらった切り抜きを見た

    唯「願いが叶う…、そしたら私も」

    翌日、唯は会社の休憩時間中にその切り抜きの電話番号に電話をかけた

    唯「すみません、雑誌の広告をみたんですけど…」

    電話をしてから2日後、唯の家に幸せ魚が届いた

    21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 22:24:04.27
    それはメダカのような小魚で、薄い青っぽい色をしていた

    唯「ふ~ん。写真で見るよりかわいいなぁ」

    しばし幸せ魚を眺めた後、唯は思い出したように魚に話しかけた

    唯「今日さぁ、企画書パソコンで打ってたんだけど、保存せずに電源消しちゃって1日分の苦労がパァになったんだ~」

    すると、幸せ魚がぶるぶると震えだした。その様子を唯はしばらく眺めていた

    唯「あっ、脱皮するんだ」

    唯の言った通り、その魚は脱皮しているようだった

    脱皮が終わると、幸せ魚は一回り大きなった。

    唯「なるほど、確かに成長した」

    23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 22:32:03.49
    唯が幸せ魚を購入してから、少しずつ彼女自身に変化が訪れた

    失敗をしても、あの子が成長すると思えば苦にならない

    唯は学生時代の明るさを取り戻し、仕事にも影響が出るようになった

    先輩「平沢さん、この前の企画書よかったわよ」

    唯「ほ、本当ですか?」

    先輩「うん、部長も驚いてたわよ。まさかあの平沢がって」

    唯「あ、ありがとうございます///」

    先輩「これからもがんばってね。期待してるわよ」

    先輩から褒められたのは、入社して以来初めてだった

    24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 22:39:28.40
    だが、唯が失敗をしなくなり始めると、幸せ魚は少しずつ元気をなくしてった

    唯「そうか、私最近失敗してないもんね」

    唯は気休めにと、水槽に魚用の栄養剤を入れてみた

    唯「意味無いみたいだね」

    購入した時はメダカサイズだった幸せ魚は、今では鰯程の大きさになっていた

    しかし、最初の時の元気な姿は無く、水槽の隅っこに固まっていた

    唯「このままだと、死んじゃうよ~」

    唯はこのままではいけないと、少し考えた

    唯「そうだ、毎日あまり怒られない程度の失敗をしていけばいいんだ」

    25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 22:45:32.83
    その日以来、唯はわざと小さな失敗をするようにした

    部長「平沢君、最近また遅刻癖がでてきているようだが」

    唯「すみません、少し気が緩んでしまいました」

    部長「せっかく、最近頑張っているんだから、こんな事で評価を下げないでくれ」

    唯「はい、すみませんでした」

    ヒソヒソ ヤッパリチショウダッタノネwww ヒソヒソ

    先輩「平沢さん、あまり気にしないことよ。誰だって失敗するわ」

    唯「は、はいすいません」

    先輩「そうだ、この前言ったA社にアポ取っといてくれた?」

    唯「あ、忘れてました!」

    先輩「え、しっかりしてよ、前のダメな平沢さんに戻ってきてるわよ」

    27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 22:57:21.20
    唯は家に帰るとその日の失敗を魚に話しかけた

    唯「今日また遅刻しちゃって、アポもとるの忘れたんだよ~」

    すると幸せ魚はまたぶるぶると震えだし、脱皮をした

    唯「うんうん、最近また元気になってきたね~」

    幸せ魚はより成長し大きさは鯉ぐらいになっていた

    唯「うへへへ、かわいいねぇ~」

    唯はまるで取りつかれたように、幸せ魚を見ていた

    唯「大人のサイズはどれくらいなんだろ?」

    唯は初めて、幸せ魚の注意書きを読んだ

    28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 23:04:25.65
    唯「なになに、最初はメダカ程で、最終的には鯖くらいの大きさになります」

    唯「そして、願いをかなえた後、幸せ魚は死にます」

    唯「ふ~ん。最後は力尽きちゃうんだ~。はかないね~」

    しばらく注意書きを読んでいると、最後の行にとんでもない事が書かれていた

    唯「えっ!購入してから一ヶ月以内に大人にならないと死んじゃうの!?」

    願いをかなえる前に死なれては困る

    唯はカレンダーを見た

    唯「えーっと、購入したのが10日で、今日が9日…」

    唯「あ、明日までだ…」

    31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 23:13:34.78
    唯はしばらく考えた。そしてある決意をした

    そして次の日、唯は遅刻することなく出社した

    部長「おはよう、平沢君」

    唯「おはようございます部長、早速ですが話があるんですが」

    部長「なんだ?」

    唯「会社を辞めさせてほしいのですが」

    部長「・・・・・本気で言っているのか」

    唯「はい」

    32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 23:17:37.16
    部長「わかった。私から社長に伝えておこう」

    唯「今まで、お世話になりました」

    唯は一礼し、自分のデスクを片付けに行った

    先輩「あ!平沢さん、会議用の資料ちゃんとコピーしといた?」

    唯「忘れてました」

    先輩「なにやってるの?昨日散々言ったでしょ?」

    唯「いいんですよ、今日で私会社辞めましたから」

    先輩「え!?うそでしょ?」

    35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/21(日) 23:53:37.39
    先輩「ちょっと待ちなさいよ!」

    先輩に見向きもせず、唯は会社を後に、真っ先に家に向かった

    家に着くとすぐに、幸せ魚に話しかけた

    唯「今日さぁ~何の考えもなしに会社辞めちゃったよ~明日からどうしよ~」

    幸せ魚は以前よりもさらに激しく震え、脱皮した

    唯「今日の失敗は前と比べ物にならないから、かなり成長するはずだよ~」

    唯の言った通り、幸せ魚は前よりも一段と成長した

    しかし、幸せ魚は成長しただけで、他にこれといった変化はなかった

    唯「まだ足りないのか~食いしん坊だね~」

    すると唯は携帯を取り出し電話をかけた

    37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/22(月) 00:04:11.11
    憂「もしもし?お姉ちゃん?」

    唯「そうだよ憂~、久しぶりだね~」

    憂「お姉ちゃん今仕事中じゃないの?」

    唯「それが今日で辞めちゃったんだよね~」

    憂「ええ!?どうして?せっかく和ちゃんのコネで就職できたのに」

    唯「いろいろあってね~。憂、とりあえず会って話がしたいから家に来てくれる?」

    憂「今大学にいるんだよ。もう少しで講義始まっちゃうよ!」

    唯「お願い憂~!お姉ちゃんの頼みを聞いてよ~」

    憂「…わかった。今から行くよ」

    38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/22(月) 00:20:31.04
    唯「ありがとぉ~憂!場所はわかるよね?」

    憂「大丈夫だよ、住所覚えてるから。多分一時間ぐらいでつくよ」

    唯「ありがとう!待ってるね」

    そう言うと唯は電話を切った

    唯「へへへ、もうちょっとだからね~」

    唯は不気味に笑いながら幸せ魚を見た

    40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/22(月) 00:33:00.10
    一時間後、唯の家に憂がやってきた

    憂「お姉ちゃん!入るよ」

    唯「あ、憂!よく来たね!さぁ、入って入って」

    唯は憂を幸せ魚にいるリビングに通す

    憂「お姉ちゃん、なんで会社辞めたの?」

    唯「それはね、この子為なんだよ」

    憂「この子?この魚?」

    唯「そうだよ~。私はこの子を一人前になるまで育てないといけないんだ~」

    憂「だから会社辞めるって、おかしいよお姉ちゃん!」

    唯「おかしくないよ。この子は為だったら」

    憂「お姉ちゃん?」

    43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/22(月) 00:46:16.75
    唯「憂、今までありがとね!さよなら!」

    唯は隠し持っていた、包丁で憂の腹を刺した

    憂「おねえちゃん…」バタッ

    憂は床に倒れ、床一面血の海になった

    唯はすぐに幸せ魚に話しかける

    唯「あははは!やっちゃった!私憂を殺しちゃった!どうしよう!」

    すると、幸せ魚は激しく震えだし、青い光を放ち始めた

    唯「ようやく、大人になったんだね」

    唯は涙を流しながら幸せ魚を眺めた

    46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/22(月) 00:52:41.64
    すると、幸せ魚は唯に話しかけた

    幸せ魚「私を育ててくれたお礼に、あなたの願いを1つだけ叶えてあげましょう」

    唯はその言葉を聞いて狂喜した。夢にまで見た瞬間だった

    唯「私の願いはね…あれ?何を願えばいいんだろう?」

    唯は自分の願いを叶えるためにこの魚を育ててきた

    しかし仕事も失い、最愛の妹も自らの手で殺してしまった

    唯は床に倒れている憂を見る

    例え願いがかなったところで私は犯罪者だ

    しかも殺した相手は最愛の妹だ

    今まで唯を支えていた何かが崩壊した瞬間だった

    48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/22(月) 01:05:01.76
    幸せ魚「願いは決まりましたか?」

    唯「決まったよ私の願いは…」







    しばらくすると、唯の様子が心配になった部長と先輩が唯の家を訪ねた

    玄関のドアは開いており二人は部屋に入った

    二人が見たものはお互い抱き寄せるように死んでいる平沢姉妹だった

    襲われたような跡もなく、突然姉妹の生命活動が停止してしまったように思える

    お互いに幸せそうな顔をしており、死んでからあまり時間は経っていないようだった

    二人はすぐに警察を呼び、その部屋を後にした

    テーブルの上にはメダカサイズの魚が水槽で静かに泳いでいた

    fin

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