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過去の名作たち

  1. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/24(金) 14:10:43 URL [ 編集 ]
    なんだこの気持ち 
    最後鬱展開じゃなければ最高なのに
  2. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/24(金) 15:19:10 URL [ 編集 ]
    救いがねえ…
  3. 名前: 名無しさん@ニュース2ちゃん ◆- 2010/12/24(金) 16:27:04 URL [ 編集 ]
    ヘヴィにも程がある


  4. 名前:   ◆- 2010/12/24(金) 16:51:33 URL [ 編集 ]
    みんな二十歳にもならないうちにクズすぎワロタwwwwww


    ワロタ・・・・・・
  5. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/24(金) 21:02:58 URL [ 編集 ]
    最後まで諦めず生にしがみつく吉良吉影を見習え!
  6. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/25(土) 01:00:49 URL [ 編集 ]
    純の東工大と殺人未遂のピザ浪人に笑った
  7. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/25(土) 12:55:21 URL [ 編集 ]
    聖夜になんてもん見せてくれたんだよ
  8. 名前: ◆- 2010/12/26(日) 01:37:26 URL [ 編集 ]
    なにこれ
    恐ろしく気が重くなった
    憂以外頭おかしくなってるし
  9. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/26(日) 22:14:54 URL [ 編集 ]
    なっげー
  10. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/03(月) 21:39:44 URL [ 編集 ]
    (´・ω・`)
  11. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/18(火) 19:02:12 URL [ 編集 ]
    これ続きあるんだよなそっちも載せて欲しかった
  12. 名前: AA ◆- 2011/02/01(火) 01:51:53 URL [ 編集 ]
    話が生々しすぎるんだよ……けいおんでやるとみちゃうからやめてくれ

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唯 「ぐっど ばい」

  1. 名前: 管理人 2010/12/24(金) 13:58:42
    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 19:09:13.47
    唯 「憂~」

    憂 「どうしたの?」

    唯 「今日クリスマスだよね」

    憂 「そうだね。もう少しでお昼できるから待っててね」

    唯 「200円あったらいいなぁ」チラッ

    憂 「……」

    唯 「ねえ、なんか手伝うから200円ほしいなぁ」

    憂 ニコッ「200円くらいあげるよ。好きなもの買ってきたら」

    唯 「えへ、ありがと」


    3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 19:13:11.96
    テクテク

    唯 「久しぶりの外は空気が新鮮だ」

    テクテク

    唯 「知らない間に木が枯れてるよ」

    テクテク

    唯 「200円で何買おっかなあ」

    テクテク

    唯 「とりあえずローソン行こう」

    パタリ

    唯 「まさか知り合いには合わないよね」キョロキョロ

    5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 19:18:32.53
    律 「おっ、唯じゃないか。久しぶり~」

    唯 ビクッ(とにかく黙って気付かなかったフリしよう)

    律 「唯~」

    唯 「……」

    律 「おい池沼。目線合ったんだから無視すんなよ」

    唯 「あ、ごめん律ちゃん。気がつかなかったよ」

    律 「大学生になって挨拶できないとか。終わってるな」

    唯 「……」

    9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 19:27:45.73
    律 「おまえ、これからどこ行くの」

    唯 「え、コンビニだけど」

    律 「しけてんな」

    唯 「じゃあ、またね」

    律 「あっ、唯あのさ」

    唯 ビクッ 「はい」

    律 「これからデート行くんだ」

    唯 「へえ」

    律 「医学部で高身長の男でさあ、えーと名前はなんだっけかなぁ。まあ、とにかくこのまえの合コンで拾ったんだ」

    唯 「……」

    10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 19:37:59.16
    律 「唯もさあ、そろそろカモ見つけといたほうがいいぞ」

    唯 「うん、そうかもね」

    律 「金になりそうなの一人つかまえとけば、あとは他のと適当に遊んでれば人生楽しいんだからさ」

    唯 「……」

    律 「『わたしぃ、合コンとか慣れてなくてぇ、○○くんが話しかけてくれてすごく助かったあ』とか言って胸当ててれば、あいつら免疫ないからすぐ落ちるっての」

    唯 「さすが律ちゃんだね」

    律 「唯、おまえ、まだ処女なの」

    唯 「そだけど」

    律 「ださっ、はやく彼氏作れよ」

    唯 「いいよ」

    律 「そんなこと言ってると誰も面倒見てくれなくなるぞ。男は若いほうがいいんだからさ」

    唯 「憂がいるもん」

    律 「レズかよきめぇ。憂ちゃんもかわいそうだな。大学に行かなくなった屑の世話させられるなんて」

    11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 19:43:24.33
    唯 「……」

    律 「また、だんまりだよ。最近、都合悪くなったらそれだよな」

    唯 「……」

    律 「もういいよ。じゃあな」

    唯 「……コンビニ行こう」

    14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 19:52:42.07
    唯 「200円じゃあ、なにも買えないよ」

    唯 「500円ねだればよかったかな」

    唯 「困った。どうしよう」

    唯 「vipでスレ立てたらみんなに煽ってもらえるかな」

    唯 「『糞スレ立てるな』とか『働け』とか言われるかな」クスクス

    店員 (あの人なんでひとりでニヤけてるんだろ)

    唯 「午後の紅茶でも買っておこう」

    15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 19:57:14.43
    店員 (ああ、この人いつも深夜にamazonの箱とりに来る人か)

    唯 「これください」

    店員 「ポイントカードはお持ちですか」

    唯 「持ってないです」

    店員 「140円になります」

    店員 「ありがとうございました」(しょぼい買い物すんなよニート)

    16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 20:06:05.23
    唯 「家に帰りたくないないな、河原でも行こうかな」

    河原

    唯 「やっぱり寒いよ」

    唯 「なんであったかいの買わなかったんだろ」

    唯 「なんでこう、いつも間抜けなことになるんだろ」

    唯 「はぁ~」

    ネコ にゃ~

    唯 「あっ! こっちおいで~」

    ネコ にゃ~

    唯 「よしよし、いい子いい子」

    ネコ にゃ~

    唯 「いい子いい子だねぇ」

    ネコ にゃ~

    唯 「うははは、くすぐったいよう。一緒だとあったかいね」

    ネコ  にゃん

    17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 20:17:15.12
    唯 「憂も私のことじゃまだと思ってるのかな」

    唯 「にゃん太、わたし家に帰りたくないよ」

    ネコ にゃ~

    唯 「クリスマスなのに全然いいことないよ」

    唯 「どうしよっか、にゃん太」

    梓 「ネコに話しかけても返事はもらえませんよ」


    22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 20:24:39.69
    唯 「あっ、あずにゃん」

    梓 「唯先輩、お久しぶりです」

    唯 「久しぶり」

    梓 「元気にしてましたか」

    唯 「はい、元気にしてました」

    梓 「嘘ついてもダメです。唯先輩、変わりました。大学で」

    唯 「……」

    梓 「みんなから聞いてます。元気ないの」

    唯 「――でも――」

    梓 「 ? 」


    24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 20:25:41.04
    唯 「でも、あずにゃん分補給した元気になるよ!」ギュッ

    梓 「はっ、恥ずかしいです。……でも」

    唯 「でも?」

    梓 「今日だけは許してあげます //」

    唯 「あずにゃん //」ギュッ

    梓 「これがクリスマスプレゼンントです」唯 「でも、あずにゃん分補給した元気になるよ!」ギュッ

    梓 「はっ、恥ずかしいです。……でも」

    唯 「でも?」

    梓 「今日だけは許してあげます //」

    唯 「あずにゃん //」ギュッ

    梓 「これがクリスマスプレゼンントです」

    27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 20:32:05.33
    梓 「予定がないなら一緒にでかけましょう」

    唯 「どこへ?」

    梓 「どこへでもいいです」

    唯 「じゃあ遠くに行きたいな」

    梓 「北海道ですか?」

    唯 「もっと遠くてもいいよ」

    梓 「じゃあアメリカなんてどうですか」

    唯 「あずにゃんとなら、もっと遠くてもいいな」

    梓 「火星にしましょうか」

    唯 「火星なんか比べ物にならないくらい遠いところに行こうよ」

    梓 「とりあえず、繁華街に行きましょう」

    唯 「そだね」

    30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 20:39:01.94
    唯 「クリスマス一色だね」

    梓 「クリスマスですから」

    唯 「ほら、見て見て。美味しそうなケーキ」

    梓 「唯先輩はほんとに食いしん坊ですね」

    唯 「このトナカイのぬいぐるみ可愛いよ。喋るんだって」

    梓 「こっちのクマさんも可愛いです」

    ピュ~

    唯 「やっぱり外は寒いね」

    梓 「そろそろどこかに入りましょうか」

    31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 20:46:31.50
    唯 「でもわたし60円しかないや」

    梓 「……私も1000円しか持ってませんでした」

    唯 「……」

    梓 「……」

    唯 「……フフフ、フハッ、ハハハッ」

    梓 「なんだかおかしいですね」

    唯 「もう少し歩こっか」

    梓 「はい」

    唯 「あずにゃんの軽音部はどう?」

    梓 「結構楽しいよ。結局、新入生は入ってくれませんでしたけど」

    唯 「あずにゃんが楽しければ気にしなくていいよ」

    梓 「でも、ムギ先輩がいない分、お茶とかお菓子とか合宿にもお金がかかって大変です」

    33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 20:52:16.87
    唯 「いいなぁ、私も高校に戻りたいよ」

    梓 「今の先輩は高校の時に戻ったみたいですよ」

    唯 「そうかなぁ」

    梓 「はい。元気になってよかったです」

    唯 「えへへ」

    梓 「唯先輩、どうして大学行かなくなったんですか」

    唯 「……」

    梓 「ゆっくりでいいから話てください。心配してたんです」

    唯 「特に理由はないんだよ」

    梓 「本当ですか」

    唯 「なんだかつまらないし。部屋で寝てたほうが楽だし」

    35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 20:58:50.92
    梓 「ひとり暮らしも辞めたんですよね」

    唯 「うん」

    梓 「憂が久しぶりに来たら、部屋がゴミだらけのあれ放題だったって聞きました」

    唯 「ペットボトルも散乱してたよ」

    梓 「その報告はいいです」

    唯 「はい」

    梓 「それよりどうして……」

    澪 「唯と梓じゃないか」

    唯 ビクッ

    39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 21:04:40.35
    梓 「澪先輩、お久しぶりです。買い物ですか」

    澪 「ちがうちがう、伊藤塾の帰り」

    梓 「塾ですか?」

    澪 「資格とるためには大学生でも塾に行くもんなんだ」

    梓 「そうなんですか」

    唯 「……」

    梓 「あっ、そうだ。これから私の家で3人でセッションしませんか」

    澪 「う~ん、そうしたいとこだけど。大学生はそんな暇じゃないんだ」

    梓 「でもちょとくらい」

    澪 「あのな、梓。社会はそんなに甘くないんだよ。働かざるもの食うべからずなんだ」

    41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 21:13:57.98
    梓 「それは知ってますけど、趣味があるとそのつながりでお金につながったりもしますよ」

    澪 「梓、なにか勘違いしてるみたいだけど私を資本家みたいな守銭奴と一緒にしないでほしいな」

    梓 「そんなつもりは」

    澪 「私は公務員になって安定した収入と十分な休暇があればいいんだ」

    梓 「はあ」

    澪 「そのためには今から一分でも多く勉強して、他の奴らを蹴落さないといけない。公務員になって、子供に必要なものは何でも与えられる親になって、心配のない老後を送って、家族に見守られて死にたいんだよ」

    梓 「立派な夢ですね」

    澪 「こんなささやかな幸せをかなえるために、今の日本では何百人という人間を出し抜かないといけないんだ。そういうわけだから、じゃあな」



    44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 21:23:53.28
    梓 「澪先輩、急に大人になりましたね」

    唯 「そうだね」

    梓 「なんだか私も、焦ってきました」

    唯 「えっ」

    梓 「そうですよね。部活で好きなことしてそこそこの大学でいいやなんて考えおかしいです」

    唯 「……あずにゃん」

    梓 「私も勉強しないと。唯先輩も大学さぼっちゃだめじゃないですか。親に申し訳ないと思わないんですか」

    唯 「時々思うよ」

    梓 「はぁ、時々ですか。唯先輩このままじゃ社会のクズになってポイ捨てされちゃいますよ」

    唯 「そんなぁ、ひどいよ」

    梓 「ひどくないです。私は先輩が大好きで本気で心配してるんです。逆切れすんな」

    唯 「わたし、おこってないよ」

    梓 「とにかく私はこれで帰ります。先輩も頭冷やして、人生やり直したほうがいいですよ」

    46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 21:31:33.82
    唯 「また一人になってしまった」

    カラス かあ~

    唯 「幸せに死ぬために必死に生きて、それで楽しいのかな」

    カラス かあ~

    唯 「へ~くしょん――寒いのに午後の紅茶なんて飲むから風邪ひいたかな」

    カラス (ひきこもりが外にでたから風邪ひいたんだろ)

    唯 「私、ひきこもりじゃないよ。夜は外で歩くから」

    カラス かあ~

    唯 「誰と話してたんだろ……カラスが鳴いたし帰ろうかな」

    48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 21:44:06.98
    唯 「ただいま――あれ誰もいない」

    唯 「部屋で2ちゃんでもしよっと」

    唯 「部屋は暖かくてきもちいな。やっぱり寝よう」

    zzzzzz zzzzzzzzzzzz zzzzzzzzzzzz

    憂 「お姉ちゃん!」

    唯 「うわっ、どうしたの憂!?」

    憂 「お姉ちゃん……」

    唯 「えっ、なんで泣いてるの」

    憂 「お姉ちゃん、だってコンビニ行ったっきり帰ってこないから」

    唯 「そんなに心配しなくても」

    憂 「メールにも電話にもでないし」

    唯 「ほんとだ、いっぱい着信きてる!」

    憂 「心配したんだよっ」

    唯 「普段、メールなんて滅多に来ないから携帯確認する習慣なかったし」

    49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 21:47:30.05
    憂 「どこかへ行っちゃったのかと思ったよ」

    唯 「ごめんなさい」

    憂 「もう、警察に行こうか迷ったんだから」

    唯 (憂、もっと私のこと信用してほしいな)

    憂 「じゃあ、急いでご飯つくるね」

    51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 21:53:05.02
    紬 「メリー・クリスマス~」

    憂 「あ、こんばんわ。今日はサンタさんですか」

    紬 「そうなの。似合うかしら」

    憂 「はい」

    紬 「これ、プレゼントね」

    憂 「ありがとうございます」

    紬 「唯ちゃんは?」

    憂 「イカ娘最終回に備えて、もう寝ちゃいました」

    紬 「憂ちゃん、目が充血してる」

    憂 「あの、これは……何でもないんです」

    54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 21:56:43.97
    紬 「何でもないなんてことないわ。よかったらサンタさんに話して」

    憂 「でも、人に話すようなことじゃないですし」

    紬 「私と唯ちゃんは友達よ。そんな家族みたいなものだわ」

    憂 「そうでしょうか」

    紬 「信用できないの?」

    憂 「そんなことは……」

    紬 「さあ、話してごらんなさい。話すだけでもすっきりすると思うの」

    憂 「……実は、その」

    56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 22:03:53.75
    紬 「そういうことだったの」

    憂 「はい。お姉ちゃんは悪くないはずなのになんでこんなことになったんでしょうか」

    紬 「それはきっと枕のせいね」

    憂 「枕?」

    紬 「そう。それしか考えられないわ。プレゼントを開けてみて」

    憂 「金の枕!」

    紬 「ふふふ、この枕で唯ちゃんは、はっぴぃ間違いなしよ。私の家もこの枕のおかげで株で大儲けできたの」

    憂 「でも、こんな高価なものいいんですか」

    紬 「もちろん、私たち家族ですもの」


    60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 22:09:41.28
    憂 「お姉ちゃん、起きて、起きて」

    唯 「どうしたでゲソ?」

    憂 「今からこの枕使って寝れば大丈夫だから」

    唯 「やだよ。サーニャちゃんの枕のほうがいいよ」

    憂 「めっ、そんな気持ち悪い枕捨てなさい」

    唯 「だめ、絶対だめよ」

    憂 「お姉ちゃんのためを思って言ってるんだよ」

    61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 22:14:33.51
    唯 「やだよ。それだけはダメなんだよ」

    憂 「いいから、ね。お願い聞いて」

    唯 「だから、やだって――ねっ、今何時!」

    憂 「2時40分」

    唯 「さっ、最終回が……」

    62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 22:19:50.50
    憂 「そんなの動画サイトでみれば大丈夫なんだから」

    唯 「実況ができないじゃなイカ。唯一の楽しみが」

    憂 「アニメと私どっちが大事なの」

    唯 「アニメだよ」

    憂 「お姉ちゃん……」

    唯 「ごめんね憂、言い過ぎたよ」

    憂 「ひどすぎるよ」

    唯 「ごめん。もういいよ。サーニャちゃん捨てていいよ。その変なの使うから」

    憂 「お姉ちゃん」ニコッ

    63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 22:29:37.01
    紬 「こんにちは憂ちゃん」

    憂 「急に呼び出してすみません」

    紬 「気にしないで、どうしたの?」

    憂 「お姉ちゃん、元気なくて」

    紬 「今、どうしてるの」

    憂 「風邪を引いて寝こんでます。でも全然眠れないみたいで苦しそうです」

    紬 「重い病気かも知れないわね」。心配だわ」

    憂 「それに、なんだか大切な友達を失ったみたいに元気がなくて」

    紬 「困ったわねえ。このままだと大変なことになるかも」

    憂 「どうすればいいんですか」

    紬 「原因は方角ね」

    66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 22:36:23.69
    憂 「どういうことですか?」

    紬 「家の建ってる方角が間違ってるんだわ。すぐに家を売り払わないと」

    憂 「そんな急に言われても」

    紬 「大丈夫、私が全部手配するから。家族ですもの」

    憂 「本当ですか」

    紬 「ええ。そうだ、ついでに唯ちゃんと憂ちゃんの旦那さんも探してあげるわ」

    憂 「えっ」

    紬 「合同結婚式でみんなではっぴぃになるの素敵でしょ」

    憂 「でも」

    紬 「唯ちゃんが不幸なままでいいの?」

    憂 「それは……」

    紬 「さあ、すぐに唯ちゃんの家に行きましょう」

    70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 22:44:32.56
    唯 「ああ、風邪ひいた。関節痛い――体温計」

    ピピピッ

    唯 「7度5分か、体温計使うの楽しいんだよね。ポカリスエット飲もっと」

    ゴクゴク

    唯 「ベットで寝ながらアニメを見る。これこそ風邪の日の醍醐味ですよ」

    zzzzzzz zzzzzzzz zzzzzzzzz

    紬 「こんにちは唯ちゃん」

    唯 「ムギちゃん、こんにちは」

    憂 「お姉ちゃん、この家、売り払うことにしたから」

    唯 「どういうこと!?」

    71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 22:54:45.96
    憂 「この家を売り払ったらお姉ちゃん幸せになれるんだよ」

    紬 「このままじゃ、唯ちゃんいつまで立っても不幸よ」

    唯 「わたし、不幸じゃないよ。勝手に決め付けないでよ」

    紬 「唯ちゃんのためを思って言ってるの」

    唯 「不幸かどうかが自分でわかるよ」

    紬 「でも、大学にも行かないアニヲタのクズは不幸でしょ」

    唯 「憂みたいな妹がいるだけでわたしは世界一幸せだよ」

    憂 「おねぇちゃん……」



    74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 23:01:18.98
    唯 「だからムギちゃん、出ていってよ」

    紬 「わたし、本当に親切で言ってるのよ。少しでもみんなが幸せになることを考えてるんだから」

    憂 「すみません、出ていってください」

    紬 「わかりました。もう勝手に不幸になって地獄に堕ちてください」

    76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/20(月) 23:04:49.66
    憂 「お姉ちゃん、ごめんね」

    唯 「憂、一緒にご飯食べよ」

    憂 「うん」

    85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 00:33:47.38
    チュン チュン チュン

    唯 「もう朝か、今日は天気がいいな」

    憂 「お姉ちゃん、おはよう。朝ごはんできたよ」

    唯 「寒いから出たくないよ」

    憂 「でも朝ご飯食べないと元気でないよ」

    唯 「ニートは外でなくてもいいから大丈夫」

    憂 「……そっか、じゃあ、おなか空いたら降りてきてね」

    86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 00:37:08.52
    唯 「もう絶対外には出ない。外に出たらロクなことないよ」

    ブーブーブー

    唯 「あ、メールだ。律ちゃんからだ」

    ブーブーブー

    唯 「絶対見ないから」

    ブーブーブー

    唯 「まただよ。今度は澪ちゃん」

    ブーブーブー

    唯 「見たくないけど、気になる」

    87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 00:42:36.10
    唯 「無視してアニメ見よ」

    唯 「でも、気になる」

    唯 「気になって、話に集中できない」

    パカッ

    ~律からのメール~

    この前はごめんね、時間なくて急いでてさ。

    ところで今日、合コンあるんだけど来てくれないかな

    超楽しいよ☆

    唯 「他の人がドタキャンしたから呼んだんでしょ。楽しいわけないじゃん」

    89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 00:47:56.41
    ~澪からのメール~

    この間は久しぶりに会ったのに、あんまり話できなくて残念だったよ。

    ところで、今日一緒に食事でもしない?

    至急、返信お願いします

    唯 「そういえば最近、憂以外とは話してないなぁ――でも、今の澪ちゃんと話が合うとも思えないし。会わないのがお互いのためだよね。」

    唯 「メールが来たんじゃ、アニメも見れないよ。アドレス変えよ」

    90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 00:52:44.09
    ブーブーブー

    唯 「はっ! アニメ見てたら寝てたよ。携帯鳴ってる」

    ブーブーブー

    唯 「電話だ。澪ちゃんからだ」

    ピッ

    唯 「どうしたの」

    澪 「アドレス変えた?」

    唯 「うん」

    澪 「そうなんだ。メール読んだよな」

    唯 「えっ、ああ、うん」

    澪 「今日来れるかな」

    唯 「ちょっと無理かも」

    澪 「用事とかあるの?」

    91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 00:57:37.30
    唯 「ないけど」

    澪 「なんだ。じゃあこれるよね」

    唯 「でもちょっと忙しいんだ」

    澪 「そうなんだ。残念だな~」

    唯 「……ごめんね澪ちゃん」

    澪 「実はお願いがあってさ」

    唯 「え、お願い?」(食事するんじゃなかったの)

    澪 「ボランティアに参加してほしいんだ」

    唯 「ボランティア?」

    94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 01:05:15.36
    澪 「すごく簡単なボランティアなんだ」

    唯 「何するの?」

    澪 「街で募金するみたいなバイトかな」

    唯 「ボランティアだよね」

    澪 「そうそうボランティア。ほとんど私たちがやるから唯は立っててくれるだけでいいんだよね」

    唯 「……」

    澪 「ゼミの先輩に誘われてさ。こういうの就職活動にもすごく有利らしいよ」

    唯 「へえ」


    96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 01:11:57.07
    澪 「いや実はさ。こういうこと言いたくないんだけどさ」

    唯 「……」(澪ちゃんのこんな卑屈な喋り方聞きたくないよ)

    澪 「参加者はノルマで3人は連れてこないと行けなくてさ。もちろん私はすぐに3人くらい見つかったんだけど、友達の方がどうしても集まらないらしくて見てらんなくてさ」

    唯 「かわいそうだね」

    澪 「でしょ。だから、お願いだよ唯。唯もさ、社会に出たらこういう経験絶対すると思うんだ。そしたら私、絶対協力するから」

    唯 「1日だけならいいよ」

    澪 「やっぱり唯は友達だと思ってたよ。今週の土曜9時だから。じゃあな」

    98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 01:24:31.96
    澪 「先輩、早速一人見つかりました」

    先輩 「御苦労さま。あと二人頑張ってね」

    澪 「はい。任せてください」

    先輩 「はいこれ、刑法の後期の過去問」

    澪 「ありがとうございます」

    澪 (これで伊藤塾の成績をあげるのに専念できる!)

    99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 01:31:18.11
    友達A 「秋山さん。こんにちわ」

    澪 「こっ、こんにちわ」

    友達B 「ねえ、ねえ、クリスマスどこ行った?」

    友達A 「わたし、ネズミーランド連れて行ってもらった」

    友達B 「●ッキーかわいいよね」。私は温泉連れてかれたよ」

    澪 「……」

    友達A 「彼氏っていたらいたで面倒だよね」

    友達B 「そうそう。でも彼氏いないとか公序良俗に違反してるよね」

    友達A 「なにそれ面白い」

    澪 (なにが彼氏だよ。おまえらが男にうつつをぬかしてる間に私はもっと高みに行くんだからな)



    101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 01:38:43.61
    唯 「ああ、電話がめんどくさくて変な約束しちゃった」

    唯 「やだな、行きたくないな」

    唯 「もう憂以外の電話にも出ないでおこっと」

    唯 「気分悪いから散歩しようかな、ギー太連れていこっと」

    憂 「お姉ちゃん、どこ行くの」

    唯 「散歩だよ」

    憂 「気をつけてね」

    105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 01:54:39.42
    唯 「よいしょ、さあギー太。今日は何弾こっか」

    信代 「唯ちゃん、久しぶり」

    唯 「あっ、誰だっけ?」

    信代 「ほら一緒のクラスだったでしょ」

    唯 「えーっと、えーっと」

    信代 「立花姫子」

    唯 「あれ!? 姫子ちゃんこんなに太ってたっけ?」

    信代 「冗談だよ。私は中島信代」

    唯 「ああ、ノブたんだ!」



    106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 02:01:05.80
    信代 「わたし、その呼び方あんまり気にいってないんだ」

    唯 「そうなんだ。ごめんね」

    信代 「普通に信代でいいよ」

    唯 「信代ちゃん、久しぶり。何してるの」

    信代 「配達の帰り」

    唯 「そういえば、酒屋さんやってるんだよね」

    信代 「唯ちゃん、大学は?」

    唯 「えっ、今は休みかな」

    信代 「そうなんだ。うらやましいな女子大生」

    唯 「そうかな」

    信代 「だって卒業したらスーツ着てオフィスで働くんでしょ。かっこいいよ。まぁ、わたしは酒屋が一番楽しんだけどさ」

    唯 「でもOLになるばっかりじゃないよ。ニートになる人もいるみたいだし」


    107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 02:08:00.56
    信代 「わたしニートって大嫌いだな」

    唯 「そうなの」

    信代 「だって世間のことなにも知らないで、知識ばっかり無駄にたくさん知ってて、いざ社会に出たら絶対苦労するよ」

    唯 「そうかもね」

    信代 「実体験ないくせにネットの中でだけ偉そうにしてる人間ってどうかと思う」

    唯 「そ、そうだね」

    信代 「そんなことより私の家に来ない?美味しい日本酒あるんだけど」

    唯 「えっ、いいよ。遠慮しとくよ」

    110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 02:37:00.77
    話が思いつかないので寝ます

    昼前には再開します

    保守してくれるとうれしいです

    119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 12:01:53.16
    ありがとうございます

    唯 「ただいま」

    憂 「お姉ちゃん、おかえり。顔色悪いよ?」

    唯 「うん、なんだか疲れたからお風呂入って寝るね」

    zzzzzzz zzzzzzzzzzzzz

    和 「唯、早く起きて、卒業式はじまるよ」

    唯 「和ちゃん、あれ教室に誰もいない」

    和 「もうみんな先に行っちゃたわよ」

    唯 「じゃあ早く行かないと」



    120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 12:09:06.18
    唯 「あれ卒業式ってどこでやるんだっけ」

    和 「もうみんな卒業しちゃったわよ」

    唯 「教室も廊下も誰もいない。みんな、いなくなったんだね」

    和 「唯がのんびりしてる間にみんな変わったのよ」

    唯 「和ちゃんは国立の大学で立派だね」

    和 「楽しいわよ」

    唯 「わたしも高校入り直さないと」

    和 「そうね」

    唯 「勉強しないと」

    和 「日差しがもう春ね」

    唯 「憂やお父さん、お母さんに謝らないと」

    和 「唯がのんびりしてる間にみんな変わったのよ」

    122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 12:13:37.66
    ガバッ

    唯 「今、何時だろ。10時間も寝てたんだ」

    唯 「寝過ぎて変な夢見ちゃったよ」

    ハァ

    唯 「わたしは、大丈夫。大学いかなくても問題ないよ」

    唯 「ギー太で世界目指しますから」

    唯 「ギー太弾こうっと」

    123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 12:19:28.14
    ミョン ミョン ミョン

    唯 「ここの部分がむずかしいな」

    唯 「上手く弾けない」

    ミョン ミョン ミョン

    唯 「だめだ」

    唯 「おなか空いたな。きっとご飯食べたら、上手く弾けるよね。そんな気がする」

    唯 「うん、きっとそうだよ」


    125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 12:50:22.04
    唯 「憂、ごはん食べたい」

    唯 「あれ、憂もう寝ちゃったかな」

    唯 「冷蔵庫のごはん温めて食べよ」

    ハムッ もぐもぐ

    唯 「ごちそうさまでした――ごはん食べたら眠くなってきたよ」

    唯 「お風呂入って寝よう」


    127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 13:13:02.70
    憂 「お姉ちゃん、おはよう」

    唯 「おはよう」

    憂 「わたし学校行ってくるね」

    唯 「行ってらっしゃい」

    憂 「お姉ちゃんはどうするの?」

    唯 「もう一回寝る」

    憂 「……そっか、ご飯は作って置いたからおなか空いたらチンしてね」

    唯 「うん」

    憂 「それでも足りなかったら1000円置いておくから何か買ってきて」

    唯 「うん」

    憂 「じゃあ、行ってくるね」

    唯 「……」

    128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 13:16:27.95
    純 「憂、おはよう」

    憂 「あ、純ちゃんおはよう」

    純 「いよいよ三学期だね」

    憂 「そうだね。もすぐ受験だね」

    純 「うっ、それは言わない約束でしょ」

    憂 「ごめん、ごめん」

    純 「憂はお姉ちゃんと同じ大学行くんだよね」

    憂 「うん……そうだよ」

    130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 13:19:50.86
    純 「お姉ちゃん、大学楽しそう?」

    憂 「どうなんだろうね」

    純 「どうなんだろうねって……」

    憂 「お姉ちゃん、なにも言わないから分からないよ」

    純 「――そうなんだ。今日、軽音部どうする?」

    憂 「ごめん。晩御飯、作りたいから」


    131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 13:26:54.52
    純 「むう……それじゃあ、いつまでたっても軽音部これないじゃん」

    憂 「ごめんね」

    純 「いいよ、いいよ。どうせ梓も来ないんだし」

    憂 「梓ちゃんも来ないの?」

    純 「なんか急に一橋目指すとか言いだしてさ」

    憂 「じゃあ、勉強頑張ってるんだ」

    純 「この前まで、私と同じとこ行くって言ってたのに」

    憂 「純ちゃん、寂しいね」

    純 「もう、つまんないよう」

    132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 13:38:17.23
    梓 「えっと、θで表すとエックスいこーる2コサインθまいなすコサイン2θ……」

    純 「梓、何やってるの」

    梓 「数Ⅲ、外サイクロイド積分してる」

    純 「何それ?てか梓文系でしょ数学いらないじゃん」

    梓 「いや、国立は必要だから」

    純 「それじゃあ文系の意味ないじゃん」

    梓 「ああ、もううるさいな」

    134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 13:42:54.39
    憂 「でも国立でも数Ⅱまででしょ、Ⅲはいらないんじゃあ」

    梓 「そうなんだけど、一橋って数学むずかしいし」

    純 「文系なのに」

    梓 「それに私、国語も英語も点数足りてないから、いっきに伸ばすなら数学しかないって」

    憂 「そうなんだ」

    梓 「とにかく、今、忙しいから話しかけないで」

    純 「こわっ」

    憂 「純ちゃん、邪魔になると悪いから向こうに行こう」

    135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 13:50:43.72
    律 「グー、グー、ガー」

    男 (律は寝顔もかわいいなぁ、いびきがすごいけど)

    律 「ガー、グー」

    男 「いたずらで、鼻つまんでやろっと」

    律 「グッ……ウン、ムー」

    男 (かわいい // また勃ってきた)

    男 「律、もう一発出していい?」

    律 「うーん、マー君来てぇ」

    男 「マー君!? オレ、ヒロシだけど」

    律 「えっ、あ、あちゃ~」

    136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 13:54:12.69
    男 「マー君って誰だよ」

    律 「ほ、ほら、弟の名前だよ」

    男 「嘘つけよそれ聡だろ」

    律 「うっ」

    男 「律、ちょっとケイタイ見せろ」

    律 「いやだし」

    男 「じゃあ、マー君って誰なんだよ。言えないなら見せろ」

    律 「……」

    138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 13:57:19.61
    男 「おい、黙るなよ、むかつくな」

    律 「うっせえな、包茎」

    男 「 !? 」

    律 「SFだよSF」

    男 「は?」

    律 「SexFriendだよ」

    男 「えっ……」

    律 「だっておまえ下手くそなんだからさ」

    139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 14:01:15.95
    律 プハァー

    男 「おまえ、タバコ吸うのか」

    律 「え、ああ、そうだけど」

    男 「オレ、知らなかったぞ」

    律 「だって童貞高学歴はヤニ臭い女ってだけで嫌うじゃん」

    男 「……」

    律 「だから、気を使ってやったんだよ」

    男 「部屋から出てけよ」

    140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 14:05:38.03
    律 「言われなくてもそうするけど」

    男 「うっ……ぐう……」

    律 「何? 泣いてるの。じゃあね」

    バタン

    律 「ああ、また合コン行かないとな~」

    律 「今日は曇ってるな」

    律 「時間も時間だし、午後の講義に行きますか」

    141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 14:14:55.29
    梓 「唯先輩、明日は受験ですよ」

    唯 「あっ、あずにゃ~ん!」ダキッ

    梓 「もう、やめてくださいよ //」

    スリスリ

    梓 「勉強は大丈夫なんですか」

    唯 「うん、たぶん」

    梓 「多分って」

    唯 「今晩、単語帳全部暗記するし」

    梓 「そんなめちゃくちゃな」

    唯 「大丈夫だよ、あずにゃんは何も心配しなくていいからね」

    梓 「それが逆に心配なんです」

    142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 14:19:11.60
    唯 「あずにゃん……」

    梓 「そんなに見つめないでください」

    唯 「あずにゃんの目ってきれいだね」

    梓 「そ、そうですか」

    唯 「あずにゃんの目の中にもう一人のわたしがいるよ」

    梓 「私のなかに唯先輩が……」

    唯 「あれ? 今のわたしとちがってキラキラ光ってるよ」

    梓 「唯先輩、どうしてこうなっちゃたんでしょうね」

    唯 「ああ、まずいよ、高校入り直さないと」

    ハッ

    唯 「また夢か」

    143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 14:26:21.71
    唯 「もう朝の10時か」

    唯 「車の音がする」

    唯 「大丈夫だよね」

    唯 「私にはギー太があるし」

    唯 「とりあえず2ちゃんしよっと」

    カタカタ カタカタ

    唯 「ははは、てらわろす」

    カタカタ カタカタ

    唯 「あれもう5時間も過ぎてるよ、わたし何してたんだろ」

    唯 「ギー太しよっと、わたし、ギー太で世界目指すんだし」

    唯 「私がギー太で有名になったら、またみんな、わたしのこと好きになってくれるかなぁ」

    144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 14:33:08.36
    教官 「はい、それでは後期試験を始めます」

    澪 (過去問はばっちり解いたし余裕だな。みんなの羨望のまなざしが目に浮かぶよ)

    教官 「はいっ、はじめ」

    澪 (あれ、全然分からない)

    カリカリ コツコツ

    澪 (どうしよう、みんなどんどん進んでる)

    カリカリ コツコツ

    澪 (先輩のくれた過去問ちがう教官のじゃないか、そこしか暗記してないのに)

    146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 14:41:16.66
    友達A 「秋山さん、試験どうだった」

    澪 「まぁ、そこそこ難しかったんじゃないかな。解釈のむずかしい部分もあったし」

    友達B 「そうだよね。ちょっとはむずかしかったかもね」

    澪 「でも、なんとかなったけどな、みんなはどうだった?」(嘘だけど……)

    友達A 「まあ、まあ、だったかな」

    友達B 「そこそこだよね」

    澪 「へー、そっかぁ」

    澪 (なんだよ、まあまあとかそこそことか。本音言ってくれよ、チキン野郎)

    150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 17:01:51.99
    すみません 他の作業がやばいので 進みが遅くなります
    落ちないように1時間おきには投下します

    律 「もしもし、マー君。わたしだけど」

    律 「おなか空いたよぉ、焼肉食べたいでちゅ」

    律 「えっ、なんで、別れるってなんで?」

    律 「飽きたの、ひどい、そんな理由で」

    ピッ

    律 「どうしよう、コート買ったばっかりでお金ないのに」

    律 「一日で金づる全部失うなんて」

    律 「最悪だ」

    164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 18:16:58.75
    紬 「あっ、澪ちゃん久しぶり」

    澪 (げっ、ムギじゃないか)「ああ、久しぶり」

    紬 「元気だった?」

    澪 「ま、まあ、それなりにな」

    紬 「いまから一緒に教会に行かない」

    澪 「いや、そういうのはいいよ」

    紬 「じゃあ、家までタクシーで送ってあげるわ」

    165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 18:20:38.29
    澪 「いや、そういうのいいから」

    紬 「でも友達でしょ」

    澪 「タクシー送ってくれる友達なんていないよ」

    紬 「でも……」

    澪 「じゃあな」

    紬 「澪ちゃん、友達だと思ってたのに……」

    169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 18:46:55.54
    澪 「唯起きろ、起きろ唯」

    梓 「先輩、起きてください」

    唯 「あれ、ここは?」

    梓 「部室ですよ、先輩」

    唯 (あ、また夢の中だ)「3年のライブ終わっちゃったね」

    紬 「あっという間だったわね」

    律 「それで、いつの間にか寝ちゃったな」

    唯 「あはは、ほんとだ」

    梓 「さあ、帰りましょう」

    170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 18:52:11.33
    澪 「唯、空きカン蹴ってないで早くこないと置いてくぞ」

    唯 「ええ、待ってよぉ」

    紬 「澪ちゃん、そんなに慌てなくても大丈夫よ」

    澪 「それもそうだな」

    梓 「今日はまわり道して帰りましょう。河原とかどうですか」

    律 「梓にしては珍しい提案だな」

    梓 「そうですかね」

    唯 「しよ、しよ。寄り道」

    紬 「寄り道、寄り道ぃ」

    171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 18:56:23.37
    澪 「夕日がきれいだな」

    唯 「おっきいね~」

    梓 「律先輩のおでこみたいです」

    律 「なにっ」

    紬 「らんららん、らんららん」

    澪 「私たち、あと何回一緒に歩けるのかな」

    梓 「そんなの何回だってです」

    律 「そうだぜ、ずっと仲間なんだし」

    唯 (みんな……)

    172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 19:00:06.11
    唯 「ハッ、目が覚めた」

    唯 「なんだろう、こんな夢見ちゃったら」

    唯 「どうやって生きればいいんだろ」

    唯 「だめだ、そうだ、わたしは天才なんだ」

    唯 「ギー太があれば大丈夫――ねぇ、ギー太」

    ミョン ミョン ミョン

    唯 「でも、だんだん昔の夢見てる気がするよ」

    唯 「このまま思い出がなくなっていったらどうなるんだろ……」

    175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 19:30:46.30
    律 「こんばんわ~」

    憂 「あっ、律さんお久しぶりです」

    律 「どうもども」

    憂 「どうしたんですか」

    律 「いや、唯の顔が久しぶりにみたくなってさ」

    憂 「ちょうど晩御飯つくったところなんです。一緒にどうですか」

    律 ニヤ「そうなんだ、じゃあごちそうになろっかな」

    憂 「はい、どうぞ上がってください」

    176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 19:34:47.99
    憂 「お姉ちゃん、起きてるかどうかわかりませんが呼んできますね」

    律 ムシャ ガツ ガツ

    憂 「律さん?」

    律 「え、ああ唯ね。うん、呼んできて」

    コンコンコン

    憂 「お姉ちゃん、起きてる?」

    唯 「起きてるよ」

    憂 「律さんが来てくれたよ。一緒に晩ご飯たべようよ」

    唯 「え~、律ちゃん……」

    177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 19:40:11.71
    憂 「今日はお姉ちゃんの大好きな唐揚げとカレーだよ」

    唯 「憂の唐揚げもカレーもおいしいんだけど」

    憂 「私もお姉ちゃんと食べたいな」

    唯 「憂がそういうなら」

    憂 「うれしいな」


    179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 19:43:55.37
    唯 「律ちゃん、こんばんわ」

    律 「おっ、唯、生きてたのか」

    憂 「……」

    唯 「……」

    律 「なんだよ、姉妹そろって変顔して」

    唯 「唐揚げ、レモンかかってる……」

    律 「ああ、かけておいてあげたぜ」

    唯 「これじゃあ食べれないよぉ」

    憂 「お姉ちゃん、酸っぱいの苦手だもんね」

    律 「いいじゃん、ニートなんだから飯食えるだけありがたいと思えよ」

    181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 19:49:38.95
    唯 「憂、新しいの作って」

    憂 「ごめんね、鶏肉もうないよ――でも、どうしてレモンが」

    律 「あっ、わたしが持ってきたんだ」

    唯 「え? なんで」

    律 「だって火曜日の平沢家は唐揚げだろ」

    唯 「なんでうちの献立知ってるの」

    律 「いいじゃん、いいじゃん、あー満腹だぁ」

    182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 19:53:09.62
    憂 「お姉ちゃん、カレーあるから食べよ、ねっ」

    唯 「……うん」

    パカッ

    憂 「あれ、ご飯もない!」

    律 「ご飯もおいしかったなぁ」

    唯 「律ちゃん、ご飯好きだもんね」

    律 「日本人ですからっ」

    憂 「すぐ炊くから待っててね」

    唯 「うん」

    唯 「律ちゃん、何しに来たの?」

    183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 20:00:40.42
    律 「唯に会いにきたに決まってんじゃん」

    唯 「憂のご飯食べに来ただけじゃん」

    律 「そ、そんなことないぜ。なんか、ほんとの人の温もりが欲しくなっちゃってさ」

    憂 「律さん、ドラムはまだやってるんですか?」

    律 「ドラム……ああ、ドラムね、あは」

    憂 「……」

    律 「いや、一人暮らしの部屋には入らなくてさ、売っちゃった」

    憂 「そうですか」

    律 「まぁ、そんなことどうでもいいじゃん」

    憂 「軽音部の思い出の詰まったドラム、いくらで売れたんですか」

    185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 20:09:20.55
    律 「えっと、いくらだったかな」

    憂 「……」

    律 「でも、無駄にはならなかったぜ。初めての合コン行くための足しになったし」

    律 (憂か唯なんか言えよ)

    律 「デパートで服買って、香水つけて化粧するだけで男がいっぱい釣れてさ、大変だったんだ」

    律 (それで、わたしをバカにしたビッチどもを見返してやってせいせいしたんだよ)

    律 「ほんと楽しかったんだぜ」

    律 (そのあと、セックスして男に幻滅しただけだよ、楽しくないよ)

    律 「女子大生ならやっぱり合コンくらいやっとかないとな」

    律 (でも、女なんてだれかがもらってくれなきゃ、バカにされるだろ、もうやめらんないんだよ)

    187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 20:15:08.15
    律 「唯はまだ処女なんだって」

    唯 「そうだよ」

    律 「唯はかわいいけどさ、さすがにそろそろ誰かと付き合わないと婚期逃すんじゃないか」

    唯 「わたし、結婚とかしなし」

    律 「なに意固地になってんだよ」

    ポン

    唯 「痛いよ、肩たたかないでよ」

    律 「なんなら、私と合コン行かないか」

    憂 「やめてくださいっ」

    191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 20:21:11.56
    律 「なっ、なんだよ憂ちゃん、怖い顔して」

    憂 「……やめてください」

    律 「まさか、憂ちゃん、一生唯の面倒見るわけ」

    憂 「私はお姉ちゃんとずっと一緒です」

    唯 「私も憂とずっと一緒だよ」

    律 「はっ、まさかレズかよ」

    憂 「誰になんて言われてもいいんです」

    律 「子供の顔とかみたくないの」

    憂 「いいんです」

    197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 20:27:46.18
    律 「いや、親だって孫の顔見られないんだぜ。最高の親不孝じゃん」

    憂 「そうですね、人間としてはダメかもしれませんね」

    律 「だろ、な、女は男にセックスさせてればいいんだって。男だって肉便器くらいにしか思ってないんだしさ」

    憂 「でも、お姉ちゃんがいなくなったら、人間でなくなるまえに、私でいられなくんるんです」

    唯 「憂……」

    律 「いや、でもさ。30過ぎたレズとか目も当てられないぜ」

    憂 「見た目の問題じゃありません」

    律 「わかったよ。もう、帰るから」

    唯 「もう二度と来ないでよ」

    律 「ああ……そうだな」

    199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 20:34:07.22
    唯 「どうしよう」

    憂 「お姉ちゃんは何も心配しなくていいんだよ」

    唯 「どうしよう」

    憂 「私がずっと何とかするから」

    唯 「でも、わたしたちすぐに大人になっちゃうよ」

    憂 「お姉ちゃん、そんなこと気にしちゃだめだよ」

    唯 「就職もどんどん厳しくなってるし」

    憂 「お金があれば大丈夫だよ。わたし、いっぱい働くよ」

    唯 「憂、働くの?」

    憂 「うん」

    唯 「だめだよ、憂、働いちゃだめだよ」

    200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 20:40:58.46
    憂 「なんで働いちゃだめだなの?」

    唯 「私、通勤電車に乗ったことがあるんだよ」

    憂 「 ? 」

    唯 「みんな、不機嫌な顔してて、どこかに席が空いてないか、すごい目で探してるんだよ」

    憂 「大丈夫だよ。みんながみんなそういうわけじゃないよ、きっと」

    唯 「でも、澪ちゃんは公務員になるためにすごい勉強してるよ」

    憂 「澪さん、がんばってるよね、まだ真中くらいらしいけど、成績も上がってきてるみたいだし」

    唯 「でも、成績が上がるたびに、自分より低い成績の人間をバカにしていってる」

    憂 「……」

    唯 「きっと、お給料をもらうようになったら、自分より低いお給料の人をバカにするようになるんだよ」

    201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 20:44:51.37
    憂 「お姉ちゃん、考えすぎだよ。そんなの働いてみないと分からないよ」

    唯 「どうしよう」

    憂 「もう寝ようね、お姉ちゃん」

    唯 「うん。今日もまた夢見るのかな」

    憂 「夢?」

    唯 「私の夢はね、高校に入る夢なんだ」

    憂 「高校、楽しかったもんね」

    唯 「もう一度、高校に入って、憂やお父さん、お母さんに謝るのが私の夢なんだ」

    憂 「なんで謝らないといけないの?」

    唯 「だって私、ニートだもん」

    212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:11:39.09
    唯 フンス フンス

    律 「おまえ、また木Gの練習してるのか」

    唯 フンス フンス

    律 「あっ、そうだ」ギュッ

    唯 (律ちゃんが急に抱きついてきた!?)

    律 「ツクツホーシ ツクツクホーシ」

    唯 「あっ、律ちゃんゼミだ」

    律 「木は喋っちゃだめなんだぞ」

    唯 「セミだって喋らないよ」

    律 「あはは、ほんとだな」

    213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:16:28.01
    律 「唯はちゃんとギターの練習もしてるのか」

    唯 「もちろんだよ! 3年のライブだもん」

    律 「そうだよな」

    唯 「律ちゃんは?」

    律 「もちろん私だってやってるぞ、家に帰ったらずっと叩いてる」

    唯 「上手く弾けないとあずにゃん、がっかりするもんね」

    律 「それなんだよ」

    唯 「 ? 」

    律 「いや、最近、梓のことほったらかしだろ。梓、元気ないみたいでさ」

    214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:20:26.15
    律 「でも、今回ばっかりはどうしようもないじゃん」

    唯 「そうだね」

    律 「だからさ、ひとつ作戦があるんだよ」

    唯 「さすが、りっちゃん隊員。すごいっす」

    律 「だろ、その名もなんと前日お泊り作戦」

    唯 「そのまんまの名前だねえ」

    律 「おい、そこは突っ込むなよ」

    215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:23:35.43
    律 「だから唯、梓には内緒だからな」

    唯 「わかったよ、任せて」

    梓 「何が内緒なんですか?」

    唯 「うわっ、あずにゃん」

    律 「いつからそこに……」

    梓 「今、来たばかりです。トンちゃんの餌をあげに」

    唯 「そ、そうなんだぁ」

    梓 「で、なにが内緒なんですか?」

    216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:26:27.56
    律 「ほっ、ほらそらは……なんだけ、唯」

    唯 「えっ、わたし! えっと、わたしはその」

    梓 「なんですか?」

    唯 「あっ、そうだ、あずにゃんのブリーフパンツがおしっこ臭いのは内緒なんだよ」

    梓 「……//」

    律 (赤くなった)

    唯 (赤くなった)

    218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:29:40.05
    梓 「わっ、わたしのパンツ、おしっこ臭くなんてないもん!」

    律 (ブリーフは否定しないんだ)

    唯 (やっぱりあれはブリーフだったんだ)

    梓 「二人で変な話ばっかりしないでください。もう、帰ります」

    唯 (ぐふ、これ、スレ立てたら伸びるよね)

    唯 (えっ、スレ立て? あのころはまだ2ちゃんなんてやってなかったのに)

    219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:33:14.67
    唯 「また、夢か」

    唯 「まだ朝にもなってないよ」

    唯 「夢の中まで掲示板が出てくるなんて……」

    唯 「わたし、これからどうなるんだろ」

    唯 「律ちゃん来てから何日経ったんだっけ?」

    唯 「土曜日か」

    唯 「澪ちゃんのボランティアの日だよ」

    221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:46:59.32
    澪 「おっ、唯じゃないか」

    唯 「おはよう、澪ちゃん」

    澪 「なんだよその格好」

    唯 「えっ、動きやすい普通の格好だけど」

    澪 「今日はスーツ着用って言わなかったっけ?」

    唯 「そうだったかな」

    澪 「しっかりしろよ」

    唯 「ごめんごめん」

    澪 「じゃあ早く着替えてこい」

    唯 「えっ、わたしスーツなんて持ってないよ」

    222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:51:03.53
    澪 「いや、それじゃ困るんだよ」

    唯 「どうしよ」

    澪 「はぁ、仕方ない、高校生ってことにするから制服着てこい」

    唯 「はい」

    唯 「着てきました」

    澪 「ほら行くぞ、もたもたするな」

    223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 21:58:45.57
    澪 「先輩、遅れてすみません」

    男 「初日から遅刻ね」

    澪 「あの……この人は」

    先輩 「あっ、このボランティアをやってる教授さんよ」

    唯 (怖そうな人だ。どう見ても教授じゃないよ)

    澪 「あっ、あの、遅れてすみません先生――ほら唯も謝れ」

    唯 「すいません」

    男 「はぁ、学生だからって仕事なめられると困るんだけど。みんなに迷惑かかるんだよ」

    澪 「すっ、ずみまぜんぜした」

    男 「まぁ、おっぱい大きそうだから許してあげるけど」

    唯 「えっ」

    227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:03:40.83
    先輩 「今日は募金集めてもらうから。秋山さん、高校生連れてきちゃったの」

    澪 「はっ、はい。すみません」

    先輩 「大学生にしとけってあれほど言ったのに」

    男 「まあ、いいよ。かわいいし」

    先輩 「そ、そうですか」

    唯 「澪ちゃん、今日は何のボランティアするの」

    澪 「募金だよ。世界の子供たちの未来のために」

    唯 「女の子ばっかりだね」

    澪 「裏方には男の子もいるよ。そういう方針なんだ」

    男 「はいはーい、ちゅうもく注目」

    229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:10:52.20
    男 「前にも言ったけど、今日のノルマ30万ね。それくらい誰でもすぐたまるから」

    唯 「ボランティアにノルマなんてあるんですか」

    男 「君、名前は?」

    唯 (本名言うの怖いな)「中野 律 です」

    男 「へえ、かわいい名前だね。はい、じゃあ始めてください」

    唯 「あのう」

    男 「あっ、質問あったらあっちの車の中でゆっくり聞くから」

    唯 「いえ、なにもありません」

    男 「そっ、じゃあ頑張ってね」

    ポン ポン

    唯 「ひぃっ!」(お尻触られた!)

    男 ニタリ「声もきゃわいいね」

    231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:14:53.17
    先輩 「募金、協力おねがいしまーす」

    澪 「せ、世界の子供たちのためにお願いします」

    唯 「おねがいしまーす」

    先輩 「秋山さんは声小さいわよ。中野さんはもっと真剣に」

    唯 「こういう声なんです」

    先輩 「全然、お金集まらないじゃない。これじゃあ今日、帰れないわよ」

    澪 (先輩、イライラしてるな)

    233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:20:05.66
    男 「調子どうかな」

    先輩 「あっ、先生」

    男 「いくら集まった」

    先輩 「わかりませんが、あんまり……」

    男 「えっ、計算してないの」

    先輩 「だいたいが小銭ですから」

    男 「それじゃ、話になんないんだよ」

    バコン!

    唯 「痛いっ」

    澪 (唯の頭が殴られた!)

    男 「やるきあんのかコラァ」


    236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:27:43.45
    ポタ ポタッ

    唯 「はなぢぃだよ」

    澪 「ほら、わたしのハンカチ」

    唯 「ありがと澪ちゃん」

    ポトッ ポタ

    男 「おい、新しい箱と取り替えろ」

    男子学生 「はいっ」

    男 「今までのはこっちで数えるから、次からはよろしくね」

    先輩 「すみませんでした」

    澪 「唯、大丈夫か」

    先輩 「秋山さん、ちゃんと数えてね」

    澪 「えっ、あっ、はい……」

    238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:32:07.63
    先輩 「募金のご協力おねがいします」

    澪 「みんな、すごく不幸で困ってるんです」

    唯 「ほねがいしまーす」

    男子学生 パシャ

    澪 「写真とるんですか?」

    男子学生 「ホームページにのせるらしいっす」パシャ

    澪 「はっ、恥ずかしいな」

    男子学生 「もっと笑ってくださーい」パシャ

    唯 (これじゃあ、人集まらないよ。いつになったら帰れるんだろ)

    240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:42:36.98
    男 「もう終電もないし、人こないから帰っていいよ」

    先輩 「すみませんでした」

    男 「まぁ、よく頑張ったよ。そこは感心した」

    澪 (見ためより優しい人なんだな)「ありがとうございます!」キラキラ

    唯 「終電ないんじゃ帰れないよ」

    男 「ああ、大丈夫。みんな頑張ってくれたから、今日は事務所で宴会ね」

    先輩 「じゃあ私、先に車まわして来ますね」

    男 「うん、よろしく――おなか空いたでしょ。おじさん、ごちそうするから」

    澪 「ありがとうございます、でも、私、今日の帰って勉強しないと」

    唯 「そうだよ、澪ちゃん、帰ろう」

    男 「無理にとはいわないけど、ほら、これも社会勉強だし」

    澪 「いや、でも」

    男 「女の子に徒歩で帰られちゃ困るのこっちだしねぇ」

    唯 (なんかやな予感がするよ)「大丈夫です。タクシー呼びます」

    243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:46:32.83
    男 「ふーん、そう」

    ブルルルルル

    先輩 「先生、車とってきました。秋山さん、中野さん、行きましょ」

    唯 「いえ、私たちは」

    先輩 「は? 秋山さん来ないの?」

    澪 「えっ、あの、それは」

    先輩 「みんな来るんだし、行きましょうよ」

    澪 「えっと、その――頼むっ! 唯も一緒に来てくれ」

    唯 「えっ!?」

    244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:51:29.73
    唯 「やだよ、土曜のアニメが見れなくなるよ」

    澪 「頼むっ、だってこのままだと私、先輩から見放されちゃうんだ」

    唯 「でも……そんな」

    澪 「大学で一人になったら単位とるの大変なんだ。私の人生終わっちゃうよ」

    唯 「澪ちゃん……」

    先輩 「どうするの、秋山さん。寒いんだけど」

    澪 「はいっ、行きます、行きます」

    唯 「ちょっと、痛いよ澪ちゃん、引っ張らないでよ~」

    249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 22:58:49.48
    車の中

    先輩 「先生、この前は裁判所連れて行って下さってありがとうございました」

    男 「いいよ、いいよ、そんなの」

    先輩 「やっぱり、本で勉強するだけじゃなくて実際に経験すると全然ちがいますね」

    男 「まぁ、なんでも、そうだけどね――たぶん、あの裁判官もう判決決めちゃってるんじゃないかなぁ」

    先輩 「そうなんですか!」

    澪 (なんかすごい話してるな……)

    男 「あ、そうだ。こんど知り合いの弁護士に会ってみる?」

    先輩 「えっ、いいんですか」

    男 「仕事の話とかしてもらうよ。まぁ、聞いた内容は誰にも言わないでね」

    先輩 「はいっ」

    澪 (べっ、弁護士! すっ、すごいなぁ)

    男 「秋山さんも来る?」

    澪 「私なんかも、いいんですかっ!」キラキラ

    251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 23:04:28.51
    男 「いいよ。律ちゃんは?」

    唯 「いいです」

    男 「ふーん、そう」

    唯 (弁護士の知り合いなんて、そこそこ地位のある人間ならだれでもいるよ)

    澪 「先生は何の研究、なさってるんですか」キラキラ

    唯 (本当に弁護士かも怪しいし)

    男 「へ? 研究。ああ、あとで話そっか、じっくりね」

    澪 「はい、よろしくお願いします」

    澪 (弁護士に知り合いなんてできたら、公務員になったとき、いろいろ助かるかもな、あっ、この際だから、ロースクール行こうかなっ、なんちゃって)

    253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 23:09:50.81
    男 「着いた、着いた」

    先輩 「さあ、入って、入って」

    澪 「あっ、はい……って、あれ?」

    先輩 「どうしたの?」

    澪 「どこかに髪ゴム落としたみたいで。ちょっと待ってください」

    唯 (ここどこだろ?まわりは田んぼで暗いし、なんだか胸の奥がそわそわするよ)

    唯 「……澪ちゃん」

    澪 「なんか言ったか、唯」

    唯 「私、やっぱり帰る」

    254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 23:13:48.60
    澪 「何言ってるんだよ」

    唯 「男の人は中に入ったし逃げるなら今だよ」

    澪 「逃げるって、別に逃げなくて大丈夫だろ」

    唯 「絶対変だよ。あやしいよ」

    澪 「弁護士に知り合いのいる人が危ないわけないじゃないか」

    唯 「とにかく私、帰るから」

    澪 「そうか、帰るなら勝手にしろ」

    唯 「そう、するよ」

    テテテテテッ

    261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 23:27:54.16
    唯 (家はどっちだろ、真っ暗でどこみても遠くに山しか見えないよ)

    テテテテテッ

    唯 (澪ちゃんごめん、置いてきちゃった。どうしよう)

    テテテテテッ

    唯 (どこまで走ったら明りがあるんだろ)

    テテテテテッ

    唯 「あっ、民家だ!――ポケットの中になんかある?」

    唯 「澪ちゃんが貸してくれたハンカチ……」

    唯 「血がついて真っ赤だ」

    273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/21(火) 23:54:51.24
    唯 「帰らなきゃ、澪ちゃん助けなきゃ」

    テテテテテッ

    テテテテテッ

    テテテテテッ

    唯 「あっ、ここだ!」

    澪 「ひゃっ、やっ、やめて下さい…」

    夜の灯りのなかで、グレーのリクルートスーツに身を包んだ澪の体を

    日焼けした筋肉質な腕が這いまわっていた

    腕は、悶えるようによじる澪の体をよじのぼり柔らかい大きなふくらみに到達する

    澪 「あっ、だめ、そんな……」

    男 「おお、いい匂いだ」

    そして執拗にその弾力を確かめていた

    まだ服は着たままだった

    276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 00:02:13.50
    澪 「あっ、ちょっと待ってください」

    澪の息がだんだん荒くなる

    男 「下の具合はどうかな」

    腕がこんどは下へすっと降下して下腹部を確かめる

    澪 「そんな……あっ、それ、やばい」

    初めての感触に澪の顔が恐怖で染まっていく 

    五本の食指がスカートの中へ、奥へ奥へと侵入する

    澪の抵抗が弱くなる

    唯 「私のせいで……あの時、助けなかったから……」

    277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 00:08:54.52
    肌色のタイツに包まれた太腿が、いやいやをしながら汗をかいていた

    男 「処女だから、もっと濡らさないとな」

    澪 「あっ、やっ、いい、ああ」

    手がまた胸をブラウス越しに揉みくちゃにしていく

    唯 「どうしよう……私のせいで……」

    しかし、それには飽き足らず、ブラウスのボタンがひとつずつ無残に解かれていく

    澪 「だっ、だめぇええ」

    声とは裏腹に体の抵抗はもう殆ど無くなっていた

    唯 「どうしよう……どうしよう……」

    280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 00:13:44.74
    唯 「そうだ! 助けなきゃ」

    ガランッ

    ドスン

    男 「うがっ」

    唯 「みたかっ、私の頭突きぃ!」

    唯 「澪ちゃんはやく逃げるよ」

    澪 「う……うん……」

    唯 「早く、早く」

    澪 「でも、ヒールが」

    唯 「靴なんてはいてる暇ないよ、こっちだよ!こっちに光があるから」

    澪 「こんな真っ暗なのになんで分かるんだ」

    唯 「勘だよ!」

    286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 00:21:40.75
    唯 「ここまでくれば大丈夫だよ」

    ゴンゴン

    唯 「開けてください」

    コゴンゴン

    唯 「返事が無い……」

    ブルルルル ブーン

    澪 「車の音がするぞ」

    唯 「とにかく、そこの茂みに隠れよ」

    ブルルルルル

    男 「くそっ、どこ行きやがった。どうせこの辺だろ」

    男 「おい、居るのは分かってんだ出てこないと殺すぞオラ」

    287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 00:26:23.83
    ブルルルル ブーン

    唯 「行ったみたいだね」

    澪 「うっ……ううう……」

    唯 「澪ちゃん、震えてる。もう大丈夫だよ」

    澪 「ううう……」

    唯 「泣いてるの」

    澪 「もう私、あんなことされて」

    唯 「澪ちゃん……」

    澪 「なんで、こんなことになったんだろ。もう死にたいよ」

    唯 (私のせいだ、あの時、見捨てたから……)

    290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 00:35:48.08
    唯 「さあ、できるだけ遠くに行こう」

    澪 「死にたい」

    唯 「とにかく山の中に逃げよ」

    澪 「死にたい」

    唯 「澪ちゃん……ごめんね」

    澪 「星きれいだな」

    唯 「帰ろう」

    澪 「……うん」

    293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 00:45:31.77
    澪 「二人で家に帰るの久しぶりだな」

    唯 「ほんとだね」

    澪 「帰り方はわからないけどな」

    唯 「うん」

    ピーポーピーポー

    唯 「あっ、パトカーだ」

    憂 「お姉ちゃんに澪さん」

    澪 「憂ちゃん、どうしてここに?」

    憂 「警察に届けて、お姉ちゃんのケイタイのGPSでここまで来たんです」

    警察官 「なにがあったの? 君たち」

    唯 「うっ……うっ……」

    澪 「……」

    唯 「ああああああああ、憂ぃいいい」

    憂 「お姉ちゃん、私まで泣いちゃうよ」

    警察官 「とにかく大丈夫だから、パトカーで暑までいけばもう大丈夫だからな」

    300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 01:06:17.58
    唯 「部室ないと練習できないよ」

    澪 「いつもは練習しないくせに、こういうときだけは」

    唯 「だって、無くなって初めてわかったんだもん」

    澪 「まぁ、そういうもんんだよな」

    唯 「澪ちゃんと一緒に帰るのって、なんか初めてだね」

    澪 「たしかに、そうかも」

    唯 「あっ、そうだ。帰りに商店街で憂のかわりに買い物しないと」

    澪 「じゃあ、付き合うよ」

    303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 01:14:08.91
    唯 「ありがと!」ギュッ

    澪 「こっ、こら、抱きつくなよ //」

    唯 「あ、ごめんごめん、つい」

    澪 (唯ってあったかいんだな)

    唯 「澪ちゃんに抱きついたの始めてかも」

    澪 「そ、そうか」

    「建設はんたーい、建設はんたーい」

    澪 「建設反対のデモだ」

    304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 01:17:24.84
    唯 「なんだか、怖そうなオジサンたちだね」

    澪 「私、あの人たち知ってる。ちょっと、行ってくるよ」

    唯 「じゃあ私も」

    澪 「唯はダメだ、唯は会っちゃいけない人たちだから」

    唯 「じゃあ、澪ちゃんも……」

    澪 「私に任せて」

    唯 「澪ちゃん」

    305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 01:21:42.65
    唯 「どうしよう……どうしよう……」

    「建設はんたーい、建設はんたーい」

    唯 「あっ、デモが終わったみたいだ、澪ちゃん」

    澪 「あー、よう」

    唯 「澪ちゃん、その顔、ペンキで真っ赤」

    男 「おい、いこうぜ」

    澪 「じゃあなあ」

    唯 「別人になっちゃった」



    唯 「ゆ、夢か! そりゃ夢だよね」

    307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 01:28:03.82
    憂 「お姉ちゃん、最近、顔色悪いね」

    唯 「うん、最近全然眠れなくて、すぐ変な夢みるんだよ」

    憂 「もうあの人たち逮捕されたから、大丈夫だよ」

    唯 「澪ちゃん、どうしてるかな」

    憂 「……お姉ちゃん、どんな夢みたの?」

    唯 「この前は、あずにゃんとトンちゃんの水槽を掃除してたら、変な黒虫が湧いた夢」


    308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 01:32:28.79
    唯 「その次はマラソン大会の夢」

    憂 「それは楽しそうだね」

    唯 「その日はすごく暑くて、鉄板の上を走ってるみたいで、いつまで走ってもゴールがわからないんだよ」

    憂 「そうなんだ」

    唯 「今日は和ちゃんにケーキの苺食べられる夢だった」

    憂 「お姉ちゃん、昨日の晩ご飯覚えてる?」

    唯 「あれ? なんだっけ」

    憂 (夢ばっかり覚えてるんだ……)

    309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 01:38:41.19
    1000って遠いですね 夜は落ちにくいのでちょっと休みます

    いちごちゃん要望があったのにまだ出してなかった

    何かあればまだまだ先は長いので、なるだけ取り入れますので保守がてら書いてくれるとありがたいです

    1000まで書いてうまくなって 次はみんながはっぴぃになる話を書くつもりです

    345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 12:10:06.81
    おはようございます 

    憂 「おはよう純ちゃん」

    純 「……ああ、おはよう憂」

    憂 「どうしたの?」

    純 「見てよ、あの梓」

    憂 「一生懸命手帳に書き込んでる? 何してるんだろ」

    純 「本人に聞いてみな」

    憂 「梓ちゃん、何してるの」

    梓 「あっ、憂。今、受験日までの予定立ててるの」

    憂 「分単位! びっしりだね」



    346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 12:17:21.92
    憂 「この予定立てるのにどれくらい時間かかったの?」

    梓 「さあ、昨日の夜から徹夜だから、8時間くらいかな」

    憂 「へ、へえ」(その間に勉強すればよかったのに)

    梓 「憂はどこ受けるの?」

    憂 「お姉ちゃんと同じとこにしよっかなって //」

    梓 「あの女子大ね。憂にしてはいいチョイスだと思うよ」

    憂 「えへ、ありがとう」

    梓 「入試問題が知識詰め込みで旧時代の形式だけど」

    憂 「……」

    梓 「今は考える問題が主流だからさ」

    348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 12:26:14.21
    梓 「憂は、塾とか行かないの?」

    憂 「予備校の勧誘の電話とかは来てたけど」

    梓 「で?」

    憂 「なんだか話は面白かったけど、私にはいらないかなって」

    梓 「そうでしょ! 塾の話って興味深いんだよ。聞いとくと勉強になるよほんと」

    憂 「えっ、う、うん」

    梓 「駿台物理の●●はマジで神だから! 鳥肌立ったもん」

    憂 「へ、へえ」

    梓 「でも古典の●●はクソ。ババァ、さっさと死んでくれ。所詮おまえの実力じゃ、私の成績上げれなんだよ」

    憂 「そうなんだ」(成績って自分の努力で上げるものじゃあ……)

    349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 12:39:55.83
    梓 「純はセンター受けるんだっけ?」

    純 「センター?」

    梓 「大学入学者選抜大学入試センター試験。受けるんなら正式名称くらい暗記しないと」

    純 「そうせ私受けないもん」プン

    梓 「憂は受けるんだよね」

    憂 「うん、センター利用で合格して早くお姉ちゃんのお世話に専念したいから、梓ちゃんのお弁当も作っていくね」

    梓 「ありがと」

    憂 「国語がむずかしくて、むずかしくて」

    梓 「あ、国語はダブルマーク法使えば150はかたいよ。秘伝の奥義で部外者には教えれないんだけどね」

    憂 「……そうなんだ」

    梓 「あと、困ったら選択肢1ね、統計的に1番確率が高いから」

    351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 12:46:57.33

    唯 「憂ぃ~、一緒にゴロゴロしよ。おコタあったかいよ」

    憂 「ごめんね。今日も学校行かないと」

    唯 「え~、ハンター試験終わったんでしょ」

    憂 「センター試験だよ、お姉ちゃん」

    唯 「ああ、そうでした」

    憂 「学校で自己採点するだけだから。たぶん、お昼には帰ってこれると思うけど」

    唯 「そっかぁ、行ってらっしゃい」

    352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 12:55:12.58
    梓 「憂、自己採点どうだった?」

    憂 「梓ちゃん、顔色悪いよ、体調大丈夫」

    梓 「現役生は今が伸びる時だから絶好調だよ。で、どうだった?」

    憂 「国語が186で英語が192、世界史96だったよ」

    梓 (やばい、全然負けてる)

    梓 「へっ、へぇ~、やるじゃん、さすが文系、理系科目はどうだったの?数学むずかしかったよね」

    憂 「数学Ⅰはマークミスしちゃった」

    梓 「まじで! で、何点?何点?」

    憂 「70点……」

    梓 「私は当然100点。まぁ、一橋レベルだと、自慢にもならないけど、で他は?」

    354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 13:01:57.28
    憂 「数学Ⅱが85、生物が88だった」

    梓 「自己採点って、実際の点数より高くなりやすいっていうから見直した方がいいよ」

    憂 「うん、ありがとう。でもたぶん合格もらえると思うから、それよりはやく家に帰らないと。じゃあね」

    梓 「じゃあね」

    憂 「梓ちゃん、一橋がんばってね」

    梓 「うん、任せてよ」

    憂 (はやくお姉ちゃんの洗濯物しよっと //)

    梓 「……やばい……」

    梓 「ほかの学校にも願書出してあるけど」

    梓 「今更、志望校変更とかかっこ悪すぎるし」

    梓 「変えたところで合格できる点数じゃなかったし」

    362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 14:54:33.53
    梓 「やばい、やばい」

    梓 「もう参考書みても内容が頭に入らないよ」

    梓 「そうだ、自分より下の人間を見て落ちつこう」


    パコッ

    純 「えいっ」

    梓 「純、ピンポン球、壁に当てて何してるの?」

    純 「スラーダー投げる練習」

    梓 「何それ」

    純 「だって、誰も遊んでくれないんだもん」

    梓 「純はAO入試だったよね」

    純 「そうだよ」

    梓 「どこ受かったの?」

    純 「東工大」

    365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 15:01:52.85
    梓 「なんで?」

    純 「なんでって、私、数学だけはできたし」

    梓 「おかしいよ」

    純 「そんなこと言われても」

    梓 「純はバカじゃきゃだめじゃん」

    純 「そんな言い方って」

    梓 「こんなに努力した私が報われないとか、おかしい」

    純 「梓、大丈夫?」

    梓 「楽して大学行きやがって……」

    367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 15:15:42.93
    律 「ついに夏フェス終わったな」

    澪 「もう、くたくただ」

    律 「澪は、はしゃぎすぎだ」

    梓 「楽しかったですね」

    唯 「帰りはあずにゃんの隣がいい」

    梓 「唯先輩の隣ですか」

    律 「唯、梓に嫌がられてるぞ」

    唯 「え~、ひどいよ、あずにゃん」

    梓 「別に嫌じゃないですけど」

    唯 「じゃあ、隣ね」

    368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 15:22:23.96
    唯 「あずにゃーん」

    梓 「狭いです。あんあり寄らないでください」

    唯 「夏フェス楽しかったね」

    梓 「そうですね、早く文化祭でライブやりたくなりました」

    唯 「私もギー太いっぱい弾きたくなったよ!」

    梓 「先輩は3年なんですから、勉強頑張ってください」

    唯 「え~」

    梓 「浪人とかなっちゃダメですからね」

    唯 「あずにゃんは大学とか考えてるの」


    370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 15:25:17.35
    梓 「私は、その……//」

    唯 「なに、なに」

    梓 「唯先輩と同じところにします」

    唯 「あずにゃん」

    梓 「唯先輩、ほっとくと危なっかしいですから」

    唯 「そんなぁ」

    梓 「もし落ちたら一緒に受験しましょう」

    唯 「やだよ~、そんなの」

    梓 「じゃあ、勉強がんばってください」

    371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 15:30:34.31
    憂 「お姉ちゃん、起きた」

    唯 「おはよう」

    憂 「また夢見たの?」

    唯 「うん、夏フェスの夢」

    憂 「紬さん、結婚したんだって」

    唯 「そうなんだ。知らなかったよ」

    憂 「もうおなかの中に赤ちゃんもいるみたい」

    唯 「そっかぁ、でももう私たちには関係ないんだよね」

    憂 「……うん」

    373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 16:08:46.01
    紬 「ランララン、ラン。やっぱり、金の招き猫を寝室のタンスの上に置いて正解だったわ」

    紬 「幸せがどんどんやってくるもの」

    紬 「でも、それを自慢できる友達がいないのよね」

    紬 「あんなにお金まいてるのに」

    紬 「そうだ、デコに電話してやりましょ。最近、彼氏に見限られてヒマしてるみたいだし」

    ブーブーブー

    律 「あっ、沢庵からか――もしもし」

    紬 「律ちゃん、今、ヒマでしょ」

    律 「た、たまたまデートないからヒマだけど」

    紬 「じゃあ一緒にお昼しない」

    律 「金ないし、いいわ」(だれがおまえなんかと食事するか。死んでもいやだ)

    紬 「大丈夫よ。私、奢るから」

    律 「いいフランス料理の店しってるんだ。そこ行こうぜ」

    紬 「はいはい」

    374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 16:17:06.38
    紬 「私、結婚したの」(クソビッチくやしいかしら)

    律 「聞いた、聞いた。ほんと、おめでとう」(もう何回も聞いたよそれは)

    紬 「相手は病院の院長の息子さんなのよ~」(庶民には釣り合わない相手でしょ?)

    律 「へぇ~、相手の人モテるんでしょうね、うらやましいな」(どうせ不倫するよすぐ)

    紬 「おなかの中に赤ちゃんまでいるの」

    律 「何カ月だっけ」

    紬 「1カ月よ。名前はコムギちゃんにするの」

    律 「女の子って決まったの?」

    紬 「いいえ、でも女の子よ。わかるもの。かわいい服着せるんだ」

    律 「いいなぁ」(男生まれろ、不細工な男)

    375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 16:21:49.15
    紬 「律ちゃんは彼氏さんいるのに赤ちゃんいないの?」(もう別れたの知ってるけど)

    律 「いや、私はちゃんと避妊してるし」

    紬 「うそ、信じられない」

    律 「えっ」

    紬 「命を授かることを拒むなんて人間として最低なことなのよ」

    律 「はあ?」

    紬 「子供を産めないなんて、不幸にも程がある」

    律 「いや、人の生き方なんていろいろだろ」

    376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 16:26:24.19
    紬 「律ちゃん、かわいそう」

    律 「いや、べつにそんなことないし」

    紬 「いいお医者様紹介するから、諦めないで頑張って」

    律 「病気じゃねぇよ」

    紬 「みんな、自分のことが認められなくて最初はそういうの」

    律 「だからゴムしてるだけだって言ったじゃん」

    紬 「わかってる。わかってるから」

    律 「絶対、分かってないだろ……用事思い出したし、もう帰るから」

    紬 「律ちゃん……かわいそうに」

    律 (えっ、マジ泣きかよ)



    377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 16:32:17.28
    紬 「律ちゃん、子供産めない体だったなんて」

    紬 「私がかわりに寝る前にお祈りしておきましょう」

    紬 「これで安心ね。さぁ、今日も善を施したし寝ましょう」

    ガタガタガタ

    紬 「地震!」

    ガタガタガタ

    紬 「あっ、金の招きネコが落ちるっ」

    ドスン

    紬 「ああああああ、小麦ちゃんがあああああああ」

    378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 16:38:54.88
    律 「なぁ、やっぱりクーラーつけようぜ」

    唯 「でも、気分悪くなるし」

    律 「いいじゃん、せっかく設置してもらったのに」

    梓 「そうですよね」

    唯 「ひどいよ、みんな」

    紬 「じゃあ、唯ちゃんだけ廊下で弾くっていうのはどうかしら」

    澪 「あっ、それいいな」

    唯 「やだよ、寂しいよ」

    律 「文句ばっかりうるさいなニートは黙ってろ」

    唯 「ニートは喋っちゃだめなの」

    梓 「クズは黙ってください。酸素も消費するな」

    380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 16:43:10.57
    唯 「もうお昼なんだね」

    憂 「お姉ちゃん、また寝れなかったの」

    唯 「うん、こわい夢みた」

    憂 「じゃあ、お出かけしよっか。外に出て体動かせば寝れるかも」

    唯 「久しぶりだね、二人でお出かけ」

    憂 「うん!」

    383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 17:07:00.16
    憂 「お姉ちゃん、今日は新しい服買おうよ」

    唯 「どうしよう」

    憂 「お金ないの」

    唯 「うん」

    憂 「じゃあ、私が買ってあげるから」

    唯 「なんだかわるいよ」

    憂 「気にしない、気にしない」

    唯 「うん」

    385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 17:12:21.08
    憂 「このセーターなんてどうかな、かわいいよ。春先も着れるし」

    唯 「この、つくしTシャツがいいよ」

    憂 「かわいいね」

    唯 「でしょう!」

    紬 「……小麦ちゃん……小麦ちゃん……あれは、唯ちゃんと憂ちゃん」

    唯 「どうどう?」

    憂 「お姉ちゃんかわいい」

    紬 「あの二人幸せそう」

    憂 「私のはどうかな?」

    唯 「憂は何着ても似合うね」

    憂 「えへへ //」

    紬 「私が不幸なときに、幸せだなんて――許せない」



    388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 17:30:46.21
    唯 「へくちゅんっ!」

    憂 「寒いね、ケーキ食べよっか」

    唯 「……うん」

    憂 「大丈夫、お金ならあるから」

    唯 「……じゃあ、苺ショート食べたいな」

    憂 「うん、そうしよ」



    391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 17:53:13.83
    憂 「ケーキ美味しいね」

    唯 「うん!」

    憂 「梓ちゃんどうしてるかな」

    唯 「もう試験あったよね?」

    憂 「2次試験風邪で休んだみたいで、前の日電話したときは元気だったのに」

    唯 「じゃあ、お見舞い行こうよ」

    憂 「そうだね。ケーキ持っていこう」

    392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 17:58:30.90
    コンコンコン

    憂 「こんにちは、梓ちゃん。入るよ」

    梓 「憂? ちょっと待って入ってこないで」

    唯 「あーずにゃんっ、ケーキ持ってきたよ」

    梓 「唯先輩まで、とにかく入っちゃだめですからね」

    唯 「いいじゃん、いいじゃん」

    バタン

    梓 「だっ、ダメ、見ないで」

    唯 「あずにゃん……」

    憂 「梓ちゃん……」

    梓 「見ないでって言ったのに」

    唯 「あずにゃんがデブにゃんになってる」

    憂 「お菓子が散乱してる、部屋臭い」

    394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:02:59.88
    唯 「あずにゃん、どうしたの」

    梓 「ほっといて下さい」

    唯 「ほっとけないよ」

    憂 「よかったら話してみて」

    梓 「憂や唯先輩には分からないよ」

    唯 「そんなの話してみないと」

    梓 「努力もロクにせずに結果だしてる人間に私の気持ちが分かってたまるか!」

    憂 「風邪ひいてたんじゃなかったの」

    梓 「あんなの嘘。ほんとは、受かるわけないから落ちるのが怖くなってやめた。いいわけにもなるし」

    395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:08:51.89
    梓 「もう頭がいっぱいで何も入ってこないんだよ私」

    憂 「……」

    梓 「塾の先生もいい加減だよ。おまえはやればできるとか適当なことばっかり自信満々に言っておいて、受験が終われば、慰めの言葉ひとつではいさようならだもん」

    唯 「苦しかったんだね」

    梓 「どうしてあんな大人たちの言葉信用して夢なんか見ちゃったんだろ。夢なんてなくなればいいのに」

    憂 「元気出そ、まだ願書間に合う大学もあるよ」

    梓 「何か食べないと不安で不安で死にそうになるんだ」

    唯 「ニキビいっぱいだね」

    梓 「ケーキ持ってきてくれたの、ありがとう。食べるね」

    憂 「ダメだよ食べちゃ」

    398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:14:49.74
    梓 「モグ ムグ 美味しい。味なんてよくわからないけど」

    憂 「そんな無理に食べちゃだめだよ」

    梓 「いいの、ほっといて……うっ、ウゲー」

    唯 「あずにゃんが食べて吐いた!」

    ドボッ ペチャ ペチャ

    梓 「死にたいよ憂」

    憂 「だめだよそんなこと言っちゃ」

    梓 「唯先輩もニートしてたら死にたくなりますよね」

    唯 「……それは」

    梓 「夕方急に暗くなったりすると死にたくなりませんか?」

    唯 「でも、死んだらだめだよ」

    399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:21:54.77
    憂 「梓ちゃん、病院行こう」

    梓 「私はビョウキじゃない。そこの唯先輩こそビョウキでしょ」

    唯 「私が!」

    梓 「アニメ見てるニートなんて普通の精神状態じゃないです。普通なら将来の不安で1秒も生きてられませんよ」

    唯 「私がビョウキ」

    梓 「唯先輩、私と死にましょうよ」

    憂 「そんなこと言わないで」

    梓 「唯先輩は悪くなんかないです。こんな天使みたいな人をいじめた社会が悪いんです。こんな世の中、さよならです」

    唯 「みんなと、さよなら」

    憂 「梓ちゃん、お願いだからもうやめて、もうやめよう」

    梓 「さあ、次はピザポテト食べよっと」

    400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:25:57.04
    唯 「憂、私ビョウキなのかな」

    憂 「そんなことないよ」

    唯 「じゃあ、私が悪かったのかな」

    憂 「お姉ちゃんは悪くないよ」

    唯 「じゃあ、社会が悪いの?」

    憂 「それは……」

    唯 「なにがいけなかったんだろ」

    憂 「きっと誰のせいでもないよ」

    唯 「じゃあなんでわたしニートなんだろ」

    憂 「お姉ちゃん……」

    404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:31:59.08
    唯 「憂、晩ご飯まだ~、憂ぃ~」

    シーン

    唯 「あれ、憂がいない」

    憂 「お姉ちゃん」

    唯 「憂、ソファで寝てたの、ご飯まだ?」

    憂 「ごめんね、今日体調悪くて。コンビニでお弁当買って食べてきてくれる」

    唯 「憂のも買ってくるね」

    憂 「私のはいらない、一晩寝たら治るから」

    唯 「憂、大丈夫?」

    憂 「うん、大丈夫――だよ」

    405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:36:17.56
    唯 「1500円もらったし何買おうかな」

    イチゴ 「あ、唯ちゃんだ」

    唯 「イチゴちゃんだ! 懐かしいねぇ」

    イチゴ 「久しぶり」

    唯 「大学の帰り?」

    イチゴ コクリ

    唯 「そうだ、一緒にファミレス行こうよ」

    イチゴ 「いいよ」

    406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:40:47.55
    唯 「このパスタ美味しいよ、食べる?」

    イチゴ 「いらない」

    唯 「イチゴちゃんは理学部だっけ偉いねぇ」

    イチゴ 「唯は何してるの」

    唯 「何って、あ……大学行ってない」

    イチゴ 「どうして」

    唯 「ニートなんだ今」

    イチゴ 「大学やめるの」

    唯 「せっかく入ったし……どうしよう」

    イチゴ 「行かないなら辞めた方がいい――お金のムダ」

    407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:44:54.61
    唯 「そ、そうかも」

    イチゴ 「働くの」

    唯 「え?」

    イチゴ 「大学辞めるなら働かないと」

    唯 「働くのはやだよ」

    イチゴ 「ニートになって一生迷惑かけることになるよ」

    唯 「それは……」

    イチゴ 「唯ちゃんがニートになったら周りの人の人生まで狂っちゃうんだよ」

    唯 「でも、働くのはやだよ」

    イチゴ 「ま、別にいいけど」

    408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 18:52:29.04
    唯 「ただいま」

    シーン

    唯 「憂もう寝たのかな」

    シーン

    唯 「わたしももう寝よう」

    zzzzzzzzzzzzzzzzz

    梓 「唯先輩、期末試験どうでした?」

    唯 「えっ、ああ、試験ね」

    梓 「見せてください」

    唯 「……はい」

    梓 「全部、赤点じゃないですか」

    唯 「ごめんなさいっ」

    梓 「死んでください」

    唯 「えっ」

    梓 「ニートは生きてる意味ないです。死んでください」

    410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:00:14.46
    唯 「がはっ、ひどい夢だった……まだ1時か、もう一回寝よう」

    zzzzzzzzzzzzzzzzz

    澪 「おい律、進路調査票もう出したのか」

    律 「ああ、もう出したよ」

    澪 「唯はどうなんだ」

    唯 「まだ出してない……」

    澪 「はあ~、もう間に合わないな」

    律 「手遅れだな」

    紬 「手遅れね」

    梓 「死んでください」

    412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:08:32.97
    旦那 「ムギ、ちょっと話いいかな」

    紬 「どうしたの? あなた」

    旦那 「すまんっ、離婚してくれっ」

    紬 「なに、急に……」

    旦那 「勝手なのは承知だ。慰謝料はいくらでも払う」

    紬 「私のこと、愛してないの……」

    旦那 「愛してるよ、でも僕は医院の家系の長男なんだ。跡取りをつくるのが義務なんだよ」

    紬 「そんな急に言われても」

    旦那 「もう君の体じゃ子供はつくれない。君のお父様にも話はしてある」

    紬 「いやよ、絶対」

    旦那 「これは二人の問題じゃないんだよ、残念だけど」

    414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:12:47.15
    憂 「だいぶ体軽くなったみたい。これなら空にものぼれそう」

    チュン チュン チュン

    憂 「お姉ちゃんはまだ寝てるよね」

    憂 「買い物行ってこよう」

    中野家

    梓母 「あれ、梓のお気に入りの靴がない」

    梓母 「どこに行ったのかしら?」

    415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:21:05.50
    律 「おい唯、澪ちゃんシール足りてないぞ」

    唯 「えっ、うそ」

    律 「うそじゃねーよ。シール作るの唯の担当だろ」

    唯 「ごめん、すぐ作ってくるよ」

    紬 「お茶会は今日よ」

    律 「間に合わねーな」

    澪 「どうしようもないな」

    梓 「死んでください」

    ブー ブー ブー

    唯 「夢? 電話? 澪ちゃんのお母さんからだ」

    417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:23:53.32
    唯 「もしもし」

    唯 「えっ、澪ちゃんの連絡が先週から取れてない!」

    唯 「わかりました、ちょっとみてきます」

    ピッ

    唯 「澪ちゃんどうしたんだろ……まさかあの事件が原因で」

    唯 「とにかく、早く行かなくちゃ」

    419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:30:49.68
    律 「毎度、ありがとうございます。またお越しくださいませ」

    律 (ああ、まじでめんどくさ)

    店員 「ほら、もっとしっかり働けよ」

    律 「はい、すいませーん」

    律 (くそう、一番下っ端だからってコキつかいやがって)

    律 「いらっしゃいませー、そこの券売機で食券購入お願いします」

    律 (他のヤツらサボってばっかりじゃん、やってらんねーよ)

    律 「そうだ!」

    律 「私より下っ端を入れればいいんだ」

    421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:37:54.89
    梓 「快速電車が来るタイミングで」

    梓 「この鉄橋から飛び下りれば」

    梓 「死ねるんだよね」

    プーン ガタン ガタン ゴトン ゴトン

    梓 「電車が通るとちょっと揺れるんだ、ボロボロの鉄橋だもん」

    梓 「ざまぁ見ろ。死んでやる」

    梓 「学歴で一生バカにされる人生なんて意味ないじゃん」

    梓 「とにかく死んでやる」

    梓 「そしたらみんな、私のこと見て泣いてくれるんだ。浪人のことも責められない」

    梓 「やったね」

    424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:43:27.79
    憂 「今日はお姉ちゃんの大好きなエビチャーハン買っちゃった」

    憂 「イカ娘みて、すぐ影響されるお姉ちゃん、かわいい //」

    憂 「お姉ちゃん、喜んでくれるかな」

    カン カン カン カン カン カン カン カン カン カン

    憂 「ここの踏切長いんだよね」

    ガタン ガタン ゴトン ゴトン

    憂 「鉄橋使おうかな――あれっ」

    憂 「梓ちゃん!? 鉄橋の真ん中で……まさか!」

    憂 「ダメだよっ、今絶対助けに行くから」

    431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:51:31.97
    唯 「ここかな、澪ちゃんのアパート」

    唯 「なんだか、古くて暗いな、二階だよね」

    シーン

    唯 「全然、人の住んでる気配がないよ」

    澪 「あんっ、はあん、ああああっ」

    唯 「なに、これ、澪ちゃんの声……だよね」

    澪 「ひっ、ひぃぃぃぃい、だめっ、またっ、いっちゃう」

    唯 「澪ちゃん、どうしたんだろ、あっ、台所の窓開いてる」

    434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 19:57:58.75
    唯 「誰かに襲われてるなら助けないと」

    澪 「あっ、それ、そこ気持ちいのっ、手錠されてるとすごく感じる」

    唯 (えっ、あの人って……)

    澪 「おねがい、もっと、もっと、せめてぇ」

    唯 (あのときのおまわりさんっ!?)

    「おおお、澪ちゃんすごい締りだよ、もっと取り調べが必要みたいだ」

    澪 「ああ、もっと奥にだしてぇ……えっ」

    唯 (目が合った!?)

    澪 「唯ぃ」

    唯 「とにかく、とにかく、早く帰ろう」

    唯 「私何も見なかったよ、なにも知らないよ」

    439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:05:22.45
    律 「はぁ、やっと徹夜明けのバイト終わったよ」

    カン カン カン カン カン カン カン カン カン カン

    律 「ちぇっ、踏切か、ついてないな――鉄橋使うか」

    律 「幸せわぁ~歩いてこない~だ~から歩いて……あれ、憂ちゃん?と誰?」

    憂 「梓ちゃんダメ」

    梓 「放して、もう電車来ちゃう」

    憂 「こんなことしちゃだめだよ」

    律 (あれ、梓なのか……何してるんだ?)

    プーン ガタン ガタン ゴトン ゴトン

    梓 「あっ! きたっ」

    憂 「だめぇぇぇぇええええ」

    律 「えっ、マジで」

    律 「二人とも落ちたじゃん……」

    律 「やばい――はやく写メとらないと」




    446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:12:48.96
    唯 「憂、ただいま」

    シーン

    唯 「あれ、……誰もいない」

    ブーブーブー

    唯 「あっ、憂から電話だ」

    律 「唯、今どこだ?」

    唯 「なんで律ちゃんなの!?」

    律 「憂ちゃんが……とにかく桜ヶ丘病院来いよ手遅れになる前に」

    唯 「手遅れって何? どうしたの?」

    プープープー

    451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:20:38.29
    唯 「憂、憂ぃ~」

    律 「手術中でまだ分からないってよ、電車にはかすっただけだって」

    梓 「……」

    律 「ただ梓をかばった分、うちどころが悪かったって」

    唯 「あずにゃんは無事だったの」

    律 「まぁ、天然のクッションがあるしな」

    梓 「……」

    唯 「あずにゃん……」

    律 「喋らないのはさっきからだから気にすんな、みんなすぐ来るってさ」

    唯 「みんな……って」

    律 「軽音部のみんなに決まってるだろ」

    454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:24:20.81
    律 「わたし、ちょっとネカフェ行ってくるから」

    唯 「うん、できればここにいて欲しいけど」

    律 「悪い、ちょっとスレ立ててくるから」

    唯 「憂、ごめんね、ごめんね」

    梓 「……」

    458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:31:40.74
    澪 「みんな、お待たせ」

    唯 「あっ、澪ちゃん……」

    澪 「ゆ、唯、久しぶりだな」

    唯 「そうでもないよ、元気そうだね」

    澪 「う? そうでもないぞ」

    唯 「……」

    澪 「まぁ、なんていうか? 心のスキマが満たされたみたいな」

    唯 「へぇ」



    459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:32:20.71
    紬 「みんな、こんにちわ」

    唯 「ムギちゃん」

    紬 「憂ちゃん残念ね、唯ちゃん」

    唯 「……」

    紬 「ねぇ、悲しい?」

    唯 「……」

    紬 「泣きたい?」

    唯 「……うっ」

    紬 「泣いていいのよぉ~」

    465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:37:18.85
    紬 「あっ、梓ちゃんじゃない」

    梓 「……」

    紬 「ペットの豚かと思って気付かなかったわ」

    梓 「……」

    紬 「大学落ちたみたいね」

    梓 「……」

    紬 「そして次は人殺しぃ」

    梓 「……」

    唯 「……憂、死なないよね」

    紬 「立派な豚以下のクズね」

    469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:42:41.20
    澪 「心配するな唯」

    唯 「澪ちゃん」

    澪 「今、いい詩を思いついた」

    唯 「え……うそ、でしょ」

    澪 「いくぞ」

       あんぱん ジャムぱん

    太ったあんぱん ときめきアンコ

    すべって 転んで 大騒ぎ

    食パンびっくり 助けに入って

    そしたら やったね 大量出血

    あなたのクズ加減で

    おいしいジャムぱんになるのっ!

    澪 「どうだっ?」

    476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:47:45.30
    唯 「うっ……うう……」

    紬 「澪ちゃん、飯ウマな詩ねぇ、さっそく曲作るわ」

    澪 「ありがとうムギ」

    紬 「なんだか昔を思い出すわねぇ」

    澪 「そうだな、これも憂ちゃんのおかげだなっ!」

    梓 「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、カミサマ、私悪くないです」

    唯 「うああああああああああああああああん」

    紬 「とうとう壊れたわね」

    澪 「私の詩、そんなに感動したか?」


    482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:51:50.57
    律 「あっ、手術終わったか?」

    澪 「うん、終わったよ」

    紬 「一命はとりとめたって」

    律 「このまま死んだんじゃあ面白くもなんともないもんな、で唯は?」

    澪 「集中治療室」

    紬 「梓ちゃんはもう一度警察に呼ばれたわ」

    律 「ちょっと、慰めてやるか」



    489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 20:56:52.77
    律 「おい、唯」

    唯 「あっ、律ちゃん」

    律 「よかったじゃん、憂ちゃん生きててさ」

    唯 「ほんとに……ほんとによかたよお」

    律 「はやくよくなるといいな」

    唯 「うん、ありがとう律ちゃん」

    律 「憂ちゃん、いい寝顔だな、天使みたいだ」

    唯 「うん」

    律 「でも唯がニートのままじゃなぁ」

    唯 「えっ?」

    497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 21:00:51.73
    律 「だってほら、憂ちゃん、唯の心配で治るものも治らないぞ」

    唯 「そんなぁ、憂が治らないのはやだよ」

    律 「だから、なっ、働こうぜ」

    唯 「で、でもっ、私、経験ないし」

    律 「大丈夫だって、私がいいとこ紹介するからさ」

    唯 「でも、自信ないよ」

    律 「私もいるところだからさ、何も心配ないって」

    501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 21:12:49.68
    澪 「あっ、あのう」

    友達A 「でね、もう最悪だから彼氏と別れちゃった」

    友達B 「絶対そのほうがいいもよ」

    澪 「す、すいません」

    友達A 「でねでね」

    澪 「だからっ、あの!」

    友達A 「はい、なに?」

    澪 「そのう、ノート貸してくれないかな、この前風邪で休んじゃって」

    友達B 「えっ、犯罪者にノート貸すのはちょっと」

    澪 「いや、あれは私、被害者で、だままされてて、その」

    友達A 「風邪っていうけど、毎週風邪ひいてるよね」

    友達B 「どうせ、男連れ込んでやってるんでしょ」

    澪 「……」

    友達A 「じゃあね」

    503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 21:15:59.20
    澪 「私は何も悪くないのに」

    澪 「事件と関わっただけで犯人あつかいだなんて」

    澪 「むしゃくしゃするな。唯の店でも行くか」

    505 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 21:19:45.86
    唯 「いらっしゃいませー」

    オッサン 「どうも、よっこいしょっと」

    唯 「あの、オジサンすみません」

    オッサン 「はい?」

    唯 「このお店、食券買ってもらうんです」

    オッサン 「あっ、ああ、ごめんね。最近、こういう店多いもんね」

    唯 「お願いします」

    バスッ

    唯 「痛いよ、律ちゃん」

    律 「なにオジサン呼ばわりしてんだよ。お客様だろっ」

    唯 「え~、むずかしいよそれ」

    506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 21:23:08.41
    律 「すみませんお客様」

    オッサン 「えっ? ああ、いいよ、いいよ」

    律 「ほら、唯も謝れっ」

    唯 「ええ、すみません」

    オッサン 「あはは、頑張ってね」

    澪 「よう、律」

    律 「澪じゃねえか」

    唯 「澪ちゃん、いらっしゃい」

    バスッ

    律 「お客様だろっ、ばか」

    唯 「ええ、律ちゃんも言ってなかったのに」

    509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 21:27:57.12
    唯 「牛丼定食ですね」

    澪 「大盛り、ツユ、ネギだくね、ご飯少なめで」

    唯 「お客様、大盛りは食券をお願いします。ツユ、ネギだくは当店ではやってません」

    澪 「嘘つけ」

    唯 「えっ」

    澪 「わたしがこの店に慣れてないからって嘘つくな、ネギだくない牛丼屋なんて聞いたことないぞ」

    唯 「でも本当なんです」

    澪 「いいよ、店長呼んできて」

    唯 「いや、でも」

    澪 「おまえみたいなんじゃ、話にならないよ」

    510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 21:33:51.49
    店長 「大変申し訳ございません」

    澪 「なら、まぁ、いいです。今度からちゃんんと張り紙出しといてくださいね」

    店長 「はい、すみません」

    唯 「店長すみません」

    店長 「あ、いいよ、いいよ、気にしなくて。常連でもないし」

    律 「おい、唯、何してんだよ」

    唯 「澪ちゃんが店長呼べって」

    律 「バカかおまえ、おまえの失敗は紹介してやった私の責任にもなるんだぞ」

    唯 「ああ、ごめんね、律ちゃん」

    律 「恩を仇で返す気かよ、さすが元ニートはちがうわ」

    518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 21:44:17.06
    律 「じゃあ、唯、ちゃんと洗いものしとけよ」

    唯 「律ちゃんはどこ行くの」

    律 「ああ、ちょっとね」

    律 「この前の合コンもスカだったよ」

    律 「さすがにこの時期になるとイケメン高学歴はカノジョいるなぁ」

    律 「来年にかけるしかないか、ヤニきらしちゃったよ」

    524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 22:14:25.97
    唯 「ただいま」

    シーン

    唯 「だれもいない、ごはんもない」

    唯 「すごく疲れたよ」

    唯 「おなか空いてるけどもう寝よう」

    zzzzzzzzzzz

    澪 「今日で修学旅行も最終日か」

    紬 「京都ともお別れね」

    律 「おい澪、梓のお土産どうしよっか」

    紬 「そういえば、まだ決まってなかったわね」

    律 「駅でそれらしいもん買っとくか」

    澪 「でも、そんなに時間あるかどうか分からないし」

    紬 「じゃあ、旅館の売店で買っていく?」

    律 「なにがいいんだろうなぁ」



    526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 22:18:49.41
    唯 「ねぇ、見て見て」

    澪 「どうしたんだ」

    唯 「これ買おうよ」

    律 「なんだそれ、ひらがなか」

    紬 「あっ、わかった!」

    律 「そういうことか」

    528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 22:29:39.32
    紬 「け」

    律 「い」

    澪 「お」

    唯 「んであずにゃんがぶ」

    澪 「いいお土産だな」

    紬 「あずさちゃんきっと喜ぶわ」

    530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 22:33:27.67
    律 「おはようございまーす」

    店員 「おい、田井中、ゴミ出しといて」

    律 「ええ、そんなの唯にやらして下さいよ」

    店員 「あいつ今日来てねぇよ」

    律 「はっ?」

    店員 「おまえがいじめすぎたから辞めたんじゃね」

    律 「くそっ、ニートめ」

    534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 22:42:15.39
    唯 「朝が来た。仕事行きたくない」

    唯 「寝よう」

    zzzzzzzzzzzzzzzzz

    唯 「さぁ、はやくトンちゃん買おうよ」

    紬 「待って、唯ちゃん」

    澪 「慌てなくても、カメは逃げないよ」

    唯 「ええ、先に誰かが買うかも知れないよ」

    律 「カメ買う人なんてそんなにいないって」

    唯 「カメじゃないよスッポンだよ、さあ早く行こう」

    536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 22:48:47.19
    唯 「トンちゃん♪ トンちゃん♪」

    澪 「で、どこに売ってたんだトンちゃん」

    唯 「あれ? どこだっけ」

    律 「しゃあない、店員にきいてみようぜ」

    唯 「すみません、トンちゃんはどこですか」

    店員 「 ? 」

    紬 「すみません、カメが買いたいんですけど」

    唯 「カメじゃないよ、スッポンだよ!」

    律 「それは、いいから」

    店員 「ああ、2階の階段登ったところですよ」

    537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 22:54:11.06
    唯 「トンちゃん♪ トンちゃん♪」

    紬 「トンちゃん買えてよかったわね」

    澪 「これで梓も少しは元気になるかな」

    律 「正解はスッポンモドキだったけどな」

    澪 「じゃあ、今日中に設置すませようか」

    539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 22:59:58.17
    紬 「斎藤、ミルク温めていてって言っておいたでしょ」

    斎藤 「しかし、紬お嬢様……その人形はミルクは飲みません」

    紬 「人形? 何、寝ぼけたこと言ってるの! 小麦ちゃんを殺すつもり」

    斎藤 「す、すみません。すぐご用意いたします」

    紬 「待って、今、小麦ちゃん、お漏らししたわ」

    斎藤 「それはお嬢様が紅茶をかけたのでは……」

    紬 「どうして私が小麦ちゃんにそんなことするの? 私が小麦ちゃんを殺したとでもいいたいの?」

    斎藤 「いえ、滅相もございません……」

    紬 「すぐにオムツとってきて」

    斎藤 「はいっ、ただいま」

    542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 23:06:08.95
    澪の部屋

    澪 「月が明るいな、今日は非番じゃないのか」

    澪 「はぁ、セックスしたいなぁ」

    澪 「オナニーでも試してみようかな」

    病室

    憂 (……オネエチャン)

    憂 (おねえちゃん……)

    憂  「お姉ちゃん」

    梓 「ごめんね、憂。お姉ちゃんじゃなくて……」

    549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 23:13:43.70
    憂 「梓ちゃん……無事だったんだ」

    梓 「おはよう、憂、夜だけど」

    憂 「よかったぁ」

    梓 「憂、ごめんね」

    憂 「いいんだよ、誰もわるくなんてないよ」

    梓 「私のせいだよ、私が悪い、ほんとにごめんね」

    憂 「わたしたちまだ高校生だよ」

    梓 「うん」

    憂 「死んだらだめだよ、高校生の葬式って本当に悲しいんだから。葬式屋さんでも泣いちゃうよ」

    梓 「うん……うん」

    憂 「ちょっと疲れたから、寝るね」

    梓 「おやすみ、憂」

    553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 23:20:34.89
    唯 「おはよう! 憂」

    憂 「おはよう、今日は早起きだね」

    唯 「え? いつもどうりだよ。ねぇ、憂ぃ、わたしの髪結んでぇ」

    憂 「どうしたの急に?」

    唯 「3年だし、イメチェンしようかなって」

    憂 「お姉ちゃんは、そのままでいいんだよ」

    唯 「そうかなぁ」

    憂 「ずっと、そのままでいてねお姉ちゃん」

    ガバッ

    唯 「また夢か……3年の思い出全部無くなっちゃった」

    562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 23:29:40.14
    純 (唯先輩だ)「こんにちわ~」

    唯 「見る夢がどんどん無くなっていくよ」

    純 「あれ、聞こえてないのかな、先輩っ」

    唯 「純ちゃん、そのお花どうしたの?」

    純 「憂のお見舞いに持っていくんです、一緒に行きましょ」

    唯 「そういえば、最近病院行ってなかったよ」

    純 「そうなんですか! ダメですよ憂、お姉ちゃんいないとダメなんですから」

    563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 23:38:10.43
    純 「だんだん、春が近づいてきましたね」

    唯 「そうだね、ツボミもふくらんできたし」

    純 「今年もこの土手に桜がいっぱい咲くんでしょうね」

    唯 「うん」

    純 「それで、いっぱい散るんでしょうね」

    唯 「純ちゃんは、いいな」

    純 「そうですか、うれしいです」

    唯 「純ちゃん、輝いてるよ」

    純 「でも、ついこのあいだまで、わたし、先輩たちがキラキラ輝いててうらやましかったんですよ」

    569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 23:45:34.23
    純 「あっという間に病院、着きましたね」

    唯 「中に入ろうか」

    看護師 「平沢さん、大変です」

    純 「どうしたんですか」

    看護師 「憂さんが……どうして、今週来てくれなかったんですか!早く来て下さい」

    唯 「ごめんなさい、すぐ行きます」

    純 「私も行ってもいいですか」

    576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 23:52:53.44
    看護師 「憂さん、意識が戻ったんですよ」

    憂 「お姉ちゃん」

    唯 「憂!」

    憂 「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」

    唯 「憂!憂!うい!」

    純 (よかった)

    唯 「ああああああん、憂ぃいいいいいいい」

    憂 「お姉ちゃん、この冬から泣いてばっかりだよ」

    唯 「よかったよ、憂がいないと、私だめだもん」

    憂 「私もお姉ちゃんがいないと、生きていけないよ」

    唯 「憂は私より先に死んじゃだめだよ」

    憂 「お姉ちゃんも、私より先に死なないで」

    唯 「私たち、死ねないね」

    憂 「そうだねっ」



    579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/22(水) 23:58:17.49
    純 「なんか手紙が枕元にありますよ」

    唯 「あっ、あずにゃんからだ!」

    憂 「私とお姉ちゃん宛てになってる」

    唯 「じゃあ、私が読むね」

    憂 「なんて書いてあるの?」

    唯 「あずにゃん、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんのところへ行くって」

    純 「梓が」

    唯 「体動かすためと、心を休ませるために畑の手伝いするんだって」

    憂 「そっか、梓ちゃんも自分の道を決めたんだ」

    583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 00:05:12.48
    さわ子 「真鍋さん、久しぶりね」

    和 「お久しぶりです。先生」

    さわ子 「大学はどう?」

    和 「はい、毎日新しいことが学べてすごく幸せです」

    さわ子 「同窓会の件、聞かせてもらったわ」

    和 「例の話、上手く行きそうですか?」

    さわ子 「大丈夫、ライブできる会場押さえておいたから」

    594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 00:47:40.22
    和 「田井中さん、久しぶり」

    律 「よお、和元気にしてたか?」

    和 「メール送ったのにどうして返信してくれなかったの?」

    律 「その忘れててさ」

    和 「そう? 3回も送ったんだけど」

    律 「その、なんていうか返信したくなかったんだよ」

    和 「どうして」

    律 「行きたくなくてさ」

    595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 00:50:42.42
    和 「メールでも書いたけど、今回の目玉はあなたたちだから、できれば来てほしいんだけど」

    律 「それは無理だよ」

    和 「用事があるの?」

    律 「そうじゃなくて、みんなどうせ来ないってことだよ」

    和 「確かに、みんな、返信が無かったわね」

    律 「放課後ティータイムは終わったんだ」

    和 「ずっと放課後じゃなかったの?」

    598 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 01:02:07.44
    律 「和は京都の大学行ってるから知らないだろうけど、この1年でいろいろ変ったんだ」

    和 「どういうこと」

    律 「まず今の澪はセックス中毒者だ」

    和 「 ! 」

    律 「ムギは精神病だ」

    律 「梓は殺人未遂のピザ浪人で」

    律 「唯はクズニートなんだ」

    和 「田井中さんは?」

    律 「私はただのデコビッチさ」

    604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 01:11:49.97
    和 「もちろん無理にとは言わないけど、とりあえず一度試したらどうかしら」

    律 「試すって何を」

    和 「放課後ティータイムの再結成よ」

    律 「そんなの、無理に決まってるじゃん」

    和 「そうかもしれないけど、このままの自分も嫌なんでしょ」

    律 「それは、まぁ、そうだけど」

    和 「元には戻らなくても、新しい放課後ティータイムができるかも知れないじゃない」

    律 「……」

    和 「ね?」

    律 「わかったよ――だまされたつもりでやってみるよ」

    605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 01:21:13.23
    梓 「今年最後のライブ、最高でしたね」

    唯 「うん、わたしたち凄かったよね」

    澪 「今日はみんな息ぴったりだったな」

    律 「じゃあ、解散するか」

    紬 「やだ、まだ帰りたくない」

    澪 「ムギ……」

    唯 「じゃあさ、私の家いこう、それで初詣も」

    ハッ

    憂 「お姉ちゃん、起きて」

    唯 「憂、初詣いかなくちゃ」

    憂 「お姉ちゃん、寝ぼけてるの? もう正月はとっくに過ぎたよ」

    唯 「あれ? 夢?」



    606 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 01:27:40.35
    書くのが遅くてすみません これでもコンビニ行く以外はずっとパソコンにいたりします

    やや下痢気味ですが クリスマス前にはぐっど ばいできそうです

    休ませてください 保守してくれるとありがたいです

    635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 09:32:30.21
    保守感謝します けいおん大好きマゾニートです

    律 「よっ、澪、元気だったか?」

    澪 「律こそ、どうなんだよ」

    律 「ま、それなりさ」

    澪 「それなりか、最近バイト増やしたんだって」

    律 「うん、キャバもやってる、それが儲かって仕方なくてさ、すぐスネア買えそうだ」

    澪 「そうなんだ」

    律 「こんどは中古じゃなくて新品を買うぜっ……澪はベースやってんの?」

    澪 「今さら弾く曲なんてないよ、もう」

    律 「でも、どっかに置いてあるんだろ」

    澪 「ああ、ベットの横ににあるよ。毎晩、喘でるとこみられてる」

    律 「そっか、思い出つまったベースだもんな、捨てらんないよな」



    636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 09:37:12.07
    律 「なぁ、同窓会行こうぜ」

    澪 「なんの冗談だよ、それ」

    律 「冗談なんかじゃねぇ、もう一回さ、みんなで演奏しよう」

    澪 「そんな、夢みたいなこと」

    律 「いいじゃん、やってみよ」

    澪 「やめてくれ、私はいやだ」

    637 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 09:40:30.96
    律 「絶対に嫌か」

    澪 「絶対にいやだ」

    律 「でも、このままじゃダメだろ私たち」

    澪 「なんでだよ、おまえらと私を一緒にするな」

    律 「そっか、悪かったよ、今日は帰るわ」

    澪 「悪いけど、そうして」

    律 「でもさ、気が変わったらいつでも連絡してくれよ」

    澪 「そんなこと言っても無駄だ」

    律 「わかってるよ、でも私たちは演奏するから、同窓会、じゃあな」

    638 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 09:46:14.31
    憂 「お姉ちゃん、朝ごはんできたよ」

    唯 「今日は、出し巻きタマゴだね」

    憂 「甘くて美味しいのにしたから」

    唯 「おお、いただきます!」

    憂 「なんだか、今日のお姉ちゃん、幸せそうだね」

    唯 「だって、憂が退院したんだもん」

    憂 「でも、もう3日目だよ」

    唯 「それにね、今日、いい夢みたんだ」

    憂 「どんな夢?」

    唯 「2年のときのライブの夢、『みんな唯のこと大好きだよ』ってステージで言ってもらったんだ」

    憂 「素敵な夢だね、わたしもお姉ちゃんのこと大好きだよ」

    唯 「わたしも憂のこと大好き」

    639 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 09:53:35.30
    律 「おっすムギ久しぶり」

    紬 「ね~むれ~、ね~むれ~、小麦ちゃん♪」

    律 「おい、ムギ聞いてるか」

    紬 「小麦ちゃん、いないない……ばぁ!」

    律 「あの、もしもーし」

    紬 「ママとあとでお散歩しましょうね~」

    律 「同窓会でさ、一緒にライブしようぜ、あの頃みたいにさ」

    紬 「小麦ちゃんはママに似てかわいいでちゅね~」

    律 「……みんなを喜ばしてやろうぜ、な」

    642 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 10:01:34.18
    紬 「小麦ちゃん、絵本よんであげますね」

    律 「もっかいキーボード弾いたらさ、きっと変わることもあるって」

    紬 「むかーし、むかし、あるところに」

    律 「私もいっぱい練習するからさ」

    紬 「おじいさんと、かわいいお母さんがいました」

    律 「……なんだったら新曲とかも作ろうぜ」

    紬 「おじいさんは山へ芝刈りに」

    律 「……おい、ムギ」

    紬 「お母さんは川へ赤ちゃんを流しにいきました」

    律 「演奏してるムギをみたら――こっ、小麦ちゃんも喜ぶから」

    紬 「……」

    律 「……」

    紬 「じゃあ、すぐにキーボードの手入れしなきゃ」

    律 「ムギ……」

    643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 10:06:40.52
    憂 「お姉ちゃん、お昼ねするの?」

    唯 「うん! 夢の続きを見るんだ」

    憂 「そっかあ、どんな夢みたか後で聞かせてね」

    唯 「多分、次は文化祭前に風邪ひいて寝込む夢だよ」

    憂 「どうしてわかるの?」

    唯 「夢の順番、決まってるんだ」

    憂 「え?」

    唯 「どんどん、昔の夢みるんだよ。それでね、どんどん夢が減っていくんだ」

    644 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 10:15:36.14
    友達A 「でさ、やっぱりダイエットに失敗しちゃって」

    友達B 「あはは、らいしね」

    友達A 「鉄アレイどうしよっかな、邪魔でしょうがないよ」

    澪 「あ、あのう」

    友達A 「ナニ?」

    澪 「その鉄アレイ私にくれないか」

    友達B 「は? 勝手に人の話聞かないでよ」

    澪 「ごめん、聞こえたんだ」

    友達A 「いや、てか、うざいから付きまとうのやめろよ、な」

    澪 「だって、私たち友達だろ」

    友達B 「え、やだ、気持ち悪いんだけど」

    友達A 「ほら、明日持ってきてやるから二度と寄ってくんな犯罪者」

    澪 「わっ、私は犯罪者なんかじゃ……」

    友達A 「それでさ」

    友達B 「えっ、なになに」

    646 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 10:26:17.34
    律 「あとは唯と梓か」

    律 「やっぱ、一日じゃ、二人が限界か」

    律 「梓は熊本だし、これからは一日一人だな」

    律 「さあ、最後の仕事に行くとするか」

    律 「今日でこんな仕事きっぱりやめて」

    律 「明日はドラム買って」

    律 「貯金食いつぶしながらバンド三昧してやるぞ」

    647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 10:33:29.96
    梓 「モモちゃん、今からお乳搾るからね」

    牛 「モォー」

    プシャ チュル ジュウ

    梓 「今日もおっぱいがいっぱい、モモちゃんはほんと偉いね」

    牛 「モホォー」

    お婆ちゃん 「梓ちゃん、頼みたいことがあるっちゃけど」

    梓 「ばっちゃん、どないしたと?」

    お婆ちゃん 「牛の子さぁ、生まれたけん、名前ちゃあ、つけてくれんか」

    梓 「せやんね……ユイとかどげん?」

    お婆ちゃん 「ああ、よかよか」

    648 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 10:38:33.92
    律 「あっ、電話だ」

    律 (澪には見栄張ってキャバやってるとか言ったけど)

    律 「はい、サトミでーす、きゃはっ」

    律 (ほんとは私)

    律 「はぁい、今から行きますね。406号室ですね、待っててくださーい」

    律 (デリヘルなんだよね)

    652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 10:52:43.84
    澪 「夜は静かだな」

    澪 「はは、歩いても歩いても」

    澪 「月がついてくるよ」

    澪 「鉄アレイなんて自分で買えばよかったんだよな」

    澪 「なんで、話しかけたりしたんだろ? どこかで、期待、したのかな、私」

    澪 「池にも月が映って綺麗だなぁ」



    653 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 10:56:41.55
    コン コンッ

    律 「お待たせしました」

    キモヲタ 「こっ、こんばんわ~」

    律 (げっ)「お邪魔しまーす」

    キモヲタ 「ぐ、げへっ、ぼっ、ぼっ、」

    律 「……ぼ?」

    キモヲタ 「ぼくぅ、そのどっ、どっ」

    律 「……ど?」

    キモヲタ 「童貞なんですよぉ」

    律 (最終日に凄いの来ちゃったよ)

    654 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 11:01:01.19
    律 「私もこの仕事始めたばっかりなんです、お互い初心者だね」

    律 (キモすぎるぞ、これ)

    キモヲタ 「あの2ちゃんって知ってますん?」

    律 「あー、私もよく使いますよ」

    律 (しかも人の話聞いてねし)

    キモヲタ 「ほほ、ほんとうですか! どこの板に住んでます? やぱvipとか」

    律 「2ちゃんがどうかしたんですか」

    キモヲタ 「いや、2ちゃんでこの店教えてもらって」

    663 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 12:32:43.49
    お婆ちゃん 「ユイにお乳あげんね、梓ちゃん」

    梓 「うん、ほらユイ、ミルクだよ」

    ユイ ゴク ゴク

    お婆ちゃん 「ほんに、よう飲みよるなぁ」

    梓 (ユイの目がキラキラしてる)

    ユイ ゴク ゴク

    梓 「みんなに、会いたい……」

    664 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 12:36:15.70
    律 「じゃあ、シャワー浴びてくるね」

    キモヲタ 「じ、じゃあ、ぼくもっ」

    律 「そういうのは、お、あ、ず、けっ、ですよ」

    キモヲタ 「サトミン、萌えええええ、ぼく待ってるね」

    律 「はーい」

    律 (こんな奴とセックスするなんて死ぬほどやだっ)

    律 (でも、こうでもしないとドラム買えないしな)

    律 (しかた、ねぇか、部長の意地だ)

    666 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 12:39:02.61
    澪 「よし、服の中に鉄アレイも入れた」

    澪 「これで池に飛び込めば、すぐに終わるんだ」

    澪 「こんな私とさよならだ」

    澪 「同窓会……みんな、来るのかな」

    澪 「律」

    澪 「ムギ」

    澪 「梓」

    澪 「唯!」

    667 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 12:46:58.31
    ミョン ミョン ミョン

    唯 「ギー太ぁ」

    ミョン ミョン ミョン

    憂 「カーディガン着ないと風邪ひくよ」

    唯 「憂起きちゃった?」

    憂 「気にしなくていいよ、また夢みたんでしょ」

    唯 「みんなと合宿に行ったんだ」

    唯 「夜にね、あずにゃんにギター教えてもらったんだよ」

    憂 「梓ちゃんも私に嬉しそうに合宿のこと話てくれてたよ」

    唯 「あずにゃんのおかげでギー太、上手く弾けるようになったんだ」

    憂 「梓ちゃん、教えるの上手だもんね」

    唯 「いつもは怖いのに、教えてくれるときは一度も怒らないんだよ、あずにゃんは」

    668 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 12:54:25.54
    キモヲタ 「じゃあ、早速入れようね」

    律 「ちょっと、待って」

    キモヲタ 「えっ」

    律 「まずは、前戯から」

    キモヲタ 「知ってる知ってる、べろチューでしょ」

    律 (やだ、こんな臭そうな口とキスはしたくない)「……」

    キモヲタ 「むちゅううう」

    律 「……はーい、はっむっ、む、む」

    律の口に熱い舌がねじ込まれていく

    律 「あむ、む……む」

    唾液と唾液が混じり合っておかしな味になっていった

    669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 12:58:02.65
    紬 「斎藤、キーボードは用意できたの」

    斎藤 「はい、用意しております」

    紬 「小麦ちゃんの今晩のお世話は、任せたわよ」

    斎藤 「はい、かしこまりました」

    紬 「小麦ちゃん、最近、夜泣きがひどいから、優しくしてあげてね」

    斎藤 「もちろんで、ございます」

    紬 「叩いたりして、殺しちゃだめよ」

    斎藤 「はい」

    670 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:04:06.96
    キモ 「今度は乳首、いいかな」

    律 「えっ、は、はい」

    白くてちいさくてきれいな胸にふくらんだ蕾が食べられてしまう

    律 (あっ、赤ちゃんみたいだ)

    律 「いっ、痛いっ」

    キモ 「ごっ、ごめん」

    律 「同じとこばっかりはダメだ」

    キモ 「じゃあ、もう一個のほうを」

    671 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:10:17.37
    澪 「よし、じゃあ死ぬぞ」

    澪 「死ぬからな……」

    澪 「池に月と私が映ってるよ」

    澪 「そうだよな」

    澪 「私はいつでも死ねるんだ」

    澪 「だから、まだ死ななくてもいいよな」

    澪 「今日は帰ろう、ベース弾こう」

    澪 「同窓会、律にメールする」

    672 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:19:34.38
    皮をかぶったままの熱いそれが、秘部の肉壁をえぐっていく

    キモ 「うっ、ううううおおあああ」

    律 「あん、あっ、ひぃいいの、それっ」

    前後の運動に合わせて、小さなお尻が卑猥な動きをしていた

    キモ 「あれっ、感じちゃったのかな」

    律 (そんなわけねぇよ、こんな下手くそなので……)

    律 (はやく、早く終わってくれ)

    キモ 「生でやりたいよお、生でやりたいよお」

    律 (やばい、電話したほうがいいかな)

    674 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:21:53.11
    紬 「久しぶりのキーボード楽しかったわ、これでよく眠れそう、睡眠薬を持ってきて」

    斎藤 「でしたら、今日は使わないほうがいいのでは」

    紬 「だめよ、あれがないと眠れないもの」

    斎藤 「しかし」

    紬 「いいから、早く持って来なさい」

    斎藤 「はい」

    676 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:30:55.82
    唯 「あずにゃん、今日も来ないね」

    律 「あーん、こんなに練習してるのに」

    澪 「それでも、梓がいつ戻って来てもいいように練習つづけよ」

    紬 「やっと来てくれた新入部員だもの、きっと戻ってくるわ」

    唯 「あずにゃんが戻ってきたら、もっともっと練習しよう!」

    律 「そうだな、じゃあ、もっかいいくか、次は筆ペンな」

    ピンポーン

    唯 「だはっ、誰か来た」

    テテテ

    唯 「はーい、あっ、律ちゃん」

    律 「おはよう、寝てたのか」

    唯 「うん」

    677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:36:02.61
    唯 「律ちゃん、顔色悪いよ」

    律 「ああ、昨日仕事が徹夜だったからな」

    唯 「それ、はやく寝た方がいいよ」

    律 「だいじょーぶっ! なぁ、同窓会行こうぜ」

    唯 「同窓会?」

    律 「みんなで、バンドしようぜ、もう1回」

    唯 「でも律ちゃん、ドラム売ったんじゃあ」

    律 「ほら、30まんだ!」

    唯 「す、すごいよ律ちゃん」

    律 「だろっ」

    678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:39:34.80
    律 「なっ、だからもっかいバンドしようぜ」

    唯 「そうだね、私どうせヒマだし」

    律 「やっぱニートは頼りになるなぁ」

    唯 「えへへ //」

    律 「照れるとこじゃないぞ」

    唯 「それに、ギー太もかわいそうだし」

    679 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:44:22.08
    律 「じゃあ、決まりだな」

    唯 「よし、練習するよ」

    律 「曲目も分かり次第メールするから」

    唯 「じゃあ、私の新しいアドレス教えるね」

    律 「じゃあ、またな」

    唯 「律ちゃん、さっきからずっと鼻水でてるよ」

    律 「なんか風邪が全然治らなくてさ、大したことないんだけど」

    唯 「ちゃんとごはん食べなきゃだめだよ」

    律 「唯も風邪、気をつけろよ、前みたいなことないようにな」

    682 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:50:40.17
    律 「ドラムセットも買ったし、これでなんとかなりそうだ」

    ブーブーブー

    律 「澪からメールか」

    律 「澪も参加するっ」

    律 「やった……やっぱり」

    律 「これ夢じゃないんだよなっ」

    687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 13:55:01.60
    唯 「憂おかわっ」

    憂 「はい、はい、ちょっと待っててね」

    ガツ ガツ ガツ

    憂 「最近、食欲あるね、お姉ちゃん」

    唯 「うんっ」

    ガツ ガツ ガツ

    憂 「あんまり急いで食べちゃダメだよ」

    唯 「今までニートで、時間なんて余ってしかたなかったけど」

    ガツ ガツ ガツ

    唯 「今は一分、一秒が大切に思えるんだ」

    691 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 14:01:04.02
    憂 「今日はみんなで集まってセッションする日だね」

    唯 「ムギちゃんの家に行くんだ」

    憂 「気をつけて行って来てね」

    唯 「ジングールベール♪ シングールベール♪」

    憂 「もうすぐ春だよ、もう」

    唯 「えー、だってクリスマス会の夢みたんだもん、あったか、あったか」

    憂 「あったか、あったか、だね、いってらっしゃい」

    692 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 14:04:31.81
    律 「ようし、じゃあ早速っ」

    紬 「お茶にしましょ~う」

    唯 「わ~い」

    澪 「やっぱり、それか、ほんと何も変わってないな」

    唯 「澪ちゃんだって、ケーキ食べたいくせにぃ」

    紬 「くせにぃ~」

    澪 「まっ、まあ、みんながそういうなら、私も別にいいけど」

    律 「澪ちゅわんは素直じゃないでちゅねっ」

    バシンッ

    律 「痛っ」

    694 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 14:09:16.20
    律 「痛いけど、懐かしいな」

    唯 「律ちゃん、泣いてるよ」

    律 「こ、これは澪が強く叩きすぎるから……その」

    澪 「久しぶりなんだ、うれしすぎて加減なんて分からないよ」

    唯 「あっ、澪ちゃんまで泣いてるよ」

    紬 「うん……うん……うん」

    澪 「それなら、唯もムギだって」

    紬 「お茶にしましょ、お茶にしましょ」

    律 「そうだな……相談したいこともあるし」



    696 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 14:13:12.54
    唯 「やっぱりムギちゃんのケーキ美味しいね」

    紬 「お茶もケーキも、おかわりいくらでもあるわよ」

    澪 「唯はお菓子につられて軽音部に入ったんだよな」

    唯 「そんなことないよ、みんなの演奏に感動したんだよ」

    律 「みんな、落ちついたところで相談なんだけど」

    律 「梓とまだ連絡が取れてなくてさ」

    唯澪紬 「……」

    698 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 14:17:26.63
    律 「それで相談なんだけど、みんなで梓を迎えに行かないか」

    唯澪紬 「……」

    律 「憂ちゃんも連れてさ、やっぱりそれしかないと思うんだ」

    唯 「そうだよね、あずにゃんいないと寂しいもん」

    紬 「やっぱり梓ちゃんがいないと」

    澪 「梓がいてはじめて放課後ティータイムだもんな」

    律 「それで作戦があるんだけど……」

    700 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 14:33:40.11
    急に体が冷えてまずいです 今日、完結させたいのに
    布団にくるまってきます

    714 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 16:45:44.19
    ご飯食べたら元気になりました まともに食べてなかったのが悪かった

    梓 「ふぅ、今日もよく働いた、体型もだいぶ戻ってきたし」

    お婆ちゃん 「梓ちゃん、もっぺんモモに干草やってきくれんか」

    梓 「ばっちゃん、草ならさっきあげたとよ」

    お婆ちゃん 「ええから、な」

    梓 (どういうことなんだろ?とりあえず、牛舎行ってみよ)

    梓 「あれ、扉のところの電燈がついてる」

    梓 「むったん!?」


    715 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 16:50:40.81
    梓 「家に置いてきたはずなのに」

    律 「わん、ツウ」

    ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪♪ ♪ ♪

    唯 「ふでぺ~ん、ふっ、ふぅ」

    澪 「ふるえ~る、ふっ、ふっ」

    唯澪 「はじめーて、きみへえの、ぐりぃってぃんか~」

    デッテーン テテテッ

    梓 「先輩方……」


    716 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 16:52:20.67
    律 「迎えに来たぜ梓」

    唯 「帰ろう、あずにゃん」

    紬 「一緒に演奏しましょう」

    澪 「梓、おかえり」

    梓 「……はいっ」

    律 「これで放課後ティータイム復活だな」

    717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:00:03.31
    唯 「ふふん、へへへへ」

    憂 「思い出し笑いなんかしてどうしたの?」

    唯 「今日、夢でさぁ、文化祭の澪ちゃんがステージでこけて、ぐふふっ」

    憂 「澪さん、無様だったよね」

    唯 「ふでぺ~ん、ふっ、ふぅ」

    憂 「今日、同窓会でしょ。楽しみだね」

    唯 「うん、憂もおいでよぉ」

    憂 「だめだよ、私は同窓生じゃないんだから」

    唯 「でも、あずにゃんは来るよ」

    憂 「梓ちゃんがうらやましいな」

    719 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:07:12.05
    唯 「みんな~、遅れてごめ~ん」

    澪 「遅いぞ、唯」

    律 「ニートだからって、時間感覚なさすぎだ」

    梓 「もとからそうでしたけどね」

    唯 「ごめん、ごめん」

    和 「みんな、ライブはじまるわよ、ライトの影にスタンバイしておいてね」

    唯澪律紬梓 「はいっ!」

    720 名前:忘れてたorz[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:13:45.16
    和 「それではみなさん、お待たせしました」

    唯 「いよいよだね」

    和 「放課後ティータイムの演奏です」

    澪 「どうしよう、なんか緊張してきた」

    律 「大丈夫だよ、もう昔の澪じゃないんだし」

    和 「どうぞ、舞台に上がってください」





    721 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:17:48.57
    律 「いい演奏だったな」

    梓 「みんな、喜んでましたね」

    紬 「私、昔のこと思い出しちゃった」

    澪 「ほんと、久しぶりに楽しかったよ」

    唯 「わかったよ、みんな」

    澪 「うん?」

    律 「何がだ?」

    唯 「わたし、みんなのこと大嫌いだよ」

    723 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:22:01.69
    唯 「昔のこと思い出して、わかったんだ。みんな、もう昔とは全然ちがうって」

    律 「そうだな」

    澪 「私ももうこりごりだ」

    梓 「昔のことなんて思い出したくないです」

    紬 「私ももう二度と演奏なんてしたくない」

    律 「自分をだまして我慢するのもここまでだな」

    724 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:25:54.19
    紬 「あっ、そうだ」

    律 「どうしたムギ?」

    紬 「今度はみんなでお花見しましょう」

    澪 「もうすぐ桜も咲くし、いいんじゃないか」

    唯 「お団子、お花見ぃ」

    律 「また食べ物かよ、こいつは」

    唯 「え~、うるさいよ、律ちゃん」

    紬 「じゃあ、決まりね」

    727 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:29:09.75
    律 「じゃあそれまではメールも電話も一切しないでくれよ」

    梓 「私も願い下げです」

    唯 「私も」

    紬 「私も」

    澪 「じゃあ、私も」

    律 「今日はもう顔見あきたから帰ろうぜ」

    梓 「これ以上、同じ空気は吸えませんしね」

    729 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:33:00.22
    澪 「ただいま」

    シーン

    澪 「って、誰もいるわけないよな、あはは」

    澪 「真っ暗でさびしい部屋だな」

    澪 「でも単位がある分唯よりはマシだよな」

    ブーブーブー

    澪 「あっ、彼から電話だ」

    730 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:35:43.97
    澪 「どうしたの?」

    彼 「もう決めた?」

    澪 「……うん」

    彼 「どうするの」

    澪 「おろすよ」

    彼 「そっか、病院ついていこうか」

    澪 「なんで、そんなこと言うんだよ」

    彼 「えっ」

    733 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 17:40:44.22
    澪 「なんでそんな言い方になるんだよ」

    彼 「いや、だって」

    澪 「私のこと愛してるって言ったのに」

    彼 「……」

    澪 「ひどい、私、本気で信じてたのに」

    彼 「じゃあ、別れよ」

    澪 「えっ?」

    彼 「別れようよ」

    737 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:03:30.13
    澪 「そうしてそうなるんだよ」

    彼 「一緒にいてもお互いよくない」

    澪 「そういう意味じゃないんだ」

    彼 「オレのこと信用できないんだろ」

    澪 「そんなこと言ってほしくない」

    彼 「別れようよ、もう」

    澪 「ごめん、私が言い方間違ってた、許して」

    彼 「許すもなにも」

    澪 「お願い、許して」

    彼 「もう、無理だよ」



    741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:17:08.50
    律 「げふ、ああ、喉痛い」

    律 「また、風邪かなぁ、こんどは熱もあるみたいだし」

    律 「ここのところ全然バイトにも行けてないよ」

    律 「貯金も無くなってきたし、どうしよ」

    律 「とりあえず、病院代は高いからな、家で直そう」

    律 「ひとりで風邪ひくって、寂しいなぁ」

    744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:22:19.97
    紬 「ねぇ、斎藤」

    斎藤 「どうかいたしましたか」

    紬 「小麦ちゃんはなんで言葉を覚えないのかしら」

    斎藤 「……」

    紬 「生きてないからよね」

    紬 「知ってたけど」

    745 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:25:50.05
    憂 「お姉ちゃん、どうだった?」

    唯 「また、ダメだったよ」

    憂 「デモテープ受け取ってもらえた?」

    唯 「テープごと帰ってきた」

    憂 「聞いてくれればお姉ちゃんのギター、レコード会社の人も分かってくれると思うんだけど」

    唯 「……」

    憂 「こんどは一緒にレコード会社行こっか」

    唯 「ねぇ、憂。わたし、才能ないのかな」

    747 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:33:53.72
    唯 「結局、私の人生ってなんだったんだろ」

    唯 「中途半端な才能でのらりくらりと生きてきて」

    唯 「大した考えもなしに大学やめて」

    唯 「みんなに迷惑ばっかりかけて」

    唯 「もうこの先、どうしようもないよ」

    唯 「なんで、生きてるんだろう」

    749 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:41:37.10
    梓 「安定した人生って幸せなんですかね」

    梓 「いい大学入って、安定した人生送って」

    梓 「死ぬために生きてるみたいですね」

    梓 「回り道のない人生なんてつまらないですね」

    梓 「死ねばみんな忘れられます」

    梓 「でも、人生の回り道も悲惨ですね」

    梓 「他人を傷つけて一生後悔しないといけません」

    751 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:50:06.41
    律 「お金ってすごいよな」

    律 「たった一万円でも、お金を払う人間は偉そうにしてよくて」

    律 「お金をもらう側はぺこぺこしないといけない」

    律 「お金を払えば、人の気持ちなんかどうでもよくて」

    律 「お金が無いのはほんとに不幸」

    律 「病院もいけない、なにもできない」

    律 「じゃあお金があれば幸せなのか」

    律 「お金はそんなに偉いのか」

    753 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:55:52.27
    澪 「男と女が愛し合うって」

    澪 「あんなの、おとぎの国の嘘じゃないかな」

    澪 「みんな、どこかに欠点があって」

    澪 「だんだん好きじゃなくなっていくよね」

    澪 「しあわせそうなカップルも、きっとどこかで相手を嫌ってる」

    澪 「人間って人間が嫌いだと思うよ」

    澪 「ただ、結婚っていう習慣があるから結婚してるだけだよ」

    澪 「愛なんてないよ」

    755 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:03:23.06
    憂 「お姉ちゃん、明日はお花見だね」

    唯 「うん、楽しみだよ」

    憂 「みんな、嫌いだけど楽しみだね」

    唯 「昔のこと、思い出せるもん、すごく苦痛だけど」

    憂 「ほかの人たちもわたしたちのことみて思い出すのかな」

    唯 「きっと、生きてれば、十年後、二十年後でも思い出すよ」

    憂 「きっと、すごく苦痛だろうね」

    唯 「今の自分とあのときの自分を比べて苦しむだろうね」

    唯 「でも人間、思い出さずにはいられないんだよ」

    758 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:09:45.42
    憂 「おねえちゃん、今日はお花見だね」

    憂 「お弁当持っていこう」

    唯 「正夢だよ!」

    憂 「夢に出たの?」

    唯 「ほらギー太を買うためにみんなにバイトしてもらったでしょ」

    憂 「あっ、一年のときの」

    唯 「そうそう」

    憂 「今日は桜が満開だね」

    765 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:18:38.29
    憂 「みなさんお待たせしました」

    澪 「やあ」

    律 「よっ」

    紬 「こんにちわ」

    梓 「どうもです」

    唯 「……」

    768 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:19:58.82
    律 「……」

    澪 「……」

    紬 「……」

    梓 「……」

    憂 「……」

    唯 「……」

    律 「誰か、なんか言えよ」

    771 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:22:16.63
    澪 「ほんとは憎まれ口でも言うつもりだったんだけど」

    梓 「言うだけ、無駄ですよね」

    唯 「疲れるだけだし」

    紬 「話しなんて聞きたくないもの」

    憂 「黙って、昔のことを思い出しましょ」

    772 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:24:33.87
    憂 「じゃあ、帰りましょうか」

    唯 「じゃあね」

    澪 「結局黙って、食べてただけだけど」

    梓 「美味しかったですね」

    紬 「桜も綺麗だったし」

    唯 「空も青かったしね」

    律 「言うことないな」

    774 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:29:36.96
    律 「聡からメールだ」

    律 「仕送り増やしてくれないのかよ」

    律 「もういいや、別に」

    律 「きょは風が気持ちいいな」

    律 「鉄橋のぼってさっさと死のうか」

    律 「じゃあな、みんな、お先に失礼するよ」

    775 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:31:54.56
    紬 「久しぶりの太陽の匂い、気持ちよかったわ」

    紬 「ようは、ぐっすり眠れそう」

    紬 「そうだ、きょうは睡眠薬を多めに飲みましょう」

    紬 「たくさん歩いて、疲れたもの」

    紬 「そろそろ、少し、休憩させてもらうわ」

    紬 「おやすみなさい」

    778 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:34:45.18
    澪 「鉄アレイどこにしまったっけ」

    澪 「あっ、あったあった」

    澪 「これでやっと死ねる」

    澪 「楽になった。楽になった」

    781 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:44:21.69
    梓 「死にたいけど」

    梓 「怖くて死ねない」

    梓 「この前、飛び降りたとき痛かったもん」

    梓 「10代だと体は生きようとするから苦しいんだよね」

    梓 「誰かいい方法しらないかな」

    カタカタカタッ

    梓 「自殺ちゃんねる……これだ!」

    カタカタカタッ

    梓 「タイヤで自殺するのが楽そうだ」

    784 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:51:37.64
    唯 「憂、今日もいい天気だね」

    憂 「うん」

    唯 「じゃあ、キスしよっか」

    憂 「うん……//」

    唯 「なんだか照れるね //」

    憂 「まばたきが合図だからねっ」

    唯 「そんなのなくても分かるよ、姉妹だもん」

    憂 「でも、一緒に噛み切らないと //」

    唯 「じゃあ、舌入れるね」

    憂 コクリ「あっ、う……う、うっ、うっ」

    唯 憂 (せーのっ!)

    788 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 19:55:53.71
    唯 「行ってきまーす」

    私の名前は平沢唯、今日から高校1年生です

    憂 「お姉ちゃん、もう行くの?」

    なんだかこれから素敵なことが待ってる気がします

    唯 「あれっ、こんなところに桜咲いてたっけ?」

    唯 「しかも6本も」

    唯 「花びら、どんどん散ってるよ」

    唯 「じゃあね、花びらともお別れだね」

    唯 「ぐっど ばい」

    ~おわり~

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過去の名作たち

みお「りっちゃんはだいじなおともだちです」
かきふらい「え? けいおん!の続編を書けですって?」
唯「和ーナビ!」
  1. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/24(金) 14:10:43 URL [ 編集 ]
    なんだこの気持ち 
    最後鬱展開じゃなければ最高なのに
  2. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/24(金) 15:19:10 URL [ 編集 ]
    救いがねえ…
  3. 名前: 名無しさん@ニュース2ちゃん ◆- 2010/12/24(金) 16:27:04 URL [ 編集 ]
    ヘヴィにも程がある


  4. 名前:   ◆- 2010/12/24(金) 16:51:33 URL [ 編集 ]
    みんな二十歳にもならないうちにクズすぎワロタwwwwww


    ワロタ・・・・・・
  5. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/24(金) 21:02:58 URL [ 編集 ]
    最後まで諦めず生にしがみつく吉良吉影を見習え!
  6. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/25(土) 01:00:49 URL [ 編集 ]
    純の東工大と殺人未遂のピザ浪人に笑った
  7. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/25(土) 12:55:21 URL [ 編集 ]
    聖夜になんてもん見せてくれたんだよ
  8. 名前: ◆- 2010/12/26(日) 01:37:26 URL [ 編集 ]
    なにこれ
    恐ろしく気が重くなった
    憂以外頭おかしくなってるし
  9. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2010/12/26(日) 22:14:54 URL [ 編集 ]
    なっげー
  10. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/03(月) 21:39:44 URL [ 編集 ]
    (´・ω・`)
  11. 名前: けいおん!中毒 ◆- 2011/01/18(火) 19:02:12 URL [ 編集 ]
    これ続きあるんだよなそっちも載せて欲しかった
  12. 名前: AA ◆- 2011/02/01(火) 01:51:53 URL [ 編集 ]
    話が生々しすぎるんだよ……けいおんでやるとみちゃうからやめてくれ

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